第6回「翠扇会」
更新日:2018年3月1日
- 日時 平成30年1月16日(火曜日) 午前10時から11時まで
- 会場 高松市花園コミュニティセンター
- 参加者 15名
今回、「翠扇会」の皆様方と、平成29年度第6回「市長まちかどトーク」を開催しました。
「翠扇会」は、ふるさとの民踊を踊り継ごうと、昭和55年9月に設立され、これまで「さぬき民踊まつり」や「さぬき満月まつり」、「高松まつり総おどり」などに出演し、伝統文化の継承に取り組まれております。
今回は、ふるさとの民踊の普及啓発やふるさとの民踊を活用した屋島の活性化などについて、活発に意見交換が行われました。
ふるさとの民踊の普及啓発について
私たちは、38年間ふるさとの民踊を踊り、いろいろなイベントに参加し、PRをしている。中でも、「正調一合まいた」や「讃岐うどん音頭」は、香川県民、高松市民であれば誰もが踊れるように普及させたいと強く思っており、以下の点についてお聞きしたい。
まず、「正調一合まいた」や「讃岐うどん音頭」の普及について、各小学校の運動会などで踊ってもらうことはできないのか。学年を決めて毎年続けて踊れば段々と普及できる。また、子どもの頃から踊ることで、大人になっても忘れることはない。小学校へお願いするには、どのような手続きをすればよいのか。
讃岐に伝わる伝統的な民踊あるいは、新しい踊りも含めて、次の世代に伝えていくことは大事なことである。私自身、子どもの頃に盆踊りで「正調一合まいた」を踊り、独特な歌詞を「一合まいた」から「九合まいた」まで覚えていた。子どもであれば少し教えてもらえば踊れるようになるので、子どもの頃に踊る機会を持つというのは非常に大事なことである。
小学校への依頼については、運動会の内容は、各学校に決定権があり、学校長の判断となるが、まずは、受付窓口である学校教育課に事前にお問い合わせいただきたい。
次に、最近、各コミュニティ協議会の活動が活発に行われている。花園では、文化祭の最後に花園音頭を輪になって踊っている。そこで、各コミュニティ協議会の文化祭や夏まつりで「正調一合まいた」や「讃岐うどん音頭」を踊れる機会をつくれば、ここでも普及することができるのではないか。
本市では、44の地域コミュニティ協議会がある。地域の絆や人と人とのつながりが希薄化する中、地域活動を盛り上げるために地域コミュニティ協議会を中心とした自主的・主体的な地域の活性化が行われている。コミュニティ協議会自体の権限も強くなってきているので、コミュニティ協議会を運営している人達に文化祭で輪踊りをするのであれば、「正調一合まいた」や「讃岐うどん音頭」を取り入れるよう働きかけをしてみていただきたい。
屋島の活性化・賑わいに、ふるさとの民踊を活用してはどうか
まず、さぬき満月会実行委員会が「さぬき満月まつり」を毎年7月、第4土曜日に屋島山上、県木園集いの広場で開催しており、13年となる。このまつりで、午後7時ごろには、参加者(出演団体)約100人が「正調一合まいた」を高砂会の生演奏で約20分間、輪踊りをしている。高松市長も輪の中に入り、一緒に踊っていただいており、近年では、子供たちが増えて輪を上手につくり、昔ながらの盆踊りを踊るという風景となってきた。
もともと屋島山上で盆踊り大会があり、各地域の人が大会に参加して優勝旗をもらって帰っていたようだが、この原点をもう一度再現させ、各地域代表の「正調一合まいた」大会を開催してはどうか。その際には、市長賞などを出してはどうか。
「正調一合まいた」は、屋島の満月まつりで復活し、高松まつりの前夜祭でも復活した。継続することで少しずつ踊りの輪が広がっており、子どもたちも踊れるようになってきている。
このようなことを続けながら少しずつ「正調一合まいた」を広めていきたい。市長賞を出したり、団体戦を行うなどやり方はいろいろあると思うが、まずは、今やっているものをもう少し盛り上げてから検討していきたい。
次に、この度、「屋島山上拠点施設」が31年度中に完成することが発表された。基本方針の中で来訪者が休息し、くつろぎ、癒される空間を有する施設であり、配置計画の中で研修や交流イベント開催などの多目的利用ができることから、「多目的ホール」で、常に映像を流してPRをしてはどうか。
例えば、映像で「正調一合まいた」や「讃岐うどん音頭」、「源平音頭」など、屋島に伝わる踊りを披露し、そして、多目的ホールで月1回、土曜日又は、日曜日に当番制にして各団体の皆様に指導とPRに御協力いただき、屋島の活性化に役立ててはどうか。
屋島山上拠点施設は、水族館の隣接地の空き地を活用し、屋島を紹介したり、展望に利便性の高い施設をつくりたいということで、現在、実施設計中であり、来年度から着工する予定である。
回廊型の建物となっており、回廊の中には会議室などをつくる予定であり、また、中央の空間では、輪踊りができるくらいのスペースがある。御提案いただいている「正調一合まいた」や「讃岐うどん音頭」などのPR映像や民踊のイベント活動なども含め、いろいろな使い方ができると思うので、皆様からアイデアをいただきながら、より有効なものにしていきたいと思っている。
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