ロビー展「写真がつなぐ高松の過去と未来 -古写真収集事業の成果から-」

高松市歴史資料館では、ロビー展「写真がつなぐ高松の過去と未来 -古写真収集事業の成果から-」を開催します。

懐かしい景色、昔好きだった食堂のにおい、私たちの過去の記憶は、何かをきっかけに突然に蘇ってきます。例えば、古い写真を見ると、それとともに当時の暮らしやその時の思い出が鮮明となります。
　
当館では、明治から昭和時代の高松市域で撮影された写真を長く保存・活用していくため、令和5年5月より古写真収集事業を開始しました。第一弾の募集テーマを「高松市域の商店街」として、市内各地の商店街の古写真の収集を呼びかけました。現在も収集事業は継続していますが、本ロビー展では、およそ1年かけて収集した古写真を速報的に紹介します。
　
本ロビー展では、主要テーマとした高松市域の商店街の写真をエピソード等とあわせて展示するとともに、市民の皆様がこの事業に関心を持っていただいたことがきっかけとなり提供してくださったその他の写真も紹介します。写真には、写り込んだ人物や建物など、よく観察すると見えてくる多くの情報が含まれています。私たちが知らなかった高松の魅力を知るきっかけになるかもしれません。
　
本ロビー展をとおして、高松の歩みを知っていただくとともに、高松の歴史を未来へとつないでいく当館の取組についても興味を持っていただけましたら幸いです。
　

主な展示資料（写真　計18点）
・高松市域の商店街　7点
・屋島ドライブウェイの建設工事　4点
・高松飛行場の様子　4点
・東京オリンピック聖火リレー　2点
・高松藩に仕えた家系にまつわる古写真　1点