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木造毘沙門天立像

更新日:2019年1月21日

彫刻

指定区分  重要文化財

指定年月日 昭和16年11月6日

所在地   香西寺(高松市香西西町211)

解説
 毘沙門天(びしゃもんてん)は身に革甲(かわよろい)や胯(こ)をつけ、左手に塔をのせ右手に鉾(ほこ)を持つ。足に脛甲(けいこう)をつけて沓(くつ)をはき、岩坐(いわざ)の上に伏した邪鬼(じゃき)の上に立っている。身の丈101センチの檜(ひのき)の一木造りで、彩色のあとが遺(のこ)っている。このお姿から、遠い中央アジアの西域風の凛々(りり)しい武将の姿が想像されてくる。
 お顔は重厚さの中に穏やかさを秘め、甲(よろい)の下の衣の袖は静かにたれ、腰を少し左にひねり自然な姿で立っている。きびしい貞観彫刻から穏やかな藤原彫刻に移りゆく藤原前期の特徴がうかがわれる。
 奈良時代の四天王信仰から平安時代になると、多聞天(たもんてん)が独立して毘沙門天の尊称で武の神、富貴栄祿の神として、庶民の信仰は広まった。当時の讃岐の庶民信仰が想像される。毘沙門天は、当寺の前身である奈良時代に建立された勝賀寺の奥の堂から移されたものであろう。
~ 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 ~

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