太陽光採光システム「ひまわり」
更新日:2020年11月4日
番町地下広場(光の広場)には太陽光採光システム「ひまわり」を導入しています
中央通りの番町交差点は、幹線道路が集中する交通拠点で、中央公園や市営駐車場に隣接しています。また、歩行者や自転車の通行量も多い交差点であることから、国では、昭和62年から平成2年にかけて「クリエイティブ高松 中央通りプロムナード事業」として電線類の地中化や、快適安全な横断通行のできる地下広場の整備を行っています。この整備事業は高松市市制施行100周年記念事業の1つでもあり、壁画とモニュメントを設置し、愛称「光の広場」として、市民から愛される地下広場となっています。
そして、平成2年に「光のモニュメント」として寄贈された「ひまわり」は、太陽の自然光を地下に採り入れ、「光の広場」をその愛称どおり、隅々まで明るく、ソフトに照らしています。
太陽光採光システム「ひまわり」について
太陽光採光システム「ひまわり」とは、屋外に設置した集光機で太陽の光を集め、集めた太陽光を専用の石英ガラス製光ファイバケーブルを使って照射希望の場所まで運び、専用の照射器具から 太陽の光を照射する、環境にやさしい集光システムです。
太陽は日の出から日没まで刻々とその位置が変わりますが、「ひまわり」は集光部のレンズ面が常に太陽光と正対するよう自動でコントロールされていますので、天窓や鏡を利用するシステムのように部屋の位置や窓の方位、太陽高度による影響がなく、安定した採光が可能になります。
また、「ひまわり」はすべて自動運転であることから操作の必要がなく、省エネルギー設計となっていることから、他都市においても地下施設等に取り入れている事例があり、公共施設だけでなく商業ビルや住宅など、大規模施設から一般家庭まで、さまざまな場所、用途で利用されています。
お問い合わせ
このページは都市計画課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎9階
電話:087-839-2455
ファクス:087-839-2452