安全で安心なまちづくり

近年、社会的モラルの低下や住民の連帯意識の希薄化などを背景に、街頭犯罪などの発生件数が急増しています。このような現状を踏まえ、高松市では、犯罪の未然防止や、犯罪などを発生させない環境づくりを推進し、市民のみなさんが安全に安心して暮らせるまちづくりに取り組むため、平成15年9月に「高松市安全で安心なまちづくり条例」を施行しました。

この条例は、市民・事業者・市がそれぞれの役割、責務を認識し、自らの地域は自らで守るという基本認識のもとに、互いが連携・協働して、「犯罪」や「事故」など市民生活に悪影響を及ぼすような不安・脅威・危険などを未然に防止することを目的として、市民が安全に安心して暮らせるまちづくりの実現を図ることを定めたものです。

安全で安心なまちづくりを推進するための施策その他安全で安心なまちづくりに関する事項について協議します。

防犯灯や防犯カメラの設置及び維持管理費に対して、地域団体（コミュニティ協議会、連合自治会、単位自治会）へ助成金を交付し、地域の防犯活動を支援しています。

市民の自己防犯意識の高揚、青少年の健全育成、風俗環境の浄化等に努めるとともに、犯罪や事故のない安全で明るい社会を作るため、防犯協会の実施する防犯活動事業等に対し、助成を行っています。

犯罪被害に遭われた方やそのご家族が、一日でも早く平穏な生活を取り戻せるよう、関係機関と連携して支援を行っています。

犯罪被害者等に対し、香川県警察と連携して、被害に遭われたことにより発生する行政手続き等をくらし安全安心課が、個人情報の保護を徹底した上で、ワンストップで受付業務を行います。

香川県警察、市営住宅課と連携して、犯罪被害者等の居住の安定を図ります。

自動販売機の売り上げの一部が被害者支援活動に役立てられます。

公益社団法人かがわ被害者支援センターにより、「犯罪被害者週間」（11月25日～12月1日）を啓発するためのパネル展を実施しています。

犯罪被害者及びその家族に対する効果的な相談・支援活動のため、公益社団法人かがわ被害者支援センターへ負担金を支出しています。

暴力団員等からの不当行為の防止と被害の救済を図るため、公益財団法人香川暴力追放運動推進センターへ負担金を支出しています。