南部クリーンセンターについて
更新日:2024年10月1日
施設のあらまし
南部クリーンセンターは、万全の環境対策のもとにごみ処理を行うごみ処理施設、ごみの中から再生可能な資源を選別し、回収する廃棄物再生利用施設、そして楽しみながら環境問題について学べる管理棟・エコホタルの3つの施設から構成されています。
地球環境の保全に配慮した循環型のごみ処理を推進し、快適な生活環境づくりに努めています。
処理をしているごみの種類
- 燃やせるごみ・・・・・・ごみ処理施設で溶融処理をしています。
- 缶・びん・ペットボトル・・・・・・廃棄物再生利用施設で選別・梱包をしています。
- プラスチック製容器包装・・・・・・廃棄物再生利用施設で選別・梱包をしています。
- 紙・布・・・・・・・・・廃棄物再生利用施設で選別・梱包をしています。
- 破砕ごみ・・・・・・・・廃棄物再生利用施設で小さく破砕して、鉄とアルミニウムを回収しています。
- 粗大ごみ・・・・・・・・廃棄物再生利用施設のプラットホームで選別した後、破砕処理するか、又は燃えるものは小さくしてごみ処理施設で溶融処理しています。また、自己搬入された家具類でまだまだ使えそうなものは、簡易修理・清掃を行い当センターにて展示し、抽選でお譲りしています。
施設の概要
ごみ処理施設(燃やせるごみ)
ここでは「生ごみ」や「紙くず」など燃えるごみを処理するところです。
1日の処理能力・・・24時間で300トン(24時間当たり100トン×3炉)
炉形式・・・流動床炉型ガス化溶融炉
発電設備・・・1時間当たり2,800キロワット
建築面積・・・約6,800平方メートル
竣工・・・平成16年3月
規制値(大気汚染防止法及び地元協定による)
排ガス関係
ばいじん・・・・・・・・1ノルマル流量当たり0.01グラム以下
硫黄酸化物・・・・・・・15ピーピーエム以下
窒素酸化物・・・・・・・50ピーピーエム以下
塩化水素・・・・・・・・25ピーピーエム以下
ダイオキシン類・・・・・1ノルマル流量当たり0.05ナノグラム-毒性等量以下
一酸化炭素・・・・・・・30ピーピーエム以下
ダイオキシン類総排出量・・・・・・・ごみ1トン当たり 1マイクログラム-毒性等量以下
廃棄物再生利用施設
ここでは「缶・ビン・ペットボトル」、「プラスチック製容器包装」、「紙・布」や「粗大・破砕ごみ」に分けて集められたごみを資源として再利用するために、もっと細かく分けて、民間会社等の各リサイクル施設に運びやすいようにまとめます。
「粗大・破砕ごみ」は細かく砕いてから鉄とアルミニウムを回収します。
最終的に残ったもので、燃やせるものはごみ処理施設へ、その他のものは埋立処分します。
1日の処理能力・・・破砕系統 5時間で35トン、 選別系統 5時間で35トン
建築面積・・・約5,600平方メートル
竣工・・・平成15年3月
管理棟
管理棟は、「ホタルの里」でも有名な地域を生かし、ウミホタルのような美しいイメージとエコ(環境)とを組み合わせ、愛称「エコホタル」と呼ばれ、環境学習の活動拠点として広く市民に親しまれています。
埋立処分地について
南部クリーンセンターに隣接して、埋立処分地(最終処分場)があります。ここでは西部クリーンセンターの焼却灰を埋め立てています。そこから出てくる汚水(浸出水)は周辺の河川の環境を守るため、処理をして主に工場内再生水として利用してします。(その他は公共下水道へ放流しています。)
管理・運営について
効率的な運営を目指し、管理・運営の全てを民間会社へ14年間長期一括の委託契約を結んでいます。
管理運営業務受託事業者は高松環境テクノロジー株式会社、期間は平成31年4月1日から令和15年3月31日までです。
南部クリーンセンターの詳細について(一般用パンフレット)(PDF:4,669KB)
南部クリーンセンターの詳細について(子供用パンフレット)(PDF:6,543KB)
南部クリーンセンターへのアクセス
関連リンク
高松環境テクノロジー株式会社【南部クリーンセンター管理運営業務受託事業者】(外部サイト)
(ガラスびんやペットボトル、プラスチック製容器包装はどのようにリサイクルされるのか?リサイクルに関する様々な資料が掲載されています。)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
お問い合わせ
このページは南部クリーンセンターが担当しています。
〒761-1503 高松市塩江町安原下第3号2084番地1
電話:087-890-2190
ファクス:087-890-2191
