BSEスクリーニング検査の流れ
更新日:2018年3月1日
BSEのスクリーニング検査(エライザ法)
1.検体の採取
牛の延髄を採材します。
延髄採材
採取した延髄
2.前処理
ホモジナイザーで採取した延髄を破砕した後、タンパク分解酵素で正常プリオンを分解します。BSEの原因となる異常プリオンは分解されません。
次に遠心分離機で異常プリオンを集め、これを検査の試料とします。
ホモジナイザー
タンパク分解酵素
3.エライザ
抗プリオン抗体(1次抗体)を付着させたプレートに試料を分注します。
試料の分注
酵素標識抗体(2次抗体)を分注し反応させた後、発色液を分注します。異常プリオンがあれば黄色になります。
標識抗体の分注
4.判定
吸光度を測定し、陽性、陰性の判定をします。
吸光度の測定
発色の様子(黄色は陽性コントロール)
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