牛海綿状脳症(BSE)対策
更新日:2018年6月12日
BSE検査
国内のBSE対策を開始して15年以上が経過し、国内外のリスクが大きく低下したこと、及び、内閣府食品安全委員会の食品健康影響評価の結果(平成28年8月)を踏まえ、平成29年4月1日より健康牛でのBSE検査は廃止となりました。
生体検査で神経症状等を示す24ヶ月齢以上の牛は、引き続きBSE検査を実施します。
[これまでの経緯]
平成13年9月 国内で1頭めのBSE感染牛確認
平成13年10月 全頭検査開始
平成17年8月 検査対象月齢が21ヶ月齢以上となる
平成25年4月 検査対象月齢が30ヶ月齢超となる
平成25年7月 検査対象月齢が48ヶ月齢超となる
平成29年4月 健康牛でのBSE検査の廃止
特定部位の除去
特定部位は、全ての牛の扁桃及び回腸遠位部(盲腸の接続部分から2メートルまで)と、月齢が30か月を超える牛の頭部(舌、頬肉、皮及び扁桃を除く)及び脊髄を指し、これらの部位は、牛の体内で特に異常なプリオンタンパクが蓄積しやすく食用に適さない部位として、取扱いに規制が設けられています。
と畜場では、これらの特定部位を除去し、焼却処分すること、と畜・解体時に特定部位が食肉等を汚染することがないよう、衛生的に処理することが義務付けられています。
関係団体リンク
厚生労働省
農林水産省
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所
食品安全委員会
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