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市長活動報告(平成28年9月)

更新日:2018年3月1日

9月28日(水曜日) 香川県市長会議

 本日午後、香川県市長会議に出席しました。この会議は、県内8市の市長が集まり、毎年、春と秋に開催していますが、本日の会議では各市から提出された県への要望議案8件が審議されました。
 今回本市からは、待機児童解消に向けた保育士確保策として、県が実施する「保育士修学資金貸付事業」の拡充や県立の保育士養成施設の新設を求める議案を提出しました。その他、各市からも福祉や交通安全施策、防災などに関して要望議案が出され、全ての議案を後日、香川県市長会から県知事並びに県議会に提出することが決定されました。その他、自由討議として部落差別解消に向けた取組みについての意見交換が行われました。今後とも、本会議において、8市に共通する行政課題について議論を行い、有意義な提案や情報交換ができるよう取り組んでまいりたいと思います。

9月27日(火曜日) 障害者施設訪問

 本日、障害者支援施設・日中活動系サービス事業所10か所を訪問しました。各施設では、障がいのある皆さんが、作業や訓練に取り組んでいる様子を見学させていただきました。障がいのある人への差別をなくし、障がいのある人もない人も共に生きる社会をつくることを目指して、いわゆる「障害者差別解消法」が今年4月1日に施行されました。本市においても、国の基本方針に沿って「職員の対応要領」を定め、障がいを理由とした不当な差別の禁止や、合理的配慮の提供に率先して取り組むほか、障がい者の権利擁護の推進にも努めているところです。今後も「障がいのある人もない人も分け隔てなく、お互いに人格と個性を尊重し合いながら、笑顔で暮らすことのできる、バリア(障壁)のない地域社会の実現」に向けて、積極的に取り組んでいきたいと思っています。
 9月30日にも6か所の施設を訪問する予定です。こうした施設は障がいのある方にとって一番身近な頼るべき存在であり、地域と共にある施設としてますます充実したものになるよう願っています。

9月22日(木曜日) 第20回八兵衛茶会

 本日、栗林公園掬月亭で開催された八兵衛茶会にお招きいただき、お集まりの皆様にご挨拶をしました。このお茶会は、江戸時代、讃岐国の治水・利水に尽力した西嶋八兵衛を称えるために開催されており、今回で20回目になります。
 八兵衛は、伊勢国津藩の藤堂高虎に仕えた能吏ですが、幼くして讃岐国高松藩の四代藩主となった高虎の孫、生駒高俊を補佐するために讃岐に派遣されました。土木技術に優れ、高松藩のみならず、讃岐国全域で水資源確保のための工事を行っており、90余りのため池の築造・改修のほか、当時紫雲山の東と西の二またに分かれていた香東川を上流の大野付近で現在の香東川に一本化する大改修工事とそれに伴う新田開発を行うなど、讃岐国の殖産と財政の確立に貢献しました。
 本日の会場となった栗林公園も、もともとは香東川の一本化で跡地となった場所に八兵衛により築庭されたものです。挨拶のあとは、私も一席お茶会に参加させていただき、八兵衛を偲び、その功績に感謝しました。

9月18日(日曜日) 第9回カーフリーデー高松オープニンセレモニー

 本日、第9回カーフリーデー高松を開催し、オープニングセレモニーに出席しました。雨のため、急遽会場を3町ドーム広場に変更してのセレモニーでしたが、同じ丸亀町商店街で第8回街クラシックin高松が、片原町西武商店街で古天神大祭が開催されることもあって、人通りも多く、たくさんの市民の方々に足を止めていただきました。
 カーフリーデーは、1997年にフランスで始まった社会啓発事業ですが、都心部で自動車のない都市環境を体験し、マイカー利用の見直しや、公共交通・自転車の利用促進に関する意識を高めようとするものです。今年は、主会場である美術館通りでの「バス大集合」や「まちなかループバス新車両への乗車体験」などの公共交通に親しんでいただく催しのほか、イベント利用が可能となった瓦町駅コンコースとペデストリアンデッキも会場に加え、中心市街地全体で楽しんでいただけるよう趣向を凝らしています。この催しに、たくさんの市民の皆様にご来場いただき、公共交通利用の意識の高まりにつながることを期待しています。

9月16日(金曜日) 第50回姉妹都市招へい教師の表敬訪問

 本市が姉妹都市提携を結んでいるアメリカ・フロリダ州のセント・ピーターズバーグ市から、高松第一高等学校の英語教師として、毎年、エッカード大学の卒業生に来ていただいています。本日は、9月1日に招へい教師として来高されたジャネル・ウィルソンさんが挨拶に来てくれました。この事業の歴史は古く、ジャネルさんは、ちょうど50人目の招へい教師になります。
 ジャネルさんは、フロリダ州マイアミ生まれで、バハマで育たれたとのこと。児童合唱団の海外遠征でロシアやキューバを訪れたり、語学研修でコスタリカに滞在されたりと、幼少のころから国際感覚を養われてきた方で、大学では、海洋科学・地球物理学を専攻されていたそうです。すでに高松第一高等学校での授業や課外活動に参加されており、生徒たちに日本人には困難な英語の発音を教え、自分も日本語をしっかり学びたいと、抱負を語ってくれました。ジャネルさんには、この機会に本市はもちろん、日本について多くを見聞し今後に活かしていただくとともに、本市の英語教育や姉妹都市交流にもご協力いただければ幸いです。

9月10日(土曜日) 平成28年度栗林地区敬老会

 毎年9月15日から21日の「老人週間」の前後に、各地区・校区で敬老会が行われます。本日は、桜町中学校で行われた栗林地区の敬老会に出席し、お集まりの皆様にご挨拶しました。
 本市においては、65歳以上の人口が11万人を超え、およそ4人に一人が高齢者です。また、75歳以上の後期高齢者は約5万7千人、百歳以上の方も約300人おられます。このような中、高齢者の皆様に住み慣れた地域でいきいきと生活していただけるよう、1人1人の心や体の状態に応じて、様々な支援が切れ目なく提供できる「地域包括ケアシステム」の構築を目指しています。本年10月からは、要支援者等が生活支援や介護予防のため、介護保険事業所だけでなく、スポーツジムなどの民間事業所や地域の支援者など様々な主体からサービスを受けることができる新しい「介護予防・日常生活支援総合事業」が始まります。
 皆様には、これからも日常生活に張り合いをもって楽しく生き生きと過ごされるよう、また、地域での行事やボランティア活動などに積極的に参加いただき、本市のまちづくりの担い手の一員としてもご活躍いただけるよう、お願いをしました。

9月5日(月曜日) 平成28年第4回高松市議会定例会(開会/提案説明)

 本日、平成28年第4回高松市議会定例会が開会し、補正予算案や条例議案など提出した9議案について、私から提案理由の説明を行いました。
 今回の補正予算案は、母子健康手帳の電子化や学校教育における情報通信技術の導入に向けた取組を始め、新設第二学校給食センター(仮称)を整備など、政策課題に取り組むものや、国・県が施行する建設事業の地元負担金、国の補助認証等に対応するもの、及び諸般の事情から特に補正を必要とするものについて、それぞれ措置又は補正するもので、補正予算額は一般会計で9億1,739万円余となっています。また、条例議案とその他の議案8議案を提出したほか、一般会計・特別会計歳入歳出決算、病院事業会計決算など4件の決算について認定を求めました。
 本議会は、本日から9月20日(火曜日)までの15日間が会期となっており、8日(木曜日)から14日(水曜日)までの本会議では、代表質問、質疑及び一般質問に、20名の議員が質問に立つ予定となっています。

9月2日(金曜日) 平成28年度高齢者訪問

 本日、市内の平成29年3月末までに100歳になる高齢者の方々を訪問し、長寿をお祝いしました。高松市内では、女性109歳、男性106歳の最高齢者の方を筆頭に今年度100歳以上になる方が302名いらっしゃいます。そのうちのちょうど100歳を迎えられる方で訪問を希望された61名の方々を、私と市議会議長、及び2名の副市長がそれぞれに3つのコースに分かれて訪問しました。
 私と議長とで訪問した13名の方々は、皆様はつらつとお元気そうで、積極的に生活を楽しんでいる印象でした。好き嫌いなくなんでも食べること、まわりの人と会話したり、テレビやラジオを楽しみ社会とのつながりを保つことが長寿の秘訣のようです。皆様には、この訪問を励みに、今後ますます長生きしていただければ幸いです。

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