市長活動報告(平成28年11月)
更新日:2018年3月1日
11月28日(月曜日) 平成28年度第1回瀬戸・高松広域連携中枢都市圏推進委員会
本市を含む、3市5町で構成される「瀬戸・高松広域圏域」では、経済を活性化し、圏域全体の魅力を高めるとともに、住民が安心して暮らすことのできる圏域の形成をめざし、本年2月に連携中枢都市圏の形成に係る「連携協約」を締結しました。3月末には「都市圏ビジョン」を策定し、圏域で連携して取り組む70の事業をとりまとめ、今年から取組みをスタートさせています。これまでの「定住自立圏」で培った3市5町の強固な信頼関係を基に、圏域全体の活性化と更なる魅力の向上を目指しています。
本日は、この広域圏を構成する3市5町の首長と議長が集まり、「定住自立圏」で昨年度まで取り組んでいた26施策45の事業の評価や、来年度からの新規・拡充事業について協議しました。今後とも、圏域の目指すべき将来像である「輝きと活力にあふれ 島、街、里が織りなす 創造性豊かな交流圏域」の実現に向け、連携を深めて参りたいと思います。
11月24日(木曜日) 県市町トップ政談会(市長グループ)
本日、県内8市の市長と県知事が一堂に会して、トップ政談会が開催されました。知事からは、国民健康保険の広域化についてそのメリットとスケジュールの説明があり、それに対し各市長からは運営の基となる県からの国保事業費納付金の算定方法をできるだけ速やかに市町に示してもらえるよう、意見が出されました。また、私からは、自治体クラウドへの参入に向けた、推進体制の構築について発言しました。自治体クラウドは自治体が情報システムを外部のデータセンターで管理・運用し、ネットワーク経由で利用する取組みであり、コストの削減やセキュリティ水準向上が見込めます。参加する自治体が増加するほどメリットも大きくなるため、香川県と県下の市町も導入に向けて検討すべきであると提案をしました。
政談会に先駆けて、知事に対し香川県市長会長として、県市長会からの要望書を提出しました。本市からは「待機児童解消に向けた保育士確保策」に関し、県の実施する保育修学資金貸付事業の拡充や県立の保育士養成施設の新設について、要望内容の説明をしました。また、県議会に対しても同様に要望書の提出を行い、積極的な対応をお願いしました。
11月20日(日曜日) 平成28年度高松市震災対策総合訓練
本日、亀阜校区コミュニティ協議会を始め、連合自治会や自主防災会連絡協議会を始め47の機関・団体・企業、合わせて約1000名の皆様方にご協力いただき、平成28年度高松市震災対策総合訓練を実施しました。今回の訓練は、大規模地震発生時の迅速な災害広報や、地域の方々による一時避難所への避難訓練や安否確認などの初期体制の確立と、防災意識の高揚を目的に実施したものです。
私も、各種体験訓練に参加しましたが、ご参加の皆様が、災害時の自分の役割を理解したうえで、きびきびと指示通りに動き、災害時の行動の確認をされましたことを、誠に心強く感じました。また改めて、社会全体が自助・共助・公助の枠組みで相互に補完しあいながら、災害に向かい合う姿勢を築くことが、地域の防災力の向上につながるものと再認識しました。災害は起こらないに越したことはありませんが、地震等災害頻発期とも言われる今、発生した時に極力被害を少なくする、いわゆる減災の対応が重要であり、このような日頃からの訓練が何よりも大切です。
11月15日(火曜日)~17日(木曜日) 全国市長会議理事・評議員合同会議等
11月15日から17日まで上京し、全国市長会関係の各種会議等に出席しました。
まず、15日の国民健康保険対策特別委員会・介護保険対策特別委員会合同会議には、介護保険対策特別委員会委員長として出席し、議長役として6月の総会で決定された提言を基に、今秋の各支部からの提出議案を踏まえて、介護保険制度の持続的かつ安定的な運営のための国庫負担割合の引き上げや、地域包括ケアシステムの構築等に当たっての国の支援などの、介護保険制度に関する提言案を取りまとめ、翌日に行われた社会文教委員会に提出しました。
また、17日の午前は政策推進委員会に、午後は全国市長会理事・評議員会合同会議に出席しました。合同会議では、社会文教委員長として、16日に開催した社会文教委員会で取りまとめた、所管事項についての14件の提言案と7件の特別提言案について提案理由の説明を行いました。提言案、特別提言案は全国市長会の決議としてすべて採択され、即日、義家文部科学副大臣をはじめ関係府省等に対して要請活動を行いました。
11月13日(日曜日) 屋島競技場オープニングプレイベント~商店街棒高跳びパフォーマンス~
今整備を進めている屋島競技場は、国内初の公認室内棒高跳び競技場を有し、日常のトレーニング、市民の健康づくりや憩いの場などに多目的に利用できる第2種陸上競技場として、来春4月23日のオープンに向け、整備を進めています。
本日、そのオープニングプレイベントとして、丸亀町商店街C街区において、リオ五輪日本代表の荻田大樹選手、笠田高校教諭の土井翔太選手などトップ選手のほか、市内の中高生8人による棒高跳びパフォーマンスを開催しました。パフォーマンスは、実際に競技に使用する器具を設置して行われ、次々と選手たちが目標の高さをクリアしていきます。間近で見る棒高跳び競技は迫力満点です。最後に登場した荻田選手が5メートルの高さを軽々とクリアした時には、大勢の観客から拍手喝采が沸き起こりました。また、競技の間には、荻田選手、土井選手によるトークショーもあり、棒高跳びが身近に感じられる一日になりました。
本日は、株式会社レクザムのネーミングライツ取得により、屋島競技場の愛称が「屋島レクザムフィールド」に決定したことも発表されました。この競技場が市民の皆様に愛される施設となり、ここから将来のトップアスリートが育っていくことを願っています。
11月10日(木曜日) 四国電力株式会社高松支店からの街路灯寄贈式
四国電力株式会社高松支店から防犯街路灯(LED型)の寄贈の申し出があり、本日寄贈式を行いました。四国電力高松支店からの防犯街路灯の寄贈は、平成4年度から23回を数え、これまで合計で1,390灯を寄贈いただきました。四国電力高松支店から寄贈いただく防犯街路灯は、市民の皆様の生活道路を照らす明りとして、また防犯対策として、本市市政に大きく貢献しています。今回寄贈いただく25灯の防犯街路灯も、高松市連合自治会連絡協議会を通じ、各地域自治会に配布することとなっており、地域の方にも非常にお喜びいただけることと思います。
本市では、「安全で安心して暮らし続けられるまち」をまちづくりの目標の一つに掲げ、防犯体制の整備に取り組んでいますが、今後とも、防犯街路灯の整備を始め、防犯対策の充実を図り、安全安心なまちづくりを行って参りたいと考えています。
11月7日(月曜日) たかまつミライエ落成式
本日、たかまつミライエの落成式を開催しました。たかまつミライエは、旧高松市市民文化センター跡地に完成した7階建の施設で、球状のプラネタリウムが突き出た形が特徴的な建物です。こども未来館を中心に、夢みらい図書館、平和記念館、男女共同参画センターを併設しており、それぞれの施設が特色を活かしながら連携し、子どもから大人まで幅広い世代の人々の交流とにぎわいを生み出すことを目指している複合施設です。
本日の落成式では、こども未来館に野球殿堂レリーフなど多くの展示物を寄贈していただいた往年の名野球選手である中西太氏や、エントランスのデザインをしていただいた川島猛氏などに感謝状を贈呈し、関係者の方々を対象とした内覧会を行いました。たかまつミライエは、11月23日の開館に向けて、最終の準備を行っております。開館後は、イベント等も数多く企画しておりますので、子育て世代を始め、多くの市民の皆様に利用いただき、皆様に愛される施設となることを願っています。
11月7日(月曜日) 高松市観光大使委嘱式
本日、ボクシング日本スーパーバンタム級チャンピオンの石本康隆氏に高松市観光大使を委嘱しました。石本氏は1981年に本市でお生まれになり、2002年に帝拳ボクシングジムに入門されました。2015年に王座決定戦に勝利しタイトルを獲得、先月、後楽園ホールにて、見事2度目の王座防衛を果たされました。石本氏には、日頃から本市出身であることを発信していただいており、地元メディア等にも積極的に出演なさっています。
本市観光大使は、本市出身者や本市に転勤で来られた方など、本市に縁があり国内外で活躍しておられる方々に、観光や物産などの本市の魅力を紹介していただくため、平成8年度から始めたPR制度で、現在、石本氏を含め165名の方に委嘱しています。石本氏には、引き続き本市の魅力を様々な機会に発信していただき、PRをお願いするとともに、ボクサーとしてもますますご活躍され、近い将来、世界チャンピオンとなられることを期待しています。
11月6日(日曜日) 瀬戸内国際芸術祭2016閉会式
本日夕方、「瀬戸内国際芸術祭2016閉会式」に、同芸術祭実行委員会副会長として出席しました。第3回目の開催となる今回の瀬戸内国際芸術祭は、前回同様、春夏秋の3会期108日間にわたり、高松港をマザーポートに12の島々で展開されました。前回以上に充実した作品群はもちろん、瀬戸内の食を味わう「食プロジェクト」アジア・世界と交流する「瀬戸内アジア村」、盆栽・獅子舞といった「地域文化の発信」といった新しいテーマに基づいた取り組みも好評をいただき、 会期中、本市には、国内外からたくさんの現代美術ファン、瀬戸芸ファンの方々にお越しいただきました。
閉会式では、実行委員会会長の浜田知事や、福武総合プロデューサーからのあいさつの後、こえび隊の進行で、映像と各島の関係者による作品紹介のアトラクションが賑やかに行われ、私もそれを見ながら、108日間の会期を懐かしく振り返りました。 そして、最後は、3年後にまた会いましょう、との約束で締めくくりが行われました。
11月4日(金曜日) 平成28年度高松市文化奨励賞贈呈式
高松市文化奨励賞は、本市における文化の振興に貢献し、将来において、更にその活躍が期待できる方を奨励することを目的に、昭和53年に創設され本年で39年目を迎えます。これまでに79名の方々が受賞され、各分野で御活躍されています。
本日、平成28年度高松市文化奨励賞贈呈式を開催し、顕彰部門の受賞者として、音楽の青山 夕夏(あおやま ゆうか)氏、金属工芸の山下 晴義(やました はるよし)氏に表彰盾と副賞を贈呈しました。青山氏は香川大学教育学部教授を務めながら、「わくわくコンサート」を始めとした市民を対象とするコンサートの企画・監修のほか、自らもフルートの演奏を行い、市民が気軽に音楽文化に触れる機会を創出しておられます。また、山下氏は日工会工芸美術四国会会長を務め、数多くの賞を受賞されているほか、工芸高校の生徒に作品制作の指導を行うなど、指導者として次世代の育成にもご尽力されています。
今回受賞されたお二方とも、この賞にふさわしい実績のある方々です。お二方には今後とも、本市文化芸術の振興・発展にご尽力いただけるようお願い申しあげます。
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