市長活動報告(平成23年10月)
更新日:2018年3月1日
10月30日(日曜日) カマタマーレ讃岐・高松最終戦
本日午後、香川県営サッカー・ラグビー場で行われた、カマタマーレ讃岐の高松最終戦、V・ファーレン長崎戦に臨み、サポーターの皆様に挨拶をしました。
今季からJFLへ参戦しているJリーグ準加盟のカマタマーレ讃岐は、来季からのJリーグ入りへ強い決意を持って奮闘中です。J2昇格へ向けては、年間収入や1試合当たりの平均観客数3千人以上などの条件がありますが、4位以内の結果を残せば、Jリーグ理事会で入会の可否が諮られることとなります。本県をホームタウンとするカマタマ-レ讃岐の活躍は、県内のスポーツの振興はもとより、地域経済への波及効果や地域間・世代間の交流促進、地域のイメージアップなど様々な効果があると考えており、県内全体のにぎわい創出に大きく寄与するものと期待しています。
試合は、1-1の引き分けに終わりましたが、選手たちの最後まで諦めない強い気持ちが伝わってくる素晴らしい試合でした。私は、明日上京し、社会保障審議会関係の2つの会議に出席した後、カマタマーレ讃岐のホームタウンの首長として、Jリーグ入会審査チェアマンヒアリングに出席してきます。
10月30日(日曜日) 平成23年度高松市消防連合演習
本日午前、香川県消防学校グラウンドに市内35分団の消防団員の皆様が一堂に会し実施された、高松市消防連合演習に出席してきました。約3時間にわたり行われた演習では、模範操法や送水訓練のほか、女性消防団による訓練礼式なども行われ、きびきびとした動作で日ごろの訓練成果が披露されました。
東日本大震災では、避難誘導などにあたり多くの消防団員が犠牲になりました。また、今年は本市においても相次ぐ台風災害が発生し、多くの市民の方々が不安をつのらせたことと思います。高齢化の進展や地域のコミュニティが薄れる中、いまや消防団は地域の防災に欠かせない存在です。
本市としても、東南海・南海地震を見据え、防災対応力を更に高めるとともに、自主防災組織の結成・育成を進め、地域ぐるみの消防防災体制の確立に取り組んでいるところです。消防団の皆様には、今後とも地域における防災活動のリーダーとして、「災害に強い安全で安心なまちづくり」の実現に御尽力を賜るようお願いしました。
10月29日(土曜日) 香南中学校太陽光発電設備贈呈式
この度、イオン環境財団から高松市立香南中学校へ太陽光発電設備一式を寄贈いただけることとなり、本日午前、同校において贈呈式を執り行いました。
イオン環境財団では、平和の追求・人間の尊重・地域に貢献という基本理念の下、地球環境を守るための諸活動を自ら展開されるとともに、同じ志を持つ団体への支援や助成も実施されています。太陽光発電設備の寄贈は、2009年度から全国の中学校に順次行われおり、本校が全国で13番目、四国では初めてとなります。
本市では、子どもたちの環境教育にも役立つよう、環境に配慮した学校づくりへの積極的な取組を進めており、校庭の芝生化や太陽光発電設備の設置、雨水等の利用、節水型トイレの導入等を進めているところです。今回の香南中学校への太陽光発電設備の設置により、市内の同設備の設置は、小・中学校合わせて33校となりました。今後とも、このような温かい御支援を励みに、より一層、環境教育、環境保全・地球温暖化防止に向けた施策の充実に努めてまいりたいと思います。
10月28日(金曜日) 舞台「紲~庵治石の声~」高松公演に伴う表敬
舞台「紲(きずな)~庵治石の声~」が、明日と明後日の2日間、本市の生涯学習センターまなびCANで上演されるのを前に、脚本・演出・出演をされるなすびさん、本市出身の俳優・三枝俊博さんなど、出演者やスタッフの皆様が市役所を訪れてくれました。
この舞台は、昨年、高松市で全編撮影され、さぬき映画祭2010で準グランプリを受賞した映画「紲~庵治石の味~」を舞台化したもので、牟礼・庵治地区を舞台に、石職人と周囲の方たちを中心に、人と人との「紲」を描いた作品です。
なすびさんは、「映画の撮影をした際に地元の人たちから受けた厚意に恩返しをしたいという気持ちからこの舞台の製作を決意し、自分なりの思いを多くの人に伝えたい」と舞台にかける思いを語ってくれました。また、舞台のストーリーにも登場して絆を守るために戦う「石匠庵神レムジア」も一緒に来てくれて、とても和やかなムードで歓談しました。
10月28日(金曜日) 第29回きなし盆栽植木まつり
本日午前、今日から30日までの3日間、香川県鬼無植木盆栽センターで開催される「第29回きなし盆栽植木まつり」の開会式で、お集まりの皆様に挨拶をしました。
「きなし盆栽植木まつり」は、今年で29回目を迎え、今では、本市の秋の風物詩として定着し、県内外の愛好家の皆様に御好評をいただいています。
今年も、「盆栽名品展」を始め、「大即売会」や「盆栽針金かけ教室」など、盛りだくさんの企画で、世界に誇る松盆栽や植木の持つ魅力を肌で感じていただける絶好の機会になるものと思います。取り分け、今回は、来月18日から開催される「アジア太平洋盆栽水石高松大会」に関連して、1日鑑賞券の前売販売や「ASPACボランティア盆栽体験講座」なども行われますので、例年にも増してにぎわうものと期待しています。ASPAC高松大会の開催まで残すところ3週間となりましたが、皆様方には、産地見学の準備はもとより、地元一丸となり、本市が世界に誇る植木盆栽の名声を一層高めていただきますようお願いしました。
10月23日(日曜日) 高松ファイブアローズ・ホーム開幕カードオープニングセレモニー
本日午後、高松市総合体育館で行われたプロバスケットボール・bjリーグ、高松ファイブアローズのホーム開幕第2戦で、ブースターの皆様に挨拶をしました。
昨年のファイブアローズは、主力選手の故障が重なる等の不運もあり、ウエスタンカンファレンス最下位という大変残念な結果に終わりましたが、今シーズンは、前田ヘッドコーチの下、全員が走って、点を取れる「走るバスケ」を目指し、チームの団結力も高まっています。また、新外国人選手の活躍も期待され、新生アローズの今シーズンの活躍を大いに期待したいと思います。
今日の試合では、開幕から絶好調の島根スサノオマジックに63-101の大差で敗れてしまい、開幕4連敗となってしまいました。でも、シーズンは始まったばかり。気持ちを切り替えて今後の試合に臨んでもらいたいと思います。我々ブースターも選手を後押しできるように、気合を入れて応援したいと思います。地元のプロスポーツチームへの応援を通して、本市に対する愛着や一体感も醸成されるものと思っています。
10月23日(日曜日) 高松西部地域文化施設(仮称)建設工事安全祈願祭・起工式
市場フェスタの後、本市西部地域における市民の文化活動の創造・発表、交流の拠点となる高松西部地域文化施設(仮称)の建設工事の安全祈願祭と起工式が国分寺町の事業用地で行われ、神事に出席するとともに、関係皆様に挨拶をしました。
この施設整備は、旧国分寺町との合併に伴う建設計画に基づき、また、「第5次高松市総合計画」の実施計画である、「まちづくり戦略計画」の重点取組事業の一つとして整備を進めているものです。本施設は、可動式の459席の座席を備えた中型の文化ホールで、音楽・演劇・ダンス等の練習や発表会、講演会等のほか、座席を格納してフラットな空間とすることにより各種式典や展示にも利用できる、多目的なホールです。今後、平成25年4月のオープンに向けて工事が行われ、本市西部地域における市民の文化活動のシンボルとして、また、子どもから高齢者まであらゆる世代の人々が交流する場として、地域の発展と本市の文化振興に寄与するものと期待しています。
10月23日(日曜日) たかまつ市場フェスタ2011
高松クリーンデー“たかまつきれいでー”の開会式の後、中央卸売市場に移動し、「たかまつ市場フェスタ2011」のオープニングセレモニーで、主催者の一人として、お集まりの皆様に挨拶をしました。
中央卸売市場は、昭和42年の開場以来、高松都市圏の生鮮食料品等の流通拠点として、中核的な役割を担ってきましたが、近年の消費者ニーズの多様化や流通ルートの変化など、市場を取り巻く環境は大きく変化しています。このような中、本市場では、安全・安心な生鮮食料品の提供に努めるほか、昨年策定した「中央卸売市場の活性化に関するマスタープラン」に掲げている市場特別開放の実施や、食育・花育活動など、市民に開かれた市場づくりに向けて様々な取組を行っているところです。
今回のフェスタでは、模擬せりを始め、地元野菜のPRや食育・花育講座の開催など、市民の皆様に中央卸売市場の役割と機能を知っていただくための様々なイベントを行いましたが、今後とも、より信頼される市場づくりに努めていきたいと思います。
10月23日(日曜日) 第4回「高松クリーンデー“たかまつきれいでー”」
本日早朝、玉藻公園の桜の馬場で行われた「第4回高松クリーンデー“たかまつきれいでー”」の開会式で、清掃活動にお集まりいただいた皆様に挨拶をしました。
この行事は、本市の環境美化重点日に、環境美化意識の一層の高揚を目指して、軒先や道路・公園など、市内全域で一斉清掃を実施するものです。4回目となる今回は、来月開催される「アジア太平洋盆栽水石高松大会」を前に、国内外から訪れる大勢の方々を清潔で美しいまち高松にお迎えするため、「おもてなしクリーン作戦」の意味も込めて実施されました。
参加いただいた方は、各地区の衛生組合、廃棄物の収集運搬業者、50社余りの協賛企業、スポーツ少年団、老人会などの皆様を始め、多くのボランティアなど、市全体であわせて約5万人に上りました。こうした活動の輪が市内全域へと着実に広がり、市民皆様の間に定着してきたことを大変心強く思いますとともに、おもてなしの心でASPAC高松大会の歓迎ムードも一層高まるものと期待しています。
10月22日(土曜日) 第28回香川県就学前人権教育研究集会
本日午後、今日明日の2日間、アルファあなぶきホールをメイン会場に開催される「第28回香川県就学前人権教育研究集会」の開会行事で、日ごろから、就学前の人権・同和教育の推進に御尽力をいただいている関係皆様に挨拶をしました。
近年、核家族化や都市化による近隣関係の希薄化に伴い、家庭や地域における子育て機能が低下するなど、子どもを取り巻く環境は大きく変化しています。特に、児童虐待については、年々その件数も増えており、深刻な社会問題になっています。
このため、本市では、昨年3月、「高松市こども未来計画(後期計画)」を策定し、市民と行政が役割分担を図りながら、協働による総合的な子育て支援施策に取り組んでいます。また、子どもに対する基本的な考え方や、子ども・子育て支援の在り方を定める「子ども条例(仮称)」の制定を目指し、現在、検討委員会を立ち上げて、幅広い視点から検討を進めているところです。本研究集会で得られた成果も踏まえ、本市にふさわしい子ども条例の制定に向けて、鋭意、取り組んでまいりたいと思います。
10月21日(金曜日) 菊池寛記念館第20回文学展記念講演会
本日夕方、サンポートホール高松において菊池寛記念館第20回文学展記念講演会を開催し、お集まりの皆様に挨拶をしました。
菊池寛記念館では、毎年度、文壇の大御所・菊池寛の業績をたたえるとともに、広く市民の皆様に文学に対する理解と関心を深めていただく目的で、菊池寛記念館文学展を開催しており、本日はその特別行事として、第96回直木賞を受賞された逢坂剛氏に「作家の余暇の過ごし方」と題した講演を行っていただいたほか、同氏と菊池寛記念館名誉館長の菊池夏樹氏との対談も行われ、大勢の方に御来場いただきました。
菊池寛は高松が誇る文壇の大御所であり、作家活動はもちろんのこと、文藝春秋社の設立を始め、芥川賞・直木賞の創設など、実業家としても数々の業績を残しています。本市では、そんな郷土の生んだ偉人・菊池寛の文学作品を小中学生にも直接触れて学んでもらう「寛学(かんがく)」を今年度から実施するなど、菊池寛を通して、子どもたちの生きる力の育成や市民文化の発展・向上を目指しています。
10月21日(金曜日) 自治会加入促進協定調印式
本日午後、自治会加入促進に向けて、香川県宅地建物取引業協会と高松市連合自治会連絡協議と本市の三者で、「高松市における自治会への加入促進に関する協定書」を締結しました。
地域コミュニティ活動の中心的存在である自治会については、近年の核家族化や価値観・ライフスタイルの変化に伴って、その加入率は低下の一途をたどっており、既存自治会でも、会員の高齢化等で活動を続けることが難しくなっているところもあります。このような状況に歯止めをかけるため、本市では昨年度より、高松市コミュニティ協議会連合会及び連合自治会連絡協議会と協働で、自治会加入促進に取り組んでいるところです。このような中、市民生活の基盤である住宅供給を支え、本市への転入・転居者とも直接関わりのある香川県宅地建物取引業協会、まちづくり活動の重要な担い手である連合自治会連絡協議会との間で、連携・協力関係を構築できたことは極めて意義深く、心強い限りです。今後は三者が連携し、自治会の役割や必要性をわかりやすく市民の皆様に伝えるなど、加入促進を図っていきたいと思います。
10月21日(金曜日) 平成23年度高松市環境美化推進運動功労者表彰式
グリーンフェスタの開会式を終えて帰庁し、市役所で開催した平成23年度高松市環境美化推進運動功労者表彰式で、高松市環境美化都市推進会議の会長として、日頃から地域の環境美化活動を実践されている皆様に表彰状をお渡ししました。
本市では、昭和54年の「環境美化都市宣言」を契機に、清潔で美しいまちづくりを目指し、市民や関係団体との協働の下、「私たちのまちは、私たちの手で」を合言葉に、環境美化意識の啓発活動を始め、サンポート高松・中央通り等の一斉清掃等を展開しているところです。
平成8年度に創設したこの表彰制度では、これまでに約850の個人及び団体が受賞されていますが、今年度も、61の個人・団体の皆様方が受賞され、地域における清掃奉仕や緑化運動の輪が着実な広がりを見せていることを大変うれしく思っています。今後とも、一人でも多くの市民の皆様にこういった活動に参加していただき、一緒になって、「人と環境にやさしいまちづくり」を目指していきたいと思っています。
10月21日(金曜日) 「第24回グリーンフェスタ国分寺」開会式
本日午前、今日から23日までの3日間、国分寺町橘ノ丘総合運動公園で開催される「グリーンフェスタ国分寺」の開会式で、お集まりの皆様に挨拶をしました。
今回で24回目を迎えた本フェスタは、盆栽のまち国分寺をPRするため、昭和63年の瀬戸大橋が開通した年に開催されて以来、毎年この時期に、盆栽・植木等の展示・即売を始め、盆栽の魅力を直かに体験できる教室など、盛りだくさんの内容で地域を挙げて開催されています。
取り分け、今回は、来月18日から21日まで開催される「アジア太平洋盆栽水石高松大会」に関連して、名誉実行委員長である故・岩崎大藏氏の特別追悼展示が行われるほか、国風賞作家の西川智也氏によるデモンストレーションが実施されるなど、例年にも増して賑わうものと期待しています。そして、今回のフェスタを契機として、本市が世界に誇る盆栽が一層広くPRされるとともに、ASPAC高松大会の開催に向けた機運も一層高まっていくことを期待したいと思います。
10月14日(金曜日)~20日(木曜日) セント・ピーターズバーグ市公式訪問
14日から20日までの7日間、私を含む公式訪問団と市民親善訪問団の総勢約80名で、姉妹都市提携50周年を迎えたアメリカフロリダ州、セント・ピーターズバーグ市を訪問し、記念式典や記念行事等に出席するとともに、同市との友好親善活動等を行い、友好交流を一層深めてきました。
現地では、フォスター市長やケネディ市議会議長を始め、多くの市民皆様の歓迎を受けながら、記念行事等に出席したほか、大型小児病院オールチルドレンズ・ホスピタルの視察や、公園や緑地を生かした美しいウォーターフロント開発、ダリ美術館など、アメリカ中規模都市で2年連続「アートのまち」第1位に選ばれたまちづくりを視察しました。また、市民との親善文化交流として、茶道のお点前や着物の着付けなど、日本文化の紹介なども行い、市民同士の交流も深めました。
セント・ピーターズバーグ市とは、昭和36年に姉妹都市提携を結んで以来、親善使節の相互訪問、高松一高への英語教師の招へい、親善研修生の相互派遣等、着実に交流を積み重ねており、この50周年を機に、更に交流が広がればと期待しています。
セント・ピーターズバーグ市ホームページ(高松市関連ページ)(外部サイト)
10月13日(木曜日) 第22回全国単位制高等学校長等連絡研究協議会香川大会
本日午後、今日明日の2日間にわたってサンポートホール高松を会場に開催される「第22回全国単位制高等学校長等連絡研究協議会香川大会」に香川県高等学校定時制通信制教育振興会会長として出席し、祝辞を述べました。本大会は、全国の単位制高等学校の校長先生等が一堂に会し、当面する諸課題について協議研究することによって、教育活動の充実を図ろうとするもので、毎年1回全国各地で開催されています。
単位制高等学校は、学習歴や生活環境などが多様な生徒に対し広く高等学校教育の機会の確保を図るとともに、高等学校教育の多様化・弾力化に資するためのもので、学年による教育課程の区分を設けず、決められた単位を修得すれば卒業が認められる高等学校です。
少子高齢化の進行による生徒数の減少が教育課題の一つとなる中、生徒の多様性など単位制高校の特色を生かした教育により、郷土へ愛着をもち、将来の地域社会・産業を支える人材が輩出されていくことを心より期待しています。
10月12日(水曜日) 江西農業大学南昌商学院訪問団表敬訪問
この度、本市の友好都市である中国南昌市にある江西農業大学南昌商学院の訪問団の皆様が、高松大学との友好協定を結ぶために来高され、本日、高松大学の佃学長らとともに、市役所を訪れてくれました。
本市と南昌市は、1990年の友好都市提携以来、文化・教育・経済・産業など、幅広い分野における多様な交流を通じて、相互理解と友好を育んでおり、特に昨年は、都市連携20周年を迎え、両市の公式訪問団や市民訪問団が相互訪問するなど、両市の友好関係は年々深まっています。
江西農業大学南昌商学院は、これまでも、本市の中学生訪中親善使節団の訪問を快く受け入れていただくなど、両市の親善交流に多大な御協力をいただいてきたところですが、この度の友好協定により、両市の友好関係は更に広がり、深まるものと期待しています。そして、両校で学ぶ学生諸君には、こうした友好関係を生かしながら、国際感覚を身につけ、新しい時代のリーダーとして活躍されることを願っています。
10月12日(水曜日) 平成23年度高松市戦争犠牲者追悼式
本日午後、サンポートホール高松において高松市戦争犠牲者追悼式を挙行し、戦災犠牲者を始め、太平洋戦争陸海軍戦没者や外地犠牲者など、10,664柱の御霊に対し、追悼の言葉を捧げるとともに、恒久平和への誓いを新たにしました。
終戦から66年という長い歳月が経過いたしましたが、残された御遺族の深い悲しみは、いかばかりかと拝察申しあげます。本市が廃虚の中からいち早く復興し、今日の繁栄を築くことができましたのは、ひとえに先人の尊い犠牲と、御遺族を始め、市民皆様方のたゆみない御努力のたまものと、心から敬意と感謝の意を表します。
本年3月11日、我が国は再び、東日本大震災という大きな惨禍に見舞われました。この東日本大震災を教訓に、本市におきましては、市民が安全・安心に暮らすことができる災害に強いまちづくりに向け、全力を挙げて取り組んでいるところであり、御臨席の皆様方には、本市の未来へ向けた新たなまちづくりにも、更なるお力添えを賜るようお願いしました。
10月11日(火曜日) 木太鬼無線トンネル工事貫通式
この度、高松市として手がける初めてのトンネル工事である高松市道木太鬼無線のトンネルが無事貫通の運びとなり、現地で執り行われた貫通式に出席してきました。
木太鬼無線は、高松中央インターチェンジに接続する都市計画道路・福岡三谷線から、鬼無町の県道・高松善通寺線までの総延長約7.5キロメートルの都市計画道路です。市街地南部を東西に連絡し、本市の交通体系の骨格を形成する重要な道路であることから、特に重点的に整備を進めることとしており、私のマニフェスト2011において、その早期完成を掲げているものです。
今回のトンネルにより、現在整備を進めている西春日・鶴市工区の約2キロメートルのうち、峰山と浄願寺山の間を抜く総延長約500メートルの区間が完成することとなります。この完成を契機に、トンネル前後の道路整備を着実に進めるとともに、引き続き、木太工区と三条工区の事業化にも努め、一日も早い木太鬼無線の全線開通を目指してまいりたいと考えています。
10月7日(金曜日)・8日(土曜日) 古代山城サミット山鹿・菊池大会
全国都市問題会議を7日午前中に終え、午後から、熊本県菊池市に移動して、7日・8日の2日間にかけて行われた「古代山城サミット山鹿・菊池大会」に出席しました。
初日は、菊池市の市文化会館で、「神籠石系山城」と「朝鮮式山城」が所在する22の自治体の代表が集まって自治体首長会議が開催され、この貴重な歴史遺産である「古代山城」を活用したまちづくりや学習活動等について意見を交わしました。2日目は会場を山鹿市の今年開業百年を迎える芝居小屋八千代座に移し、前日の報告会と「古代山城の保存と活用を目指して」をテーマにシンポジウムが行われました。
北部九州と瀬戸内海沿いには、7世紀後半に唐新羅軍の逆襲に備えて築かれた古代山城と呼ばれる遺跡が数多く残っています。本市の「屋嶋城」(やしまのき)も、その一つであり、日本書紀にも記された非常に大規模な山城として市民の皆様にも、この存在をしっかりと知っていただきたいと考えています。来年のサミットは、長崎県対馬市で開催されますが、再来年には、是非、高松大会を実現したいと思っています。
10月6日(木曜日)・7日(金曜日) 第73回全国都市問題会議
6日と7日の両日、鹿児島市で開催された「第73回全国都市問題会議」に財団法人日本都市センター理事長として参加するとともに、閉会式で主催4団体を代表して、参加いただいた皆様にお礼の挨拶をしてきました。
全国市長会や財団法人日本都市センター等が主催するこの会議は、全国の市長、市議会議員を始め、自治体関係者や研究者などが一堂に会し、現在、都市自治体が共通に直面している課題や、今後の地方自治の在り方などについて協議・検討する場として、毎年1回開催されています。
今回の会議は、九州新幹線鹿児島ルートが開通し、鹿児島から青森まで新幹線で結ばれたこのときに、「都市の魅力と交流戦略 地域資源×公共交通=地域活性化」というテーマを掲げて開催し、約2000名に上る多くの方に参加いただきました。会議では、交流人口拡大に向けて転機を迎えた鹿児島市の様々な取り組みを始め、各都市の魅力ある地域資源の価値と活力向上のための戦略等について、講演や意見発表があり、活発な意見が交わされました。
10月4日(火曜日) 香川県市長会議
本日、香川県自治会館で開催された香川県市長会議に出席し、私は開催市の市長として挨拶をするとともに、会議の議長として議事を進行しました。
この会議は、県内8市の市長が一堂に会し、県への要望議案や共通課題等について審議するものです。今回は、学校図書館教育の充実のための専任の司書教諭の配置や、高松空港の交通拠点性の向上と活性化を図る上で重要となる地域高規格道路の早期整備など、8議案を採択して県に要望することとしたほか、太陽光や小水力などの自然エネルギーの積極的な導入、地域密着型トップスポーツチームを県内全体で応援する機運の醸成策などについても活発な意見交換を行いました。
今日、東日本大震災からの復興を始め、税と社会保障の一体改革など、早急に対処すべき課題が山積しており、住民に最も身近な行政を担う地方自治体の果たすべき役割もますます大きくなっています。私たち香川県市長会としても、四国市長会や全国市長会との連携を密にしながら、地方の声を国に届けるとともに、地方の一層の発展に向けた取組を積極的に推進していかなければならないものと思っています。
10月3日(月曜日) 福祉施設等激励訪問
今日は朝から夕方まで、市内の福祉施設等を訪問し、入所・通所者の方々や、熱心に指導に取り組まれている職員の皆さんにお会いしてきました。
この施設訪問は、私が、更生・自立に必要な訓練や作業に日々取り組まれている障がい者の方々などを激励するために毎年実施しているもので、今年は、13施設を訪問し、300人余りの方々とお会いすることができました。皆さんとてもいい笑顔で作業や訓練に取り組まれており、毎日の充実した生活ぶりが伺えました。
現在、国においては、障がい者制度の改革が進められており、今年8月には、改正障害者基本法が公布されるなど、障がいのある方を取り巻く状況は、更なる変革の時期を迎えています。本市としても、今後とも、障がいのある方々が、住みなれた地域で安心して生きがいを持って生活できるよう、今回の訪問でいただいた御意見や私が感じたことなども反映させながら、各種施策に積極的に取り組んでまいりたいと思います。
10月1日(土曜日) 平成23年度共同募金運動展開行事
ちょいのりバスでJR高松駅に着くと、駅前広場やサンポート高松デックスガレリアでは、「たかまつ大道芸フェスタ」が開催中で、大勢の家族連れらでにぎわっていました。私も暫し楽しんだ後、同フェスタの会場にもなっている丸亀町壱番街ドーム広場に移動し、本日から全国一斉に実施される、赤い羽根共同募金運動の展開行事に参加し、市民の皆様に募金への協力を呼びかけてきました。
行事では、「人々が支え合い、助け合う地域社会を築くことが重要」という厚労大臣からのメッセージを受け取り、高松保育園の園児から、共同募金のシンボルである赤い羽根を付けてもらった後、募金活動に御協力いただく関係各位に激励の挨拶をしました。そして、ガールスカウトの皆さんらとともに一斉に街頭募金活動を行いました。通りかかった買い物客や高校生など、多くの方が募金の呼びかけに足を止め、温かい善意を寄せてくれました。赤い羽根共同募金は、地域の福祉活動の推進に幅広く活用されますので、皆様の御協力をお願いします。
10月1日(土曜日) バス運行社会実験オープニング
本日、都心地域における便利な移動手段の確保と、郊外部における新たな路線開発を目的として、「バス運行社会実験」を開始しました。私は朝から、林小学校の子どもたちや香川大学工学部の学生らと一緒に、サンメッセ香川からJR高松駅まで、「バスと電車の乗り継ぎ体験」に参加するとともに、ことでん瓦町駅で開催したオープニングセレモニーで挨拶などを行いました。
この社会実験は、都心と郊外の2つの地域で、来年の3月末まで半年間に渡って行います。都心地域では、JR高松駅から、三越や赤十字病院などの主要な箇所を経由し、ことでん瓦町駅までの間を往復する「ちょいのりバス」の運行を、郊外部では、ことでん太田駅とサンメッセ香川をバスで結ぶ「バス・アンド・レールライド」の実験を行います。実際に乗ってみると、思っていたよりもずっとスムーズで快適でした。是非とも、多くの方々に利用していただき、ご意見をいただいた上で、ことでんの利便性向上や新交通システムの構築など、将来のための次のステップにつなげていきたいと思います。
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