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第2回おいでまい屋島中

更新日:2023年2月22日

  • 日時 令和5年9月29日(金曜日) 午前10時00分から午前11時00分まで
  • 会場 屋島コミュニティセンター2階ホール
  • 参加者 35名

 今回、「おいでまい屋島中」の皆様方と、令和5年度第2回「市長まちかどトーク」を開催しました。
 「おいでまい屋島中」は、屋島地区に住む高齢者で、日常生活に支障のある方に対して、住民同士で支え合うことにより、自立した在宅生活を長く続けられる支援を行っています。
 今回は、「高齢者の施策」、「超少子高齢社会を始めとした課題への対策 」、「屋島の活性化」などについて、意見交換を行ないました。

【高齢者の施策】について

 私たち「おいでまい屋島中」の利用者を含め、高松市にはたくさんの高齢者がいます。その中には、お元気な方もいれば、介護が必要な方もいて、一人暮らしでさみしいと感じている方もいらっしゃるなど、一言で高齢者と言ってもさまざまな状況の方がおいでます。そんな我々高齢者に対して、高松市ではどのような施策がありますか。
  本市の高齢者施策は様々なものがあり、一つ一つの事業の目的等も違っている。高齢者が必要とするサービスがすぐわかるように、「高齢者のためのあんしんガイドブック」を作成し、配布しているので、必要な施策を利用していただきたい。
 また、団塊の世代が、後期高齢者となることで、社会保障費の負担増や人材不足が深刻化する「2025年問題」というものがあり、深刻な社会問題となっている。
 しかし、75歳になっても、本人の意欲と希望によって働き続けることができるし、健康に気を付けて過ごすこともできる。
 本市では、「元気を広げる人養成講座」を開催し、本市オリジナルの「のびのび元気体操」の普及啓発や、ボランティア活動等をしていただき、地域の高齢者等の支援をしてもらっている。また、高齢者が引きこもりにならないよう、「居場所づくり事業」を展開して、生きがいや仲間づくりの輪を広げている。体操やカラオケ、子どもたちとの交流を始め、参加者同士で調理し交流を図るなど、様々な活動をしている。
 また、本市では、一人暮らしの高齢者等の緊急時に、いち早く発見できるよう、3層構造の見守り体制を構築し、新聞配達や宅配便、検針業者等と連携して、地域での見守りを充実させている。
 ぜひ、ご自分の状態に合わせて、困ったことがあれば、あんしんガイドブックを見たり、問い合わせ窓口に連絡したりするなど、市の取組を活用していただきたい。

【超少子高齢社会を始めとした課題への対策】について

 令和4年度の高松市における出生数は3,000人を切ったと聞きました。また、2025年には、団塊の世代が、全て75歳以上となり、高松市も、いよいよ本格的な超少子高齢社会を迎えます。このような、人口の問題を始めとして、今の高松市が抱える課題と、それに対してどのような対策を考えているか、今後どんな市になったらいいと考えているか、お聞かせください。 
 本市の人口は、これまで、自然減よりも社会増が多かったので人口が増えていたが、現在は人口減少に転じている。今後、少子化が進み、若い働き手が少なくなっていくことが非常に深刻な問題である。その上で社会の活力をいかに維持し、元気な社会を作っていくのかが一番大きなまちづくりであり、本市の課題だと思っている。
 人口減少を克服する対策として、若い人たちに魅力あるまちづくりをすることで、子育て世代等を呼び込んで街に元気を与えることと、人口が減って高齢者が増えても、高齢者が元気で自分のできる範囲で経済的活動を継続していくこと、これらができるような体制を作ることが必要ではないかと考えている。
 また、結婚については個人の自由ではあるが、晩婚化、未婚化の増加も少子化の一つの要因であると思う。対策として、若者にとって魅力ある、また子育てしやすい環境づくりや企業誘致にも力を入れている。子育てに対する更なる経済支援も今後検討していきたい。
 また、高齢者にとっても住みやすいまちとなるよう、コンパクトプラスネットワークのまちづくりを考えており、できるだけ便利に、孤立しないように、郊外から街中に居住を誘導する仕組みを設けるとともに、郊外でも住みやすいようにタクシーを公共交通機関となるような実証実験も行っている。ソフト面ではこの「おいでまい屋島中」のような活動自体が、みんなが明るい元気なまちづくりになる取組と言え、今後ともご協力いただきたい。

【屋島の活性化】について

 私たちが住んでいる屋島は、昔から観光地として栄え、多くの市民や観光客に親しまれてきました。しかしその後、山上のホテルのほとんどは廃業し、ケーブルカーも廃止、さみしい観光地となってしまいました。ところがここ最近は、「屋島水族館」のリニューアルや「やしまーる」のおかげか、にぎわいを取り戻しつつあるようにも感じます。これまで、行政が中心となって屋島の復活に尽力されたと思いますが、やしまーる建設など、屋島の復活に至った経緯、これからの屋島に期待するところ、また私たち住民が屋島の活性化にできることがありましたら、お聞かせください。
 まず、地元屋島に対する、皆様方の深い愛情と誇りをお伺いし、また本市の取組に対して高い評価をいただいたことに感謝申しあげたい。
 屋島は、メサと呼ばれるその地形と、源平合戦の古戦場跡、天智天皇によって築かれた古代山城である屋嶋城などの歴史的価値から、国の史跡・天然記念物に指定されており、日本で最初に指定された国立公園の一つである、瀬戸内海国立公園の中心地でもある。
 昭和40年代は、修学旅行の拠点として、年間246万人もの観光客が訪れていたが、その後ホテルの廃業やケーブルカーの廃止など、屋島を取り巻く環境が悪化し、近年では50万人程度となっていた。
 そこで、屋島を再度盛り上げようと、屋島の価値を見つめ直すための有識者会議、「屋島会議」を設置し、ここでの提言を受け、屋島活性化基本構想を策定した。今は構想に掲げた44の事業を官民の役割分担の下、少しずつ実現していきながら、屋島観光の復活を図ろうとしている。
 こうした中、民間施設のリニューアルやイベント開催など、様々な方が屋島を盛り上げ、おおいに活躍されている。このような官民一体となった取組が評価され、令和5年度の都市景観大賞を「高松市屋島地区」が受賞した。
 観光客は、昨年度、63万人と徐々に復活の兆しをみせており、今後とも活性化の取組を続けていく予定である。地元の皆様方には、様々な形で、地元の魅力、屋島の魅力を、多くの方に伝えていただき、また、将来世代へと受け継いでいっていただきたい。

お問い合わせ

このページは広聴広報・シティプロモーション課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎5階
電話:087-839-2161  ファクス:087-861-1559

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