薬物の問題について
更新日:2021年4月1日
薬物依存症とは?
薬物依存症とは自分の意志では薬物の使用をコントロールできなくなってしまう障害です。
気分の落ち込み・イライラ・不安などを解消するために薬物を使用し、その効果が切れてくると、
再び薬物がほしいという強い欲求(渇望)がわいてきて、その渇望をコントロールできずに
薬物を使ってしまう状態をいいます。
薬物依存症は、病気です
「意志が弱い」からでも「反省が足りない」からでもありません。
いくら説教や叱責、あるいは罰を与えても、それでよくなるものではないのです。
なぜなら、 薬物を使ったことのある脳は、いつまでも薬物の快感を記憶していて、
自分にも気づかないうちに、その人の思考や感情を支配してしまうからです。
薬物乱用とは?
薬物乱用とは、ルールに反した「行い」に対する言葉で、社会規範から逸脱した目的や方法で、薬物を自ら使用することをいいます。
覚せい剤、麻薬(コカイン、あへん・ヘロイン、LSD、MDMAなど)は、製造、所持、売買のみならず、自己使用そのものが法律によって禁止されています。
- 有機溶剤(シンナー、接着剤など)は、それぞれの用途のために販売されているのであり、吸引は目的の逸脱で、1回の吸引でも乱用になります。
- また、1回に1錠飲むように指示された睡眠薬、鎮痛剤などの医薬品を、「早く治りたい」と考え、一度に複数錠飲む行為は、治療のためという目的は妥当ですが、方法的には指示に違反する行為であり、乱用です。
「薬物の乱用は、あなたとあなたの周りの社会をダメにします!」(厚生労働省)(外部サイト)
危険ドラッグ製品例(錠剤等その他の形態の薬物)厚生労働省(外部サイト)
危険ドラッグ製品例(合法ハーブ等と称して販売されている薬物のごく一部)厚生労働省ホームページより(外部サイト)
薬物の相談窓口
(全国の相談窓口一覧)
薬物乱用防止相談窓口一覧(外部サイト)
(一般の相談機関)
香川県薬務感染症対策課 (電話:087-832-3301)(外部サイト)
香川県精神保健福祉センター(電話:087-804-5565)(外部サイト)
(薬物依存のリハビリ施設)
香川ダルク(外部サイト)
(自助グループ)
ナラノン(薬物依存症者の家族と友人の集まり)(外部サイト)
お問い合わせ
このページは健康づくり推進課が担当しています。
〒760-0074 高松市桜町一丁目9番12号保健センタ-1階
電話:087-839-2363
ファクス:087-839-2367