市長活動報告(令和7年11月)

挨拶をする市長

　本日、一般社団法人高松市コミュニティ連合会との市政懇談会を開催し、44の地域コミュニティ協議会の会長の皆様と意見交換をさせていだきました。
　市政懇談会の中では、災害時の避難所についての課題や、地域コミュニティ協議会のデジタル化の必要性など、正に各地域コミュニティ協議会長が日々の活動の中で感じている、大変貴重な御意見を聞かせていただきました。
　我々基礎自治体は、様々な取組を行っておりますが、その実施に当たっては、地域コミュニティ協議会を始め、多様な主体との連携・協働が欠かせません。今後においても、積極的な意見交換を通して、相互理解を深め、協働によるまちづくりを積極的に進めてまいります。

子どもたちと体操をする市長

　先日、市内の保育所、こども園及び幼稚園のうち、10か所を訪問し、視察してまいりました。
　施設の規模が小さな園から大きな園まで訪問しましたが、どの園においても、子どもたちは元気いっぱいのびのびと過ごしており、教職員の皆さんが子どもたちの健やかな育成のため、献身的に尽力されていることがよく分かりました。
　共働きの増加、地域社会におけるつながりの希薄化や核家族化等の進行により、保育ニーズは今後においても多様化していくことが見込まれます。今後とも保育所、こども園及び幼稚園が家庭や地域社会との連携を図りながら、子育て支援の中核的役割を果たしていただくことを期待しております。

懇談会の様子

　先日、高松商工会議所との懇談会を開催し、綾田会頭を始め、商工会議所の皆様と、地域経済の活性化に向けた取組について意見交換いたしました。
　この懇談会は、本市と高松商工会議所が地域経済の実態や地域課題の共有を図り、地域の商工業の発展を推進することを目的に、平成27年度から毎年開催しており、今回で11回目となります。今年のテーマは、商工会議所から御提案いただいた「高松ウォーターフロントの再整備について」と、本市から提案した「中心市街地における夜間景観の創出と夜型観光の推進」でした。
　ウォーターフロントの再整備においては、行政主導でもなく、民間任せでもない、真の意味での共創のまちづくりを行い、ウォーターフロントがにぎわい創出の拠点となるよう、取り組んでまいります。また、本市が提案した夜間景観を中心とした夜型観光の推進は、ウォーターフロントの中心となるサンポート高松地区のにぎわいを中心市街地全体に広げていく上でも重要なものと考えています。市民や観光客が楽しめる魅力的な夜間景観を創出することによって、観光客の滞在時間や消費を増やし、経済波及効果を生み出したいと思います。
　今後とも、国、県はもとより、地域の総合経済団体である高松商工会議所を始め、民間事業者の皆様方等と連携を図りながら、これらの取り組みを着実に進めてまいります。