市長活動報告(平成20年8月)
更新日:2018年3月1日
8月31日(日曜日) 第35回さぬき民踊まつり
本日、サンポート高松の大ホールで開催された「さぬき民踊まつり」で、ご参加の皆様にごあいさつしてきました。
この「さぬき民踊まつり」は、県内有数の民踊の祭典として広く親しまれており、今年で35回目を迎えられたとのことです。
民踊は、ふるさとの自然や暮らしの中から生まれ、多くの人々によって受け継がれてきた伝統芸能であり、あわただしい生活を余儀なくされている現代人にとっては、心に安らぎと潤いをもたらしてくれる、かけがいのない文化だと思います。
本市としても、本年4月から始動させた新総合計画において、目指すべき都市像を「文化の風かおり 光かがやく 瀬戸の都・高松」と定め、「心豊かな人と文化を育むまち」を、まちづくりの目標の一つに掲げる中で、今後、地域に根ざした文化芸術の創造と振興に、更に積極的に取り組んでいきたいと考えており、御出演の皆様には、今後とも、民踊を通じて、本市の文化芸術の向上に、更なるお力添えを賜るよう、お願いしてきました。
8月29日(金曜日) カーフリーデー高松推進協議会 第2回会議
本日、カーフリーデー高松推進協議会の第2回会議を市役所で開催し、会長として、委員の皆様にごあいさつするとともに、議事の進行を行いました。
カーフリーデーは、1日マイカーを使わない地区を作り出し、市民一人ひとりが車のない都市環境を体験して、その変化を実感し、交通のあり方を考えようという社会啓発活動で、本市では、丸亀町商店街、ライオン通り商店街と、その間を東西に結ぶ市道二番町築地線、美術館通りの美術館西側の交差点からライオン通りまでを、9月21日(日曜日)の1日、カーフリーゾーンとして交通規制を加えることとしています。
当日は、市美術館をメインステージに、音楽イベントや講演会、ストリートパフォーマンス、ワークショップやことでんミニ列車運行、徒歩やレンタサイクルで巡るまちなかツアーなど、盛りだくさんのイベントで盛り上げようと考えており、今日の会議では、その実施内容の詳細について、委員の皆様に御説明し、一層の御協力を賜るよう、お願いしました。
市民の皆様には、このイベントの趣旨をご理解いただき、ご協力いただければ、幸いです。
8月28日(木曜日) 第45回全国広報広聴研究大会 開会式
本日からの2日間、本市で開催される第45回全国広報広聴研究大会の開会式で、全国各地からお越しの皆様に、歓迎のごあいさつをしました。
地方分権の一層の進展が図られる中、地方自治体が、暮らすことに誇りの持てる、自立したまちづくりを進めていくためには、住民ニーズに応じた様々な行政情報を始め、地域の行政活動やその魅力について、広報紙やホームページ、報道機関などを通じて、地域住民の皆様はもとより全国に向けて、効果的・積極的に発信する「広報」と、住民皆様の意見や要望等を幅広く酌み取り、行政運営へ的確に反映させる「広聴」の徹底が必要不可欠だと思います。
『地域の魅力を発信/うどんの国香川から』をテーマとして開始された今大会では、地域の活性化を図るための広報広聴のあり方などについて、更に見識を深められたことと思いますので、参加された皆様には、その成果をもって、それぞれの地域で、魅力あふれるまちづくりに向け、なお一層御尽力いただけるものと、期待しています。
8月27日(水曜日) 知事・市長トップ会談
本日、昨年12月以来3度目となる真鍋香川県知事との県市トップ会談を県庁で開催しました。
会談では、現在の市民病院と香川病院を統合し、塩江病院を付属施設とする新しい市立病院の移転先について、県有地を候補地としたい旨、私から真鍋知事に申し入れをしたほか、国が募集している定住自立圏構想(中心市が圏域全体の暮らしに必要な都市機能を集約的に整備し、協定を結んだ周辺市町村と医療や農業など様々な分野で連携・交流するという考えのもので、国から各種の支援を受けられる。)の先行実施団体に、土庄・小豆島・三木・直島・綾川の周辺5町との圏域で応募したことについてもご報告し、県の協力をお願いしました。新病院の移転先については、「高松市民病院あり方検討懇談会」や昨年総務省から派遣いただいた経営アドバイザーからのご提言もあり、市南部に移転する方針としており、仏生山町の県農業試験場跡地を利用したい旨をお伝えしました。知事からは、同跡地の敷地面積の大きさから、新病院以外の土地利用も合わせて、今後、本市とともに検討したいとの考えが示されましたので、本年度中の新病院基本構想の策定に向け、十分な協議をしていきたいと思っています。
8月26日(火曜日) 高松市観光大使委嘱式・企業代表者懇談会
本市では、国の出先機関や企業の支社・支店等が集中しているという特性を生かして、市内に拠点を置く大企業の支社・支店の支店長さん等から市政に対する御意見をお伺いする企業代表者懇談会を設置し、また、懇談会の会員に「高松市観光大使」に就任いただき、高松の良さを広く内外にPRしていただいており、本日も、市内のホテルで、新たに高松市観光大使をお願いする方々に委嘱状をお渡しした後、懇談会を開催しました。
本市では、本年度から5年間を計画期間とする新たな観光振興計画を策定し、本計画に基づき、本市の集客力を高める独創的な事業を公募する観光プロモーション事業を始めとする、新たな施策を積極的に展開しています。今年2月に開催した前回の懇談会では、このプロモーション事業について貴重な御意見を伺いましたが、お陰様で、県内外から25件の応募があり、先日、提案者による公開プレゼンテーションを開催することができました。
本日も、多岐にわたる貴重な御意見・御提言をいただくことができましたので、今後の魅力あるまちづくりの参考にさせていただきたいと思っています。
8月26日(火曜日) 第2回高松市渇水対策本部会議
今月21日から香川用水の第四次取水制限が実施され、本市においても、減圧給水の強化を始めとする市民の皆様との「協働」による渇水対策に努めていますが、本日午前0時現在で早明浦ダムの貯水率は7%となり、このまま少雨状況が続けば、8月29日にも、利水容量を使い切ることが予想されています。
このような中、吉野川水系水利用連絡協議会が、貯水率がゼロとなった後の対応として、利水容量とは別にダムに貯留する発電専用容量の水道用水への転用を決定したため、貯水率がゼロとなった後も、現時点と同量の県営水道の受水が可能となりますが、本市の水道用水は、第四次取水制限が実施されている現在、通常時と比較し、自己処理水に比重がかかっている状況です。さらに、今後、農業用水がまだまだ必要な状況の中、香川用水から農業用水への補給がなくなること、また、自己処理水源である、ため池等の貯水状況が悪化していることなどから、これまで以上の節水目標水量を達成しなければ、絶対量が不足し、断水という非常事態になりかねない、極めて厳しい状況にあり、本日は、今後の対応策等について、十分な検討・協議を行いました。
8月25日(月曜日) 高松市美しいまちづくり条例(仮称)検討委員会 第1回会議
本市においては、平成5年と9年にそれぞれ制定した高松市都市景観条例や高松市環境美化条例に基づき、良好な都市景観の形成と環境美化の推進に取り組んできています。
私は、その実績を踏まえ、マニフェストの中で、たばこ、空き缶のポイ捨て禁止など環境美化の観点も含め、美しい景観を保護・復元するために、既存の条例を発展させた「高松市美しいまちづくり条例(仮称)」を制定することを掲げています。その「美しいまちづくり」に関する基本条例について、様々な観点から検討いただくための委員会をこのほど設立し、本日、その第1回会議を開催しました。
委員には、公募市民を含め、各分野から高い御見識をお持ちの皆様に御就任いただいています。委員の皆様には、真に美しいまち・高松の実現に向け、市民・事業者・行政が協働した様々な取組みを進めていけるような、実効性ある条例制定のため、それぞれのお立場から、忌憚のない御意見を賜るよう、お願いしました。
8月24日(日曜日) 第56回日本PTA全国研究大会かがわ讃岐路大会 全体会開会式
昨日から2日間の日程で開催されている、第56回日本PTA全国研究大会かがわ讃岐路大会の全体会で、全国各地からお集まりの総勢約6500人のPTAの会員の皆様に、開催地の市長として、歓迎のごあいさつをしました。
本大会では、学校と家庭・地域社会を結ぶパイプ役として重要な役割を果たしておられる皆様が、本日の全体会や県内各地で行われた様々な課題に着目した分科会で、大会テーマの「UDONの国さぬき こしとねばりのある子に育てよう」のとおり、自らが判断し、実行できる、粘り強い子どもの育成に向けた議論を深められました。
近年、地域の連帯感の希薄化や社会的モラルの低下など、子どもたちを取り巻く環境が大きく変化する中、本市においても、様々な体験活動や学習機会の充実に努め、家庭や地域との連携の下、次代を担う子どもたちの健全育成を図る取組みを積極的に推進しているところで、本大会が実り多いものとなり、参加された皆様が、今後、その成果をそれぞれの地域での活動に存分に生かされることを期待しています。
8月23日(土曜日) 30周年記念 塩江温泉まつり
本日、記念すべき30周年を迎えられた「塩江温泉まつり」におじゃまし、お集まりの皆さんにあいさつをしてきました。
塩江町は、全国の数ある温泉地の中から、四国では二つしかない「国民保養温泉地」の指定を受けており、「名湯」として広くその名を知られています。本市では、この歴史ある温泉を始めとした塩江の恵まれた地域資源を最大限に活用し、全国に向けて更に積極的にPRしようと、合併後、「湯愛の郷センター行基の湯」の敷地内に香東川のせせらぎを聞きながら気軽にお楽しみいただける足湯場を、また、行基の湯の足湯場から湯元塩江温泉「華乃荘」の源泉までの市道約300メートル間には、「浴衣で歩きたくなる散歩道」をコンセプトに、約40基の竹あかりを設置するなど、新たな魅力の創出に努めています。
地域をあげて開催されているこの「塩江温泉まつり」も、地域の皆様の交流はもちろん、本市の観光振興に大きく寄与いただいており、天候が心配された本日も、なんとか雨があがり、勇壮な太鼓の演奏や夏の夜空を彩る迫力満点の打上げ花火などを、私も含め、多くの皆さんが楽しんでいました。子供たちにとっても、夏休みの良い思い出ができたのではないでしょうか。
8月19日(火曜日) 議員全員協議会
平年より約2週間も早かった梅雨明け以降、早明浦ダム上流域における降雨量が極めて少ない状態が続いており、今年も本市の水事情は大変厳しい状況となっています。早明浦ダムの貯水率が15%程度を目処に実施される、第四次取水制限(香川用水への供給量を60%削減)の開始が21日にも予定されており、先日開催した本市渇水対策本部会議では、水圧の減圧と広報活動の強化、さらには、大口需要者の受水槽流入弁の絞込みや公営プール等の使用自粛要請など、新たな渇水対応に取り組むことを決定したところです。
本日の議員全員協議会では、そうした現在の厳しい渇水状況及び具体的な対応策について、説明し、広報の更なる徹底など、貴重な御意見・御提言をいただきました。
気象庁の季節予報においても依然、まとまった雨は期待できませんので、本日いただいた御意見や御提言を反映させながら、市民皆様のご協力を得て、引き続き、効果的な対応に努めていきたいと思っています。
8月14日(木曜日) 第43回高松まつり総おどり
いよいよ今年の高松まつりもクライマックスの総おどりを迎え、私も市役所連の一員として、約1時間、中央通りを踊り歩きました。
今年の総おどりは、中央通りで一元放送連45連が、また、高松市役所前と番町交差点東側の市道上の2ヶ所の「踊りスポット」では自由連12連が迫力ある踊りを披露しました。踊り子は総勢約4,000人にのぼり、沿道にも多くの観客が詰めかけて、これぞお祭りといった雰囲気で大いに盛り上がりました。また、昨年の反省から、一元放送連を前半チームと後半チームに分けたため、踊り子の皆さんもスムーズに気持ちよく踊れたのではないかと思っています。
私は、高松まつりの総おどりの参加は初めてで、この日のために、ひそかに練習を積んできました。市役所連は、第1回から連続出場を続けており、今年も若手職員からベテラン職員まで幅広く約140人が結集し、高松市役所の心意気を市民の皆さんにお見せできたのではないかと思っています。
渇水に頭を悩まされる日が続いていますが、まつりの盛り上がりと余韻で、市全体が少しでも元気になってくれればと、願っています。
8月12日(火曜日) ふるさと高松応援寄附PR推進キャンペーン
「ふるさとを大切にしたい」、「ふるさとの発展に貢献したい」という気持ちを形にしようと、地方税法改正による「ふるさと納税制度」が新たに導入され、本市においても、現在、高松市版ふるさと納税のPRに積極的に取り組んでいます。本日は、その一環として、高松空港とJR高松駅で、市職員によるPRキャンペーンを展開し、私も、高松まつりのTシャツと法被に身を包んで、帰省された方々に、PRグッズを配りました。
高松市版ふるさと納税(ふるさと高松応援寄附)は、ふるさと高松への想いを大切にしながら、全国でご活躍されている多くの皆様に、「ふるさと納税」というスタイルで、本市のこれからのまちづくりを応援していただこうというもので、現在、納税課に担当窓口を置いて寄附の受付を行っています。これまでに27名の方々から、有難いお申入れをいただいておりますが、お預かりした寄附金は、各種事業・施策に貴重な財源として活用させていただき、ふるさと高松を、更に元気に、魅力的な街にすることで、お気持ちにお応えして行きたいと思っています。
これからも多くの方々のご厚志をいただければ幸いに存じます。
8月11日(月曜日) 第4回サンセット納涼まつりinサンポート
「第43回さぬき高松まつり」の協賛事業として、本日から13日までの3日間、サンポートテント広場で開催される「サンセット納涼まつり」に参加してきました。
このおまつりは、サンポート地区の賑わい創出と活性化を目的に、高松商工会議所青年部の皆さんが中心となって開催されているものですが、数多くの飲食ブースが立ち並んだ会場では、様々なステージイベントも行われており、たくさんの人で賑わっていました。
私は、まつりの目玉である「正調一合まいた」の演舞を見学させていただくつもりでお伺いしていたのですが、皆さんのお誘いもあり、飛び入りで参加することとなりました。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損そん」という阿波踊りの有名な囃し詞がありますが、子どものころ以来となる正調一合まいたを一緒に躍らせていただいて、本当に楽しい時間を過ごせました。
踊りといえば、今年の高松まつりの総おどりは、総勢約4,000人の踊り子たちが乱舞する予定で、私も、市役所連の一員として参加します。市民の皆さんには、是非、まつりのフィナーレを飾る迫力ある踊りを楽しみに、会場に足を運んでいただきたいと思います。
8月7日(木曜日) 第1回高松市渇水対策本部会議
本市は、少雨の気候と地勢的な要因で古くから渇水には悩まされてきた土地柄です。その抜本的対策として香川用水が開設され、水事情は大幅に改善されましたが、それでも、その年年の気象状況によって早明浦ダムの貯水率が下がるたびに頭を悩まされています。
今年も、異例に早く梅雨明けし、7月以降の降雨量が、平年に比べ極めて少ない状態が続いており、早明浦ダムの貯水量は、本日(7日午前0時)現在で39%と、平年値の81%と比較して大幅に下回っています。一方、内場ダム等、自己処理水源の貯水率も、平均で66%と、平年を1割程度下回っており、本日、本部長として、第1回の渇水対策本部会議を招集し、効果的な渇水対応方策について、検討・協議しました。
現在、本市においては、香川用水への供給量を35%削減する第二次取水制限の実施を受け、第二次渇水対応に取り組んでいますが、このまま少雨傾向が続けば、早明浦ダムの貯水率がゼロとなる最悪の事態も懸念されるなど、渇水の深刻化と長期化も想定されます。こうした厳しい状況の中、本市としては、水源確保対策に全力で取り組むとともに、各家庭での「自主減圧」の実践を呼びかけるなど、市民の皆様との「協働」による渇水対策を講じてまいりたいと考えており、本日の会議では、その方針について確認、決定を行いました。
8月6日(水曜日) 大島青松園夏祭り
昨年に引き続き、大島青松園の夏祭りに参加し、お集まりの皆さんにごあいさつしました。
6時前に庵治港を出る船に揺られること、約20分。昨年以上に多くの市民の皆さんと一緒に大島を訪れました。今年もこの青松園の夏祭りは、阿波踊りを始めとする四国の代表的な踊りの披露や職員の皆様による模擬店など、多彩な催しが繰り広げられ、多くの来訪者でにぎわい、活気に溢れていました。
今年6月に、入所者の皆様が久しく待ち望んでおられた「ハンセン病問題基本法」が成立し、国立療養所の医療体制の確保・充実と、施設の地域住民等への開放が可能になりましたが、大島青松園は、全国でも唯一の離島にある療養所であり、しかも、大島は、現在、ほぼ青松園の関係者や入所者だけの島となっており、単純に地域との交流なり医療施設の開放といっても困難な側面があります。しかし、入所者の平均年齢が78.8歳ということを考えると、今後の療養所のあり方の検討は、待ったなしの喫緊の課題です。
本市としては、入所者の皆さんの良好な生活環境を確保しながら、美しく、温かい大島を将来にわたって地域に開かれたものにできるよう、そのあり方について、国・県と鋭意協議をしてまいりたいと思っています。
8月4日(月曜日) 「JAPAN石あかりコンテスト2008」審査
本日、第4回となる「石あかりロード」の協賛イベントである「JAPAN石あかりコンテスト2008」の審査のため、牟礼町の与一公園に行ってきました。
この「JAPAN石あかりコンテスト」は、地元庵治産地はもちろん、日本各地の石材加工業者が製作した選りすぐりの石あかりを集結させ、ナンバーワンを決定しようというもので、公園には、熟練の技により生み出された数々の作品が展示されていました。どの作品も甲乙つけ難い力作ばかりで、審査には悩まされましたが、自らの感性に訴えかけてきた作品に投票しました。コンテストの投票は、我々審査員とは別に、一般の来場者による投票も受け付けているようですので、興味のある方は、好みの作品に一票を投じてみてはいかがでしょうか。
また、審査が終了した後、210もの出展作品が、「ことでん八栗駅」から「源平史跡・駒立岩」までの約1キロメートルをやさしく照らしている石あかりロードも見学してきました。現地は、硬い石から漏れる優しく柔らかい光が独特の雰囲気をかもし出していて、正に癒しの空間となっています。9月20日までの開催期間中は、屋台や各種イベントも行われていますので、皆さんも是非「癒し」を求めて足を運んでみてください。
8月4日(月曜日) 「さぬきの国まち歩き博覧会2009(仮称)」実行委員会設立総会
来年度、香川全域を舞台に、「まち歩き」や地域のお祭り・イベントなどの「香川の素顔」が体感できるメニューを取り揃える「さぬきの国まち歩き博2009(仮称)」の開催が予定されています。本日は、その開催に向けて、県・市町・経済界・観光業界・まち歩き関係団体等で組織する実行委員会の設立総会が行われ、私も副会長として、博覧会成功に一役買うこととなりました。
この「まち歩き博」は、香川ならではの歴史文化、自然、食などを組み合わせた「歩く文化」や「旬」を感じてもらえる体験や交流等を、宿泊施設を軸とした「滞在型メニュー」として企画するもので、新たな滞在型旅行ニーズの中長期的な創出を目的としています。
県内では、それぞれの地域の歴史や文化などをゆったりと楽しむ「まち歩きツアー」が既に各地で生まれており、本市においても、大学生から70代までの個性溢れる町の達人たちが、ガイドとして自らの町の魅力を隅々まで案内してくれる「たかまつ松平藩まちかど漫遊帖」が好評を博しています。本博覧会によって、そうした新たな観光資源を全国にPRし、交流人口の増加によるにぎわいが創出できればと思っています。
8月2日(土曜日)~3日(日曜日) 「第36回全国アマチュアオーケストラフェスティバル高松大会」
2日(土曜日)の夜、「第36回全国アマチュアオーケストラフェスティバル高松大会」の歓迎レセプションが、日本アマチュアオーケストラ連盟の総裁を務めておられる高円宮妃殿下の御臨席の下、市内のホテルで行なわれ、全国各地からお越しいただいた皆様に、開催市の市長としてごあいさつしました。そして、3日(日曜日)にサンポートホール高松で開催された大会本番は、私も、観客の一人としてその演奏を楽しませていただき、ホールいっぱいに響き渡った音楽に感動しました。
このフェスティバルは、社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟に加盟の全国のオーケストラが、相互交流や技術の研鑽を目的に一堂に集まり、年1回開催されているもので、今回の高松大会では、「シンフォニック・ラブストーリー」と題して、ロメオとジュリエットを題材としたチャイコフスキーとプロコフィエフの曲に、バーンスタインの「ウエストサイド・ストーリー」が、全国からお集まりの腕利きの演奏家の皆様により披露されました。
こうした全国大会に刺激を受け、今大会の開催の中心となっていただいた高松交響楽団の活動
はもとより、本市における文化芸術活動が更に活気づいてくれることを期待しています。
8月1日(金曜日) 高松市環境配慮型都市交通計画推進協議会 設立総会
人口減少社会や地球環境問題への関心が高まる中、本市では、歩いて暮らせる環境にやさしいまちづくりに必要な交通体系を構築し、地域における地球温暖化対策の推進を図ることを目的として、「高松市環境配慮型都市交通計画推進協議会」を設立することとなりました。本日は、その設立総会を市役所で開催し、委員をお願いする皆様にごあいさつしました。
私は、マニフェストにおいて、「市内全域における将来像も検討しながら、公共交通の利便性の確保に取り組む」ことをお約束しており、本年度から始動させた「新・高松市総合計画」でも、地域の経済・産業活動や、都市の骨格を支える「快適で人にやさしい都市交通の形成」を重要な政策の一つとして掲げています。
当協議会では、だれもが安全で快適に移動できる、過度に自動車に依存しない交通体系の検討や公共交通の利用促進、更には自転車の活用などについて御協議いただくこととなりますが、本市の将来を見据えた、低炭素社会の実現に資する都市交通計画の策定のため、お力添えを賜るようお願いしました。
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