市長活動報告(平成20年6月)
更新日:2018年3月1日
6月30日(月曜日) 高松-那覇線就航15周年記念「那覇観光キャンペーンレディ 表敬訪問」
平成5年に開設された「高松―那覇線」が、今年で就航15周年を迎え、来月からは通年運航されることを記念し、明日、高松空港ターミナルビルで開催される記念式典に参加の那覇市キャンペーンレディの山城彩希さんが、全日本空輸株式会社の門田高松支店長とともに、本日、市役所を訪れてくれました。
沖縄と高松といえば、かけ離れたイメージがありますが、どちらも、「ソーキそば」と「さぬきうどん」という麺を特産品としていることや、香川県の会社が水槽を手がけている美ら海・新屋島両水族館が注目を集めていることなど、共通点がいくつかあります。また、私自身も、中学生のときに、当時開催されていた沖縄国際海洋博覧会に足を運んだのを始め、直近では4年前に、復元された首里城を見に行くなど、何度か沖縄を訪れたことがあり、思い出の多い地でもあります。
明日の記念式典では、沖縄民謡の演奏などがあるとのことですが、これを契機に、搭乗率が伸び悩む同航路の利用促進と香川と沖縄の更なる交流が図られることを期待しています。
6月30日(月曜日) コープかがわ「エコ基金」贈呈式
生活協同組合コープかがわでは、美しい郷土づくりに寄与することを目的に、環境保全基金(通称エコ基金)を2004年に設立されており、本日、そのエコ基金から、昨年に引き続き、100万円を本市に寄贈いただきました。
このエコ基金は、環境商品協賛金やリサイクル活動で得られた収益金、さらには、店舗におけるレジ袋代金(コープ中央インターでは、今月1日から他に先駆けてレジ袋の完全有料化を導入されています。)等を財源とされているもので、07年度は年間になんと2,500万円もの積立てがあったそうです。
この度は、その中から約450万円を県内の8市8町に寄贈いただけるほか、小学校における環境活動や地域の美化活動の支援等にも基金を活用いただけるとのことで、本当に有難い限りです。
本市では、7月から、太陽光発電システム設置費に対する補助対象を、これまでの個人住宅だけでなく、民間事業所にも拡大することとしており、本日の贈呈金は全て、その事業の財源に充当させていただき、より一層の環境保全につなげてまいりたいと思います。
6月27日(金曜日) 香川大学大学院地域マネジメント研究科における講義
香川大学大学院地域マネジメント研究科では、地方自治体や官庁等のトップを講師とする特別講義を、「四国経済事情」(地域活性化と地域政策)と題し、今年4月から開講されており、本日、私も、県都高松のこれからのまちづくりなどについて、お話してきました。
この研究科は、中四国地域初のビジネススクールとして、平成16年4月に開設され、地域の活性化・自立に資する教育研究を特徴とし、企業や行政、NPOなど地域の様々な場で中核となるリーダーの養成を目指されています。
講義では、自己紹介と選挙時のマニフェストの紹介から入り、本市の新しい総合計画や都市計画マスタープラン等について、LRTを始めとする新都市交通システムの調査・研究、自治基本条例の制定等、具体的な事業を取り上げながら、お話しました。
一通り講演した後、質疑応答の時間を取りましたが、地域マネジメントを学ぶ自治体職員を中心とした社会人学生がほとんどとあって、鋭く示唆に富んだ意見、質問が多く出されました。受講生の皆さんには、今後とも、研鑽を積んでいただき、修了後は、その研究成果を存分に生かしながら、ふるさとのまちづくりを後押ししていただければ幸いです。
6月26日(木曜日) 高松南昌友好会館日本語講座講師 表敬訪問
本市は、中国の南昌市と1990年に友好都市提携を結んでおり、提携5周年の際に、記念事業して、南昌市に高松・南昌友好会館を建設しています。そして、平成13年からは、友好会館において、日本語講座が開講されており、高松日中友好協会から日本人のボランティア講師が派遣されています。
本日は、第22代となるボランティア講師として派遣される蓮井京子氏が、出発を前に市役所を訪れてくれました。蓮井氏は、魯迅と中国がお好きとのことで、「日本語や日本に興味のある中国の人たちと触れ合いながら、誠意を尽くして日本語を広めたい。民間人レベルでの真の友好関係を築くことができれば。」との想いから、この講師を志望されたそうです。
中国は今、北京オリンピック開催を控えていることもあり、様々な問題が取りざたされていますが、こうした市民・民間レベルの交流を通して、確かな絆が基礎として築かれていれば、南昌・高松、日中両国の友好関係は、明るい見通しが持てるものと思います。
蓮井氏には、持てる力を存分に発揮し、日本語の普及はもちろん、是非、日中の「真の友好関係」の輪を広げてきていただきたいと思います。
6月25日(水曜日) スウェーデンハンドボールチーム「Dalhemus IF」表敬訪問
市内の高校との親善試合や高松大学での授業体験等のため来高されている、スウェーデンのハンドボールチーム「Dalhemus IF(ダーレヘム)」の皆さんが、本日、ハンドボール男子全日本代表の酒巻監督、高松大学の佃学長並びに地元ハンドボール協会の皆様等とともに、市役所を訪れてくれました。
スウェーデンは、バルセロナ・アトランタ・シドニーの各オリンピックで男子代表チームが3回連続銀メダルを獲得するなど、ハンドボールが非常に盛んな国です。一方、本市も、1993年の東四国国体開催以来、ハンドボールが盛んで、今回親善試合を行う高松大学を始め、市内の高校が全国大会でも活躍しており、この度の訪問は、お互いの技術を学び、チームのレベルを更に高める絶好の機会になるものと思います。
また、ダーレヘムの本拠地、マルメには、先日、私も参加した調印式で瀬戸大橋と姉妹橋縁組を結んだオーレスン橋があり、橋と橋のご縁を通じた今後の交流拡大も期待されます。この度の訪問が、その良い足がかりになってくれればと願っています。
6月20日(金曜日) 高松ケーブルテレビ「未来環境防衛隊ドラゴンマン」収録
本日、本市国分寺町のみよし保育園の園児たちが市役所を訪れ、未来環境防衛隊高松市総監である私とドラゴンマンに、日ごろの環境保全への取組みを報告してくれました。
ドラゴンマンは、以前、この活動報告でもご紹介しましたが、香川県内の幼稚園・保育所・小児病棟等への訪問やステージイベントを通し、環境保護意識の啓発と子どもたちの心身育成に活躍しているヒーローで、現在、高松ケーブルテレビで、このドラゴンマンの環境教育番組が放送されています。
みよし保育園では、園児たちが、環境問題や自然エネルギー普及活動等に自ら取り組める人になるよう、太陽光発電システムを教材として導入し、また、園内には、発電量や二酸化炭素削減量などの表示板を設置して、園児たちが太陽光発電を目で見て実感できるような工夫もされているそうです。本日は、園児たちから、そうした活動について、かわいらしい報告を受け、私から「未来環境防衛隊認定証」を、ドラゴンマンから「隊員証」を手渡すシーンを撮影しました。
本市の将来を担う小さな子どもたちの心に、環境保全の精神が育まれることは、本当に素晴らしく、こうした取組みが今後ますます広がっていくよう、引き続き、高松市総監としてお手伝いしていきたいと思っています。
6月20日(金曜日) 平成20年第3回高松市議会定例会(一般質問)
本日の一般質問で、今議会における本会議の質問がすべて終了しました。
今回も、代表質問4人、一般質問19人の議員皆様から、市長就任後の1年余りを振り返っての私の所感や、平成19年度の決算状況、また、先月本市が国に対して行った「環境モデル都市」の申請、さらには、施設の耐震化を始めとする防災対策についてなど、多岐にわたる質問を受けました。
私自身、この1年余りを振り返ると、本当に忙しく、あっという間に過ぎ去ってしまったという感じですが、市民本位の政策立案・展開のための組織体制を整える中で、新たな総合計画を策定したほか、市民皆様との約束であるマニフェストについても、掲げる政策50項目全てにおいて、事業着手や前進が図られ、私が目指す高松市の姿に着実に近づくことができた、充実した1年でした。
今後も、積極的な情報公開や、説明責任を果たしながら、市民の皆様とともに、人・まち共に活力に満ちたまちづくりを進めていきたいと思います。
市議会は、23・24日と休会し、25日に閉会する予定です。
6月11日(水曜日) 平成20年第3回高松市議会定例会(開会/提案説明)
本日、平成20年第3回高松市議会定例会が開会し、補正予算案、ふるさと高松応援寄附条例の制定を始めとする条例制定・改正案など、上程した28議案の提案理由を説明しました。その内、先議をお願いした新設統合第二小学校(仮称)の工事請負契約に関する3議案については、すぐに委員会付託され、無事可決されました。
高松市版ふるさと納税(ふるさと高松応援寄附)は、ふるさと高松への想いを大切にしながら、全国でご活躍されている多くの皆様に、「ふるさと納税」というスタイルで、本市のこれからのまちづくりを応援していただこうというもので、現在、納税課に担当窓口を置いて寄附の受付を行っています。ご寄附いただいた皆様には、居住自治体の個人住民税の一部が控除されるほか、本市から玉藻公園など市内10施設の入園料等が1年間無料になるパスポートを進呈する特典も用意していますので、多くの皆様のご厚志をいただければ幸いに存じます。
今議会は、6月25日までの15日間の日程で、16日から代表質問が始まり、一般質問も合わせて、全部で23名の議員の方々が質問に立たれる予定です。
6月8日(日曜日) 第3回人権フェスティバル
本日、人権擁護委員の皆様を始め、多くの関係者の御協力をいただく中、さぬきこどもの国で開催した「第3回人権フェスティバルinたかまつ」で、ご参加の市民の皆様にごあいさつをしました。
今年は、昭和23年に我が国の人権擁護委員制度が創設されてから、また、世界人権宣言が採択されてから60周年の記念すべき節目の年に当たりますが、今なお、同和問題を始めとする様々な人権問題が存在しており、昨今の社会環境の急激な変化等に伴う、インターネット上での人権侵害など、個々の問題も、ますます複雑・多様化しています。
本日のフェスティバルでは、人権に関する紙芝居など、子どもから大人まで幅広い年代の方々に、楽しみながら人権について学んでいただけるイベントを実施しました。参加された皆様には、改めて、人の命やお互いの人権を尊重し合うことの大切さをお考えいただき、家庭はもとより、学校や職場でも、この機会に話し合いの場等をもっていただければ幸いです。
6月6日(金曜日) 平成20年度四国国道協会関係会議
四国の一般国道の整備促進、適正な維持管理への支援及び道路愛護心の涵養を図ることを目的として、平成3年に四国の市町村長を会員として設立された四国国道協会の総会等関係会議が、本日、市内のホテルで開催され、当協会の会長として、四国各県からお集まりいただいた皆様にごあいさつするとともに、議事の進行等を行いました。
近年、地方の道路行政を取り巻く環境は、公共事業費の削減や道路特定財源制度の見直しなどにより、道路整備に必要な財源確保が極めて厳しい状況となっており、先日も、平成21年度からの道路特定財源の全額一般財源化を明記した「道路特定財源に関する基本方針」が閣議決定されたところです。
四国においては、依然として道路整備が立ち遅れており、また、東南海・南海地震への備えなど、道路整備に関してまだまだ解決しなければならない課題が山積しています。
本日の会議では、今年度の事業計画などについて審議しましたが、本協会としては、こうした厳しい状況を踏まえ、政府・国会等に対し、四国の窮状と道路特定財源の有効活用を訴え、道路整備のための財源確保や四国への道路予算の重点配分を、なお一層強く求めていかなければならないと思っています。
6月5日(木曜日) 香川大学との連携協力に関する協定締結の調印式
この度、学術・文化の進展並びに産業振興の寄与等のため、香川大学と本市との間で連携協力に関する協定を締結することとなり、本日、市役所で、協定調印式を執り行いました。
本市では、新しい総合計画の実施計画である「まちづくり戦略計画」において、地域の貴重な人的・知的資源を生かし、大学と連携することを重点取組事業の一つに掲げ、個性豊かな地域社会の形成を推進することとしています。
そこで、香川大学と、これまでの個別分野、関係部門間での連携だけでなく、包括的な協定を締結し、その専門知識や技術を、広くこれからの本市のまちづくりに生かさせていただくこととしました。
本市としては、今後、香川大学との連携を強化することにより、お互いが持つ資源や機能の活用を図りながら、幅広い分野で相互に協力し、協働のまちづくりのパートナーとして、活力ある都市づくりの推進に努めていきたいと考えており、一井学長他、関係者の皆さんに、この協定を契機に、更なるお力添えを賜るよう、お願いしました。
6月3・4日(水曜日) 第78回全国市長会議
2日間にわたり、東京で開催された全国市長会関係の会議に出席してきました。
毎年、6月初旬に開催されているこの全国市長会議では、全国に9つある支部から提出された国への要望議案について審議されるほか、国への早急な要請が必要な事項についての決議を行って、各省庁を始めとする関係各所への要望活動が行われています。
今回の会議でも、「地方分権改革の推進」を始めとする4件の決議を行い、国に強く要請することとしました。私は、昨年の総会から1年間の任期で、全国市長会の副会長を務めており、今回の4件の決議のうち、後期高齢者医療制度の円滑な運営のための国の措置や深刻な地方の医師不足解消のための国の施策等を求める「医療制度改革及び医師確保対策」に関する決議の提案説明を壇上から行いました。
昨年、高松市長に就任して間もない新米市長だった私が、いきなり四国支部の代表として全国市長会の副会長に就任したわけですが、1年間、会長である佐竹秋田市長を始め、他の役員市長とともに、要望活動に参加するなどの機会を得て、精力的な活動が展開できたことを有難く思っています。
6月2日(月曜日) 平成20年度高松市少年育成委員委嘱式
本日、平成20年度高松市少年育成委員委嘱式に出席し、高松市少年育成委員として、長年にわたり、献身的な御尽力を賜ってきた方々に感謝状を、この度、新たに委員をお引き受けいただく皆様に委嘱状をお渡ししました。
本市においては、非行少年の数はやや減少傾向にあるものの、万引きの増加や非行の低年齢化、更には喫煙や深夜徘徊などの不良行為が増えつつあるほか、情報化の進展に伴うインターネットによる個人への中傷や携帯電話を悪用した被害の増加等も報告されており、なお一層の非行防止活動の推進が、強く求められています。本市では、警察等の関係機関や関係団体と連携する中で、地域ぐるみで子どもを見守り育てる活動を推進するとともに、下校時等の巡回活動を始め、不審者情報メール配信システムの充実を図るなど、子どもの健全育成と安全確保に努めているところです。
次代を担う青少年の育成は、極めて重要な課題です。本市としては、安心・安全に暮らせるまち・高松を目指し、今後とも子どものいじめ問題、安全対策に積極的に取り組んでいきたいと考えており、委員をお願いした皆様には、更なるご理解とお力添えを賜るよう、お願いしました。
6月1日(日曜日) 水任流発祥365年記念 第24回英公様追悼遊泳祭
高松市歯科救急医療センターを後にして、今度は、玉藻公園内のお堀で行われていた水任流保存会主催の「英公様追悼遊泳祭」に参加してきました。
寛永20年、英公様こと、高松藩初代藩主・松平頼重公に歴史を発する水任流泳法は、代々師役によって360年余、営々と伝承され、今日では、昭和53年に結成された水任流保存会の皆様による、地道な公開活動や熱心な泳法指導により、広く市民皆様の間に定着し、本市の貴重な伝統文化として、愛着が一段と深まっています。また、今年は、水任流発祥365年ということで、全国から古式泳法の各流派の有志の皆さんも駆けつけてくれていました。
私は、泳法披露の時間から参加させてもらったのですが、到着するなり、鉢巻を締め、扇子を持たされて、第14代当主松平頼武会長と一緒に、堀に浮かべた船から、お堀の中で行われる泳法披露を見せてもらいました。
熨斗(のし)と呼ばれる独特の泳ぎ方の様々なバリエーションや、立ち泳ぎをしながら水の中で書をしたためる「水書」と言われる芸など、次から次と披露され、昔の初夏の御城下の風情も斯くありなん、というゆったりとした時間を、しばし味わせてもらいました。
6月1日(日曜日) 平成20年度歯の衛生週間行事 開会式
今日から6月。クールビズ解禁日と言うことでノーネクタイの軽装で、爽やかな天気の下、朝9時前から高松市歯科救急医療センターで行われた「歯の衛生週間記念行事」の開会式に出席して、あいさつをしてきました。
近年、少子・高齢社会が、急速に進展する中、市民の皆様が、健やかで、こころ豊かに暮らすことのできるよう、生涯を通じた健康づくりを推進することが、これまでにも増して強く求められています。取り分け、歯は「健康の入口」とも言われ、本市においては、高松市歯科医師会の御協力をいただきながら、様々な歯科健診事業や、「8020運動(80才になっても20本以上の自分の歯を保つことで、豊かな人生を」という考えの下に、平成元年に国と日本歯科医師会が提案した運動)」の推進に取り組んでいるところです。
また、本年度からは、新たに、国保歯科ドックを開始するほか、成人歯科健診の対象を拡充するなど、更に積極的に歯科保健事業を推進することとしており、高松市歯科医師会の皆様には、今後とも、お力添えを賜るようお願いしてきました。
お問い合わせ
このページは秘書課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎4階
電話:087-839-2131 ファクス:087-839-2129
(秘書係)
ファクス:087‐839ー2381(市長への提言)
<秘書課>
電話:087-839-2131
ファクス:087-839-2129