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市長活動報告(平成20年9月)

更新日:2018年3月1日

9月29日(月曜日) 平成20年度国際交流機構(JICA)集団研修生 表敬訪問

 国際協力機構(JICA)では、開発途上国の将来の幹部職員を対象に、日本の都市計画や都市整備等に関する技術や情報を総合的に学び、当該国の発展と国際親善を深めることを目的とした集団研修を実施されており、本日は、その研修員の皆さんが、市役所を訪れてくれました。
 アジアを中心に、中米やアフリカなど、世界12カ国から参加されている研修員の皆さんは、明日まで本市に滞在されるということですが、研修地に本市が選ばれたということは大変光栄なことですので、限られた時間ではありますが、できる限りの協力をさせていただきたいと思っています。
 今日は、私から歓迎のごあいさつをした後、担当職員が本市のまちづくりについて御説明するとともに、サンポート高松や丸亀町商店街の現地視察にも御案内しましたが、この度の来高が、研修員皆さんの母国の今後の都市づくりの参考となれば、幸いです。
 また、皆さんには、滞在中、都市計画に関することのみならず、瀬戸内の食材や恵まれた気候風土など、高松のその他の良さも是非とも感じ取っていただき、今後、2度3度と本市を訪れていただきたいと思いますし、帰国後、その魅力を広く国の方々にも発信していただければ幸いです。

9月27日(土曜日) 菊池寛記念館第17回文学展 特別展オープニングセレモニー

 本市では、毎年、郷土の生んだ文壇の大御所・菊池寛の業績を称えるとともに、広く市民の皆様に文学に対する理解と関心を深めていただくため、菊池寛記念館文学展を開催しています。本日は、その第17回文学展のオープニングセレモニーを開催し、お集まりの皆様にごあいさつしました。
 今回の文学展では、今年が菊池寛生誕120年・没後60年という節目の年に当たることを記念して、「菊池寛-現代に引き継がれる寛イズム-」と題した三部構成の展示により、菊池寛を様々な角度から紹介しています。記念館所蔵の資料のほか、全国の文学館からお借りした貴重な資料に加え、最近発表され話題となった芥川龍之介による菊池寛あての遺書、さらに、大変珍しい菊池寛の書簡も公開するということで、私個人としても楽しみにしていました。
 菊池寛は、作家活動はもちろんのこと、文藝春秋社の設立を始め、芥川賞・直木賞の創設など、実業家として数々の功績を残す一方、将棋や麻雀、競馬など多方面にわたる趣味人としての活動にも、目を見張るものがあります。
 市民の皆さんには、そうした、自分の興味のあること、信じたことを迷うことなく実行した寛独特の精神・「寛イズム」を是非とも、この機会に御堪能いただければと思います。

9月26日(金曜日) 第42回姉妹都市招へい教師の表敬訪問

 本市では、姉妹都市であるセント・ピーターズバーグ市(アメリカ合衆国フロリダ州)エッカード大学の卒業生を、毎年、高松第一高等学校の英語教師としてお迎えしており、本日は、42人目の招へい教師であるニコラス・クルーチさんが、素敵な着物姿の奥様タマラ・トーマスさんと一緒に市役所を訪れてくれました。
 ニコラスさんは、エッカード大学で日本語を学ばれ、2006年には、大学からの語学研修生として来日されているなど、日本語や日本文化に対して深い興味と見識をお持ちで、これからの1年間、一高での授業や課外活動、ケーブルテレビの市政情報チャンネルへの出演等を通して、市民の皆様の英語教育に大きく御貢献いただけるものと期待しています。
 また、本市では、現在、「アート・ハブ・シティー高松」と題した海外版インターネット広告を通じ、欧米に本市の魅力を発信する新たな試みを実施していますが、是非そのサイトの展開にも御協力いただき、今後、本市の魅力を広く伝えていただくようにも、私からお願いしました。
 ニコラスさんとタマラさんは、昨年結婚されたばかりということで、ここ高松での新婚生活も、楽しく、思い出深いものとなれば、幸いです。

9月25日(木曜日) 高松市文化奨励賞選考審議会第1回会議

 本市では、芸能・音楽・美術・文芸・文化総合の各分野で、文化の振興に御貢献いただいており、将来においてさらにその活躍が期待される方に高松市文化奨励賞を授与しています。
 本日は、その受賞候補者を選考いただく審議会の第1回会議が開催され、私から、委員をお願いする方々に委嘱状をお渡ししました。
 高松市文化奨励賞は、今年で31年目を迎えるもので、過去30回においては、多彩な分野の中から計60名の方々が受賞されており、現在、それぞれの分野で本市の文化芸術の向上に大きく寄与いただいています。
 この4月から始動している新総合計画では、目指すべき都市像を「文化の風かおり 光かがやく 瀬戸の都・高松」とし、「心豊かな人と文化を育むまち」をまちづくりの目標の一つに掲げているところです。委員の皆様には、このような本市の新たなまちづくりの展開に一翼を担っていただける、この賞の趣旨にふさわしい将来性と実力を兼ね備えた有望な方々を候補者として選考いただくよう、お願いしました。

9月24日(水曜日) 平成20年度ボランティア功労者に対する厚生労働大臣表彰状等の贈呈

 この度、高松ボランティア協会が、平成20年度ボランティア功労者に対する厚生労働大臣表彰を受賞されることとなり、本日、私から、同協会の森沢会長さん等に、大臣に代わって表彰状等をお渡ししました。
 この厚生労働大臣表彰は、福祉分野等のボランティア活動を永年率先して行っており、その活動が他の模範となる個人や団体を対象とするものです。
 高松ボランティア協会の皆様におかれては、「自分たちの住むこのまちを、誰もが楽しく暮らせるまちにしたい」との思いから、昭和52年に協会を設立されて以来、約30年にわたり、各種ボランティアイベントの開催や機関紙の発行、日常的なボランティア相談の実施、さらには、各ボランティアグループの連絡調整など、障害者福祉を中心としたボランティア活動を続けられ、本市におけるボランティア活動の基礎を築いてこられました。
 しかし、近年は、会員の高齢化が進んでいるということで、森沢会長さんからは「もっと若い力がほしい。」という言葉も聴かれましたので、本市としても、若い世代や地元企業などに、幅広くボランティアに関心をもっていただけるよう、支援していきたいと思います。

9月21日(日曜日) 「第1回カーフリーデー高松」

 この活動報告でも開催に向けた協議の模様をお伝えしてきた、「第1回カーフリーデー高松」を、本日、美術館通り(中央通り~フェリー通りの間)を舞台に開催しました。
 午後零時半までの1時間で約40ミリという大雨が降ったため、残念ながらオープニングイベントと2つのプログラムが中止になってしまったのですが、その後なんとか雨もあがり、他の催し物は、全て予定どおり実施することができました。
 私は、美術館で開催された「自転車を利用した新しいまちづくりに関するフォーラム」でお集まりの皆さんにごあいさつし、京都大学大学院の南さんの基調講演を聞いた後、その他のイベントの様子も一通り見て回りました。あいにくの空模様で、大盛況とまではいかなかったのですが、それでも親子連れを中心に多くの市民の参加を得て、自動車のないまちなかを楽しみながら、環境問題も考えていただけたのではないかと思っています。
 車のいない公道の路面に子どもたちが座り込み、夢中になってクレヨンで絵を書いている様子を見ていると、まちの主役は人である、という当たり前のことを再認識させられました。
 頭でいろいろ考えるより、体験して実感するということは市民の意識啓発として効果的であり、非常に意義のあるイベントであったと思います。

9月21日(日曜日) 第32回高松市身体障害者スポーツ大会

 本日開催された平成20年度高松市身体障害者スポーツ大会で、お集まりの皆様にごあいさつした後、パン食い競争にも参加してきました。
 今年こそは青空の下でと思っていたのですが、あいにくの空模様で、昨年に引き続き屋内での開催となってしまいましたが、会場は、選手を応援する歓声に包まれ、笑顔が絶えない楽しい雰囲気の中で、すばらしい親睦が図られているようでした。私も、パン食い競争では、思わず童心にかえって、楽しみました。
 障害者スポーツといえば、先日閉幕したパラリンピックでは、北京オリンピックに勝るとも劣らない白熱した競技の数々が展開され、多くの勇気と感動が世界中に届けられたところです。スポーツを始めることによって、障害を乗り越えることができたという選手も数多くいるそうで、改めて、スポーツに秘められた「力」には驚かされます。
 程よい運動は、ストレス解消や体力の保持・増進にも役立ちます。今日参加された皆さんにとって、このスポーツ大会が、日ごろからスポーツに親しむよいきっかけになってくれれば幸いです。

9月17日(水曜日) 平成20年第4回高松市議会定例会(一般質問)

 本日の一般質問で、今議会における本会議の質問がすべて終了しました。
 今回は、代表質問4人、一般質問17人の議員皆様から、長期化、深刻化している渇水問題を始め、今年になって全国各地で多発している局地的な豪雨への対応などの災害対策、先日のトップ会談で、私が県農業試験場跡地を移転候補地としたい旨を知事に申し入れた新病院事業に関してや、CO2排出量削減等の環境対策、本市経済を支える中小企業の振興などについて、様々な観点から質問を受けました。
 本会議での議員皆様からの質問には、私や担当部長等がお答えするのですが、今回の議会における私の答弁時間は、5日間で、約200分にのぼりました。できるだけ簡潔に、とは思っているのですが、質問された議員の方々はもちろん、市民の皆様にも御理解いただけるよう、丁寧にお答えしようとすると、どうしても長い答弁になってしまいがちです。今後も冗長に陥らないように気をつけながら、市の考え方を御理解いただき、説明責任を果たすために、懇切丁寧でわかりやすい答弁に努めていきたいと思っています。
 市議会は、18日に委員会審査が行われ、19日は休会し、22日に閉会する予定です。

9月13日(土曜日)~15日(月曜日) 敬老会訪問

 土曜日から「敬老の日」の月曜日にかけて、市内9地区の敬老会におじゃまし、お集まりの皆様にお祝いのごあいさつをしてきました。
 唐の詩人、杜甫は、「人生70古来稀なり」と詠みましたが、今日、我が国は世界に誇る長寿国となり、昨年の男性の平均寿命は79.19歳で世界第3位、女性は85.99歳で23年連続の世界第1位となっています。また、本市でも、今年は、敬老会の対象年齢である75歳以上の方が約4万5千人、100歳以上の方も、106歳の最高齢者の方を筆頭に約150人と、かつてない超高齢社会を迎えています。
 75歳といえば、少し前まではかなりの高齢のイメージがありましたが、今回、各会場にお集まりになっていた皆さんは、本当に若々しく、“おじいちゃん”“おばあちゃん”と呼ぶと怒られそうな方々ばかりでした。皆様には、これから寒い季節を迎えますので、体調管理には十分気をつけられ、今後とも地域での様々な行事やボランティア活動などに積極的に御参加いただく中で、毎日の生活に張り合いを持ち、楽しく過ごしていただきたいと思います。
 本市としても、“高齢者が住みやすい、高齢社会にふさわしい保健福祉のまちづくり”の推進に、なお一層、努めていきたいと思います。

9月7日(日曜日) 第48回高松市民早朝野球大会閉会式

 5月から4か月近くにわたり、熱戦が繰り広げられてきた第48回高松市民早朝野球大会も、本日、全ての部門で優勝チームが決定し、サーパススタジアムで行われた閉会式でお祝と労いのあいさつをするとともに、優勝チームに表彰状をお渡ししてきました。
 本大会は、半世紀に近い歴史と伝統を有するスポーツ大会として、本市のスポーツ振興に大きく寄与いただいており、これまで、多くの出会いや感動を生んできました。
 かつては、野球王国といわれた香川県も、このところはあまり目立った活躍が見られなくなりましたが、裾野においては、こうして日常生活の中で野球を楽しんでいる多くの市民の皆様がいます。
 本市では、これまでも、高松市民スポーツ憲章の下、健康なからだと心に潤いのあるまちづくりを目指し、いつでも、どこでも、気軽に楽しめるスポーツレクリエーション活動の推進に努めてきましたが、この市民早朝野球大会を始めとする各種スポーツ大会が、市民の皆様の貴重な交流の場として、今後一層発展していけるよう、更なる支援に取り組んでいきたいと考えています。

9月7日(日曜日) 高松市民健康まつり

 本日、保健センターで開催した高松市民健康まつりで、主催者として、御参加いただいた皆様にごあいさつしました。
 この健康まつりは、市民の皆様の生涯にわたる健康づくりに対する意識の高揚を図るため、昭和60年から、毎回、様々なテーマを取り上げて開催しているもので、今年で24回目を迎えました。
 今年は、近年、糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病を指摘される方が増加傾向にあることから、これらの病気の進行に大きくかかわっている「メタボリックシンドローム」に着目し、「みんなで取り組むメタボ対策」のテーマの下、内臓脂肪型肥満の生活習慣の改善に焦点を当てて開催しました。
 各フロアでは、「メタボ予防」コーナーを始め、「健康チェック・健康相談」コーナーや「はじめてのパパママ教室」、認知症予防のためのチェックなど、子どもさんから高齢者の方まで、楽しみながら参加できる多彩なメニューが用意されており、多くの市民の皆様が来場され、にぎわっていました。

9月5日(金曜日) 第4回さぬき満月まつり「Tシャツお絵かき展」表彰式

 9月1日から市役所1階の市民ホールで開催されていた、第4回さぬき満月まつり「Tシャツお絵かき展」の表彰式が本日行われ、厳正の審査の結果、見事、市長賞に選ばれた、幼稚園児から小学校4年生までの子どもたちに、私から表彰状をお渡ししました。
 この「Tシャツお絵かき展」は、屋島の活性化と青少年の健全育成を目指して活動されている「さぬき満月会」が企画されたもので、先月、屋島山上が大いに盛り上がった「さぬき満月まつり」に参加した地元の子どもたちが、真っ白なTシャツに思い思いの「夢」を絵や文字に現した作品を展示したものです。
 会場には、日本三大たぬきの一つで、四国のたぬきの大将「屋島太三郎たぬき」の伝説にちなんだ作品など、子どもたちの様々な思いが込められた約90枚のTシャツが展示されていましたが、子どもならではの真っ直ぐな感情が自由に描かれた、なかなかの力作ばかりでした。屋島と満月とTシャツと絵という組み合わせ自体がユニークで感心した催しでした。

9月5日(金曜日) 平成20年第4回高松市議会定例会(開会/提案説明)

 本日、平成20年第4回高松市議会定例会が開会し、現在の渇水対応について、議員皆様に御報告した後、平成20年度一般会計補正予算案など、上程した19議案の提案理由等を説明しました。
 渇水については、市民の皆様に御心配をおかけしていますが、早明浦ダムの貯水率が0%となっており、現在、発電用水の緊急放流が行われています。これに伴い、本市では、第5次の渇水対応を実施していますが、このまま降雨がない場合、本市の使用水量の半分を担っている自己処理水源(内場ダム等)の貯水状況も厳しくなります。市民の皆様には、水道使用量の抑制に御理解いただき、自主減圧など各種節水や水の有効利用に、より一層の御協力をいただければ、幸いです。
 今議会は、9月22日までの18日間の日程で、10日から代表質問が始まり、一般質問も合わせて、全部で21名の議員の方々が質問に立たれる予定です。

9月4日(木曜日) 高齢者訪問

 今月15日(月曜日)の敬老の日を前に、今日は、朝から、市内の女性最高齢者と今年100歳の方々を訪問し、長寿のお祝いをしてきました。
 市内の最高齢者は、男性106歳、女性105歳で、100歳以上の方も152人と、昨年より16人増えています。
 わが国の平均寿命(平成19年)は、男性79.19歳、女性85.99歳で、60年前より男女ともに約30歳も延びています。医療の進歩によるところが大きいのですが、お会いした方のほとんどが、日々、食事や趣味を楽しんでおられるとのことで、やはり、一日一日に喜びを見出しながら、生きがいを持って生活することが長寿の秘訣ではないかと感じました。
 今日は、ご自宅や入所施設、全部で6か所におじゃましましたが、本市としても、福祉サービスの提供やバリアフリー化などの生活環境の整備、また、高齢者の生きがいづくりの支援や雇用等の促進にも努め、高齢者の皆さんが、今以上に笑顔で毎日を過ごせるようなまちづくりに精一杯取り組んでいかなければとの思いを、新たにしました。

9月3日(水曜日) 高松市総合都市交通戦略検討協議会

 本市では、今年度から始動させた「第5次高松市総合計画」において重要な政策の一つに掲げる、「快適で人にやさしい都市交通の形成」を具体化するための総合都市交通計画の策定を目的に、この度、「高松市総合都市交通戦略検討協議会」を設置しました。
 協議会では、過度に自動車に依存しない、本市の目指すべき都市交通の将来ビジョンを明らかにする中で、本市の中心市街地における公共交通の在り方、特に、LRT導入も含めた新交通システムの必要性や整備効果等の検討を始め、交通結節機能強化策などを盛り込んだ総合都市交通計画の策定に向けて、種々御協議いただくこととしています。
 本日、市役所で開催した第1回会議では、会長に香川大学工学部の土井教授、副会長に岡山大学経済学部の中村教授が選任された後、担当職員から、本市の都市交通の現状と課題、新交通システムの導入検討の背景などについて御説明しました。
 私からは、将来都市構造の基本的な考え方である「公共交通の利用促進に努め、本市にふさわしい、コンパクトで持続可能なまちづくり」のために、忌憚のない御意見を賜るよう、委員の皆様にお願いしました。

9月1日(月曜日) 「第2回高松国際ピアノコンクール」記者会見

 来る2010年3月に、本市での開催が予定されている「第2回高松国際ピアノコンクール」の参加要項がこの程決定したことから、今年3月の開催決定記者会見に続く2回目の記者会見を本日県庁で開催し、私も同コンクールの組織委員会顧問として出席してきました。
 このコンクールは、世界を目指す若手ピアニストの“夢”や“目標”の実現を支援するため、世界の優れた音楽家と触れ合う場を設けようと、民間主導により行われる国際的なピアノコンクールで、2006年3月に開催された第1回コンクールには、25の国や地域から306人もの若さと才能溢れるピアニストが参加しており、音楽芸術の振興はもとより、国際的な文化交流を図る上からも、誠に意義深いものと考えています。
 2010年は、本市の市政施行120周年の記念すべき節目の年にも当たり、世界的に優れた音楽に触れる貴重な機会を市民の皆様に提供できることを、市長として本当に嬉しく思っています。そして、個人的にも、再び、本市の文化芸術の創造・発信拠点であるサンポートホール高松において、ハイレベルな音の競演が繰り広げられることを心から楽しみにしており、記者会見では、関係各位に開催に向けた御支援・御協力をお願いしました。

9月1日(月曜日) 平成20年度総合防災訓練

 本日、早朝より南海地震発生を想定した総合防災訓練を実施しました。
 今回の総合防災訓練は、住民、県、市、その他防災関係機関が、地震発生直後以降にそれぞれが果たすべき役割を確認するとともに、連絡体制等、相互の連携を強化するために、初めて、香川県との合同で開催しました。
 訓練では、まず、市役所の会議室で、災害対策本部における情報収集伝達・応援要請・避難勧告等の流れを確認した後、県防災ヘリで上空偵察を行いながらメイン会場となる生島町の県消防学校に移動し、関係機関や市民の皆さんとともに、救出救護・消火・水防工作・避難所設営等の各種訓練を行いました。
 発生から早や13年が経過した「阪神淡路大震災」の教訓から、各自治体では、これまで様々な対策が講じられてきましたが、昨年7月に新潟県中越沖地震、また、今年6月には、岩手・宮城内陸地震が発生し、改めて、更なる「危機管理体制の必要性」を痛感させられています。東南海・南海地震でも大きな被害が予測されており、参加された皆様には、本日の訓練を機に、「自分たちのまちは、自分たちで守る」という気持を新たに、被害を最小限に食い止めるための家庭や地域、職場での防災対策に、なお一層、取り組んでいただきたいと思います。

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