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市長定例会見(令和7年8月22日)

更新日:2025年9月1日

日時・場所

日時:令和7年8月22日(火曜日)11時30分~12時15分
場所:防災合同庁舎3階301会議室

報告事項

(1)「たかまつごみ出しサポート事業」の実証実験(第2期)の実施について

報道発表資料

市長説明及び記者との質疑応答要旨

市長定例記者会見(令和7年8月22日)録

 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 報告事項の前に、先日、プレスリリースいたしました、「西のゴールデンルートアライアンスの大阪・関西万博へのブース出展」について、お話をさせていただきます。
 「西のゴールデンルートアライアンス」でございますけれども、西日本・九州が一体となって、広域的な観光誘客を図っていくために、広域観光周遊コースの形成を目指して、大阪より西側の西日本をエリアとする、本市を含めた19の自治体が連携をしながら、各地域の魅力の発信や海外向けのプロモーションに取り組んでいるところでございます。
 この西のゴールデンルートアライアンスを主体として、8月27日(水曜日)から31日(日曜日)までの5日間、「大阪・関西万博」の「EXPOメッセ会場『WASSE』」というところですが、ここにおきまして「Discover Unknown Japan.」、「よく知られていない日本」ということですけれども、これをコンセプトにして、「西のゴールデンルート」のブースを19自治体で共同出展することといたしております。
 本市では、「大阪・関西万博」に合計3回参画することとしております。最初は「香川県の催事」に伴って行ったもの、それから今月2日に「神戸市との連携催事」で行っておりまして、今回で第3弾となり、最後の企画となるものでございます。
 今回の出展ブースには、本市を含めた西日本・九州の魅力を紹介するコンシェルジュが配置されるということでございます。
 また、「大阪・関西万博」会場から短期間で周遊できる計8種類のモデルルートを作成し、各地の魅力を伝える体験コンテンツなどを展示するモデルルートブースで紹介することとしております。
 本市は「瀬戸内エリアの自然美を味わう」といったようなものをテーマに、岡山市及び松山市と高松市で
ルート構成をしているということでございまして、高松市の「庵治石」や「香川漆器」の展示を行うこととしております。また、観光ガイドの経験を持つ英語対応可能なスタッフが駐在いたしまして、各観光モデルルートや予約方法などを御案内する、「トラベルデスク」も設ける予定といたしております。
 そのほか、「絵巻物ブース」というものも設けまして、ここでは来場者が最も気に入った観光モデルルートの絵巻物をプレゼントしようということにしております。この絵巻物を持参した上で、「西のゴールデンルート」参画都市を訪れた方に対しまして、現地でのプレゼントキャンペーンも企画しております。
 また、ブース出展の初日である8月27日(水曜日)は、オープニングイベントを開催します。「大阪・関西万博」会場内のポップアップステージ東内で、千本くじなどの縁日イベントも実施することといたしております。
 是非、多くの方々に御来場いただきまして、本市の魅力やあるいは「西のゴールデンルート」各自治体の魅力を知っていただき、「西のゴールデンルート」のスケールメリットを最大限に生かして、インバウンド等の誘致客をこれからも図ってまいりたいと思っているところでございます。周知方よろしくお願いいたしたいと存じます。
 それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
 本日は、「『たかまつごみ出しサポート事業』の実証実験(第2期)の実施について」の1件でございます。
 高齢化や核家族化の進展などによりまして、高齢者のみの世帯が非常に増えてきております。そういう世帯は、自ら家庭のごみ出しができないなどの課題もあるわけでございまして、このようなことに対処するために、新たにごみ出し支援を行っていこうというものでございます。
 ただ、これにつきましては、令和6年6月から本年3月末までの10か月間、第1期の実証実験として行っておりました。対象は、牟礼総合センター管内と木太町におきまして、市職員が玄関先まで家庭ごみの収集に行き、ごみ出しをサポートする実証実験を行ったところでございます。
 今回、これまでの実証実験の検証結果や課題を整理し、第2期として、ごみ出しの実証実験を開始したいというものでございます。
 第2期では、介護保険事業の「介護予防・日常生活支援総合事業」における「訪問型サービスB」という訪問型サービスで、いろいろな生活支援を高齢者に対して行うものですが、その訪問型サービスBによってごみ出しを行うこともできますので、訪問型サービスBが未実施であり、かつ地域独自の取組によるごみ出しも実施されていない地域、いまだに高齢者に対するごみ出し支援が行われていない地域を重点的に、第2期の実証実験で行ってまいりたいと考えております。
 対象要件につきましても、これまで第1期の実証実験では、「要介護2以上の認定を受けた65歳以上の世帯」としておりましたが、第2期からは、介護認定の要件を「要介護1以上」に拡大したいと存じます。
 実証実験期間ですが、この9月1日(月曜日)から令和8年12月末までの16か月間行ってまいりたいと存じます。なお、利用に当たりましては、事前に利用登録が必要でございまして、9月1日(月曜日)から登録受付を開始いたします。
 事業の内容ですけれども、前回の実証実験と同様でございまして、収集するごみの種類は、粗大ごみを除く一般家庭ごみで、料金は1回当たり510円、収集日は、祝日を除く毎週金曜日ということといたしております。
 今後におきましては、第2期までの実証実験の結果を踏まえまして、対象要件や事業内容の精査を行った上で、利用者のニーズなどを的確に把握し、全市域での実施を目指してまいりたいと考えております。
 私からは、以上でございます。

記者質問

【記者】
 3日間開催された「さぬき高松まつり」についての市長の所感と、花火大会有料観覧席の設置など、新たな取組に対する手応えや課題、また、来年度の有料観覧席の設置について
【市長】
 先週12日(火曜日)から14日(木曜日)までの3日間、さぬき高松まつりを開催いたしました。第58回のまつりだったわけでございますけれども、今年は他の地域で花火の事故が起こったり、あるいは熱中症警戒アラートが連日出される中で行われたまつりだということでございまして、特に警察や消防など、関係各所と連携を図りながら行ってまいったところでございます。結果、全日程を大きな事故やトラブルもなく、無事に開催することができましたこと、私自身も、安堵しているところでございます。
 また、まつり3日間の人出でございますけれども、前回並みの44万人でございました。大変盛況であったと思っております。この間、御尽力いただきました、「高松まつり振興会」を始め、御支援、御協力いただきました関係者の皆様方の御尽力に、心から感謝申しあげたいと存じます。
 まつりの目玉でございます、13日(水曜日)の「花火大会」は、昨年に比べて、まず、打上げ時間を15分から30分に拡充しました。また、打上げ発数も4,000発から6,000発に拡充いたしております。また、内容といたしまして、オープニングから始まる7部構成として、音楽花火でありますとか、様々な演出の花火により、多くの人に楽しんでいただけたのではないかと思っております。結果、観覧人数としては、昨年より1万人多い、19万人もの皆様に楽しんでいただけたということでございます。
 また、まつりのフィナーレを飾る14日(木曜日)の「総おどり」につきましても、約2,000人もの踊り子の威勢のいい掛け声や、笑顔と活気にあふれるパフォーマンスを、会場に詰めかけた多くの観客の皆様に楽しんでいただけたと思っております。
 改めまして「高松まつりは、高松の夏を彩る風物詩として、多くの皆様に愛されている」ということを実感したところでございます。
 また、「有料観覧席」でございますけれども、初めてサンポート地区の「せとシーパレット」に花火大会での「有料観覧席」を設置いたしました。観客の皆様からは、「場所取りの必要がなく、ゆったりと花火を見られてよかった」ということや、「久しぶりに迫力のある花火を間近で観覧できた」といったような御満足いただいたお声を多く頂いております。「有料観覧席」について、設置の手応えを感じているところでございますので、来年以降もできるだけ続けてまいりたいと考えております。
 一方で、「会場までの道が混雑しており、なかなかたどり着けなかった」といった御意見もいただいております。「有料観覧席」は一番前にありますので、そこまでたどり着くのが大変だったということでございますけれども、課題の整理をしながら、来年度の「有料観覧席」の設置に向けて、「高松まつり振興会」の皆様と協議をしながら、よりスムーズな花火大会を行えるよう、検討してまいりたいと思っております。
【記者】
 8月25日から中央公園の再整備工事が始まるが、新たな公園に期待すること。
 また、5月からは市立図書館もリニューアルのため閉館しているが、中央公園と図書館がリニューアルするまでの約2年の工事期間中、文化活動の拠点や市民の憩いの場となる場所をどのように確保するか
【市長】
 中央公園の再整備につきましては、今月末から、約2年間の工事期間に入る予定でございます。令和9年の「高松まつり」には間に合わせたいということで、工事を行ってまいりたいと思っております。リニューアルに当たりましては、園路やトイレなど各種施設の更新に併せまして、公園全体のバリアフリー化や防災・防犯対策を行いますほか、カフェやデザイン性に配慮した遊具の設置、夜間景観を創出するライトアップなどを計画しているところでございます。
 令和9年夏のリニューアルオープン後は、観光や街を訪れる人が、中央公園に行くことが目的となるような魅力的な公園にしてまいりたいと思っております。そして、子どもからお年寄りまで多くの方が集い、活気とにぎわいのある公園になることを期待いたしております。
 また、「中央商店街」や「サンポート高松」との連携を図ることによりまして、新たなにぎわいや交流が生まれ、本市中心市街地全体の活性化につなげてまいりたいと考えております。
 なお、工事期間中は、安全を確保するために、公園全体に、整然として景観に配慮した仮囲いを設置する予定でございます。つきましては、園内に立ち入ることができなくなりますので、御理解をいただきたいと存じます。
 工事期間中は、市民の皆様に御不便をお掛けいたしますが、市街地周辺には、「サンポート高松」や「玉藻公園」などのオープンスペースを始め、芝生広場やアスレチック遊具等が整備された「峰山公園」もございます。また、大型遊具のある「亀水公園」のほか、テニスコートが中心ですが、「亀岡公園」など、体を動かして楽しめる公園も多数ございますので、皆様の交流や憩いの場として、これらの公園を代替施設として御利用いただければと存じます。
 また、「高松市中央図書館」でございますが、平成4年当時、市制施行100周年記念事業の一環で「サンクリスタル高松」という複合施設の主要施設として整備されたものでございます。これまで、市民の知識及び教養の向上と市民文化の発展に寄与してまいったほか、生涯学習の場として重要な役割を担ってきた施設であると認識をいたしております。
 こうした中で、開館から30年以上が経過して、著しく施設の老朽化が進んでいるということで、今後も皆様が安全・安心に文化活動の拠点として利用できるように、施設改修をして、デジタル化の進展等に対応した施設として、令和9年秋頃のリニューアルオープンに向け、改修工事に取り組んでいるところでございます。
 この中央図書館休館中でございますが、市内には「夢みらい図書館」や「瓦町サテライト」、「牟礼図書館」、「香川図書館」、「国分寺図書館」の5つの施設ございますのでこれらを利用するほか、移動図書館車が巡回する90か所のステーションや、地域のコミュニティセンターに併設しております46か所の図書室がございますが、これにつきまして引き続き、利用が可能ということで市民の皆様に周知をして、こちらの代替施設を大いに利用していただきたいと思っております。
 また、今回の休館を踏まえまして、「中央図書館」の近くにあります「高松市中央卸売市場」の中の管理棟の2階に臨時窓口を設置し、予約図書の貸出しや返却などを行っております。また、貸出頻度の高かった「中央図書館」の資料、約8,000冊を「香川図書館」に移設するとともに、絵本や児童書など約8,000冊を、閲覧スペースを拡張した「瓦町サテライト」に移設しております。
 さらに、インターネットで閲覧可能な電子書籍の増加などに努めているところでございまして、これらによりまして、「中央図書館」休館中におきましても、市民の皆様に積極的に図書館を利用していただくことで、読書活動の推進はもとより、生涯学習の場として活用されるよう期待したいところでございます。
【記者】
 中央公園にある裸婦像が、リニューアルに伴い撤去されると聞いているが、今後どうなるか
【市長】
 中央公園には様々な銅像、モニュメントがございます。モニュメントなどを数えると30基あるということでございますが、それらについても、再整備後に公園の魅力づくりに活用してまいりたいと思っております。ただ、どのような形で活用していくかというのはそれぞれのモニュメントによって変わってくるということで、お尋ねの少女の裸婦像ですが、これは「女の子・二人」という題名が付いておりまして、瀬戸大橋開通の翌年1989年に地元のライオンズクラブから寄附されて、現在の位置に設置しているというものでございます。中央公園の再整備を検討している中で、パブリックコメントにもありましたし、利用者の意見も聞いておりますが、一部、裸の銅像を無くしてほしいといった御意見も伺っております。
 そういう裸婦像は中央公園内に、この「女の子・二人」を含めまして3作品ございます。いずれの裸婦像につきましても、それぞれ設置された経緯、意味付けなどがございますが、それらに基づいて、十分に踏まえながら、どうするのか、移設するのか、そのまま存置するのか、廃止するのか、いろいろ検討してまいりたいと思っています。
 この裸婦像につきましては、全国の公園に見られるものでございまして、戦後に平和の象徴として設置されたというのがあるようでございます。ただ、時代の変化等もございまして、その受取り方ということで、やはり屋外の公共空間にて、誰もが目にするところにあるというのは、あまり好ましくないのではないかという意見もあるということでございます。一方では一つの芸術作品であり、一定のテーマを象徴するものとして、ある程度の設置は是認できるものだというような意見もあろうかと思っております。
 いずれにいたしましても、御指摘のありました「女の子・二人」の像につきましても、寄附者等と協議をしながら、市民の御意見も伺った上で、園内にするのか園外にするのか、移設先を取りまとめて、調整してまいりたいと思っているところでございます。
【記者】
 リニューアルで、どこに移設されるか詳しくは未定か
【市長】
 はい、まだ調整は終わっておりません。
【記者】
 リニューアルに伴う少女像の取扱いについての市長の所感
【市長】
 瀬戸大橋設置の記念の形でライオンズクラブから寄贈されたものですので、寄贈者の思いも受け止める必要があるかと思いますし、瀬戸大橋の設置記念の意義、そういうのも残すべきではないかという意見もあるかと思っています。したがいまして、そのあたりの御意見も十分踏まえた上で、移設先など詳細について考えてまいりたいと思っております。
【記者】
<旧県立体育館の解体工事について>
 県が解体工事に向けて入札の手続きを進めているが、これに対して民間団体が公費を使わないでホテルなどを再生するという提案をしている。
 旧県立体育館が解体に向かっていることに対する市長の所感と、もし、再生に向けた民間団体の提案が受け入れられた場合、競輪場のリニューアルとの相乗効果が見込まれるか
【市長】
 旧香川県立体育館ですが、昭和39年のオリンピックと同時に、丹下健三さんの設計によりまして、東京代々木の体育館と同時期に、ほぼ同じような構造で建てられたということで、建築物として非常に意義のある重要な建物であるということでございます。ただ、老朽化や耐震の問題においてどうするかということで、県ではまず、耐震補強をすることで入札にかけたわけですが、3回不調になり、できなかったということで、その後どうするか検討をしたけれども、なかなか有効な利用方法が見出せないということで、県としては苦渋の決断だったと聞いておりますが、休館、閉館になったところでございます。
 閉館後も耐震の問題等々もございますし、どうにか利用できないかということで民間によるサウンディング調査も行ったけれども、県としてしかるべき利活用方法が見出せなかったということで、解体を決定せざるを得なかったと聞いています。
 私としてもどうにか残せないかという思いはありましたので、解体に至ったということは残念でございますが、所有者である県として、これまで手続を踏んで努力をした結果今の状態にあるというように思っておりますので、それ自体はやむを得ないと、県の判断を尊重させていただきたいと思います。
 ただ、今後、活用方法が出てきたときに、競輪場との関係でどうこうできないのかというお話ですが、道は1本挟んでいますが、隣接する施設ということで、どのように活用するのかというのは、競輪場の活用とも関連はしてくるというのは当然でございますので、十分に県と話をしながら考えてまいりたいと思っておりますし、状況に応じて、適切に対応してまいりたいと思っております。
【記者】
 施設の再利用だけでなく、解体後の跡地利用として期待するものはあるか
【市長】
 競輪場自体もリニューアル工事を進めておりますので、競輪場のバンク本体を小さくして、その余剰地について、子どもの遊び場、ホテルなどを作っていこうということで再開発計画を立てておりますので、隣接地である体育館についてどうするかという話は、十分に協議をしながら進めてまいりたいと思っております。
【記者】
 県が解体ありきというような姿勢で進めているのではないかという批判もあるが、こういった姿勢について市長はどう思うか
【市長】
 十数年前に、耐震補強をどうにかしたいということで進められてきて、ここまでこういう経緯で来た結果なので、手続について県が強引にやったとは捉えていません。民間の利活用のサウンディング調査のときに、もう少し議論が盛り上がっていれば、という気持ちはあります。手続について問題はなかったと思っております。
【記者】
 あなぶきアリーナ香川が開館半年を迎えるが、半年間を振り返っての感想
【市長】
 あなぶきアリーナ香川につきまして、今年の2月末にオープンしまして、ちょうど半年が過ぎるわけでございます。いろいろな大きなイベント、まずはこけら落としの「サザンオールスターズ」のコンサート、あるいは「MISIA」さんのコンサートがあったり、大きなイベントでは「RIZIN」といった世界的な格闘技の大会もあったり、あるいは「TGC」もあったりして、非常に盛り上がって、全国的に注目を浴びるようなイベントが続いて、高松のにぎわいづくり、活性化に大いに寄与していただけた施設であると喜んでいます。
 今後、この施設をどういかしていくのか、この勢いをどうにか続けていけるように、県と協力しながら、市としてもできるだけの支援、尽力をしていきたいと思っています。
 実際、このアリーナを利用した人からみると、素晴らしい施設であると、特に、立地景観が瀬戸内海に直接面したような形で、南側から入っていくと瀬戸内海の眺望が開けてくるということで、そこがちょうど入り口となって、メインアリーナとサブアリーナが別れて、役割分担をしながらイベントが整然とできているということで、一度来た人の声をみてみると、「ぜひこのアリーナでまたイベントがあるなら来たい」という声が、圧倒的に多いという意見も聞いておりますし、YouTubeでもそういう声が流れているということで喜んでいます。
 したがいまして、より活性化するように、サンポート高松のアリーナから中央公園まで、本市の中心市街地でございますので、それ全体が、中央商店街も含めて大いに盛り上がって活性化していくように、今後ともいろいろな事業を展開してまいりたいと思っています。
【記者】
 今後の展望や課題はあるか
【市長】
 県の施設とはいえ、土地は市有地を無償で提供して、県と協力しながら運用しているという意識でございます。いろいろな指定管理の団体とも十分に協議をしながら、よりインパクトのあるようなイベント等を呼べるように、より高松の地域づくりに寄与するようなイベント構成も十分考えていただいて、進めていただきたいと思っております。
 できるだけ、県市協調、官民協調、この二つを大事にしながら進めてまいりたいと思っています。
【記者】
 旧香川県立体育館の建物が、仮に民間で買い取りが決まって活用されれば重要文化財になる可能性があると建築士の専門家は指摘しているが、市にとっても観光資源の一つになるのではないかと思う。残されて活用された際の市長としての期待は
【市長】
 県有施設でございますので、市として直接的なことは控えさせていただきたいと思いますし、今、解体の入札公告に入っておりますので、その手続が進んでいる以上、残されたらという仮定のことについては言及できませんが、いずれにしてもいろいろな施設がございますが、非常に貴重なものについてはできるだけ残したり、改修したりしながら価値を十分に維持していくということは大事なことであると思っております。それらも含めて文化財行政、あるいは文化行政ですね。そういうものは重視しながら進めてまいりたいと思っております。
【記者】
 高松まつりでドローンの飛行について報道があったが、市長としての受け止めと市民への呼び掛け
【市長】
 ドローンが高松まつりの最中、中央公園上空とサンポート高松付近の花火の会場等々で見られたということです。このドローンについて、まつり会場についてはドローンの飛行を禁止する、とホームページでも周知しておりました。あるいは、交通規制のパンフレット、看板も立ててドローン飛行禁止を訴えてきていたところです。そういう中で、ドローンが飛んでいたことが発見されたことは、非常に残念であると思っています。
 安全確保のために、まつり開催中、メイン会場及び観覧場所周辺の飛行を禁止しますという形で周知していましたが、このドローンの飛行については、改正航空法におきまして、会場周辺における無許可でのドローン飛行については、処罰の対象となるということですので、そのあたりを周知していましたが、実際に飛行があったということは残念であったと思っております。
 今後、いろいろなイベントで、ドローンを禁止する場合が多いと思いますが、そのあたりの周知について、これまで以上に力を入れてやっていきたいと思います。
【記者】
 下水道使用料の引上げについて、検討委員会で新たな料金案が示された。老朽化、耐震化対策のために、値上げもやむを得ないなどの賛成意見があった一方で、急激な値上げは避けてほしいという反対意見もあったと聞いた。市長としての受け止めは
【市長】
 下水道については、この前2回目の検討委員会による会議が開催されまして、ある程度改正案も出させていただいたところです。アンケート調査でも900を超えるような回答もあり、おおむね「これだけ老朽化が進んでいる、修繕等々において経費が掛かるのは仕方がないので、ある程度の値上げはやむを得ない」という意見もありました。ただ、「その場合、ある程度、低額に抑えて欲しい、値上げ分を低額に抑えてほしい」という意見も強かったということです。もちろん反対意見もありましたけれども、そういう中で収支を全て賄うにはいかないまでも、ある程度の経費が賄えるだけの使用料引上げ案を提示させていただいたところですし、基本使用料を新たに導入するということで、安定的な収入確保を考えているところでございます。
 これを市民の皆様に説明をしながら、最終的に議会にかけて、条例改正という形で行ってまいりたいと思っております。
【記者】
 ドローンの飛行について、今後警察、他の団体との連携を含めて呼び掛けていくという認識でよいか
【市長】
 そうですね。警察とも協力しながらやっておりますので、実際、ドローンが飛行しているという情報は、まつり振興会では現認できなかったが、警察からいただいた情報で協力しながら調べているという状況です。
【記者】
 高松ごみ出しサポートの実証実験について、第1期で利用が広がらなかったと聞いているが、利用実績とそれをどのように考えているのか
 また、それを踏まえて第2期でどう見込んでいるのか
【市長】
 第1期の登録者数としては全部で5人でございました。これについてはいろいろな理由があるかと思いますが、第1期は要介護2以上の高齢者世帯に限ったことが影響していると思っています。単純に要介護2以上の方が対象地域に2,800人ぐらいいましたので、そこが5人だとすると、第2期の対象人数が1万3,000人ぐらいおられますので、大体24、5人になるのかなというふうに見込んでおります。
 第1期・第2期含めまして、全市域で見てみますと34人くらいは対象になるのかなと想定はしております。
 そのような形で行った上で、課題を整理していきたいと思います。介護保険の総合事業「訪問型サービスB」でごみ出し支援がありますので、そちらで対象となっている人は、今回のごみ出し支援の対象からは外しておりますので、その分、対象者が限定されてきていると思います。できるだけ最終的には全市域において、このごみ出し支援が行えるように拡充していきたいと思っておりますので、第2期の成果には期待をしたいと思っております。
【記者】
 さぬき高松まつりの有料観覧席について、金額が高いテーブル席などが完売していたが、来年以降、拡大するなどラインナップを増やす展望などはあるか
【市長】
 テーブル席や一般席でも高額な席、グループ席など、いろいろなパターンがあったが、高い方から売れていったということもありまして、最終的に残ったのは車いすの観覧席だったということで、一般席もどうにか完売しましたので、それ自体は良かったかなと思っております。まずは、全体として、もう少し有料観覧席を充実するということと、より人気のあったテーブル席、場所の関係でどれだけできるか分かりませんが、そういう人気のあった席を充実する方向で検討していきたいと思っております。
【記者】
 全体として席の数を増やしつつ、人気席を拡充するのか
【市長】
 そうですね。あとは車いす席がありますよというのを、もう少しアピールすればもっと利用が増えたのではないかと思います。障がい者の方も花火が観覧できますよというアピールをすることも力を入れていきたいと思っております。
【記者】
 中央公園の再整備がこれから約2年間あるが、来年度の高松まつりの会場について現段階での検討状況は
【市長】
 来年度については中央公園が使えないので、12日のイベントのステージをどこにするのかというのは、根本的に考えていかなければなりません。それについて議論は始めていますが、まだ、アイデア出しの段階でございまして、具体的にはどこでどのように開催するか、まだ正式には固まっていません。
 総おどりについてもどうするのかというのも検討していかなければならないかなと思います。花火については従来どおりやれるかと思いますが、今までは花火の時も中央公園に結構滞留していて、人数がはけていましたので、その人数が全部花火会場に向かうとなると大変かなと思いますので、いろいろ含めて検討してまいりたいと思います。

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