このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
  • くらしの情報
  • 観光・文化・スポーツ
  • 事業者の方
サイトメニューここまで

本文ここから

協働をすすめる際のポイント・留意点

更新日:2018年4月1日

協働を進める際の留意点(詳細)

「NPOからの提案」で留意すべき点

NPOが事業の協力・連携を行政に求めてきた時は、協働のパートナーを得る絶好の機会です。前向きな姿勢で提案を受け、協働を検討してください。ただし、Q7でお示しした「協働するに当たって守るべき9つの原則」をしっかりと踏まえるとともに、必要に応じて、提案内容についてNPOと十分協議し、目的や成果、手法を共有することが大切です。

NPOからの提案で留意すべき点は、以下の5点です。

  • 事業の背景、目的、対象、内容、成果などについてNPOの考えを確認する。
  • 提案内容に関する行政の施策や事業の方向性などを明確にして、NPOに協働に取り組む意思があるかどうかを伝える。
  • 役割分担や協働の形態などの点で当初の提案内容では協働できないが、NPO側の企画内容の変更によっては協働できる場合、その可能性について協議する。
  • 提案された事業以外の事業や、今後の方向性などについてお互いに情報交換し、協働の可能性を探る。
  • NPOとの協議では、相手にこちらの考えが伝わるよう、行政特有の言葉遣いを避けて対応する。

「行政からの提案」で留意すべき点

NPOの特性が活かされる、又は取り入れる必要がある場合には、行政からNPOに事業を提案することを考えてください。この場合も、協働の原則をしっかりと踏まえるとともに、NPOの特性が活かされるよう、事業企画案は骨格的なものにとどめておくことが必要です。
また、NPOと協議しながら、事業を具体化していく中で、目的や成果、手法などを共有することも必要です。
行政からの提案で留意すべき点は以下の7点です。

  • 中間支援組織などを積極的に活用し、事業に関係するNPOの情報を事前に収集する。
  • 事業の成果をあげるために、効果的な手法やNPOとの協力体制などについて、他都市の事例などの情報を事前に収集する。
  • 事業企画案では、事業の背景、目的、対象、内容、成果などを明らかにしておく一方で、NPOの意見や提案を取り入れることを前提としたものにする。
  • 協働の形態は、事業の背景、目的、対象、内容、成果やNPOの実情なども考慮し、適切なものを選択する。
  • 提案した事業以外の事業や、今後の方向性などについてもお互いに情報交換し、協働の可能性を探る。
  • NPOとの協議では、相手に行政の考えが適切に伝わるよう、行政特有の言葉遣いを避ける。
  • 協働のパートナーとなるNPOが見つからない場合は、事業の単独実施も含めて事業の見直しを行う。なお、行政から市民に呼びかけて組織化し、NPOをつくるという手法は、様々な弊害が指摘されているので、特に留意する必要があります。

協働の検討に当たって確認しなければならない項目

協働の検討に当たって確認する項目は、以下の6点です。

  • 事業に市民の高いニーズがあるか。
  • 行政が実施すべき事業か。
  • 協働により提供するサービスの質や量が充実するか。
  • 単独実施と比較して、コストの低減が図れたり、同コストでもサービスの内容などの充実が図れるか。
  • NPOの長所を活かすことができるか。
  • NPO、行政、受益者でもある市民など関係者の意識や能力が高まるか。

協働の相手を知るためのチェック項目

協働の相手を知るためのポイントは、以下の6点です。

  • 過去に活動実績があり、事業の経験が豊富であるか。
  • 独自の事業計画を持ち、計画的に事業が実施されているか。
  • 財政状況が健全であり、会計処理も適切であるか。
  • 事業報告などが公開されており、説明責任を果たしているか。
  • 執行体制が明確かつ合理的で、事業遂行力があるか。
  • 会員(資格要件・数・構成)の点から見て、公共性があるか。

事業実施前にチェックすべき項目

事業実施前にチェックすべきポイントは、以下の7点です。

  • 事業目的は共有されているか。
  • 目的達成のために相互に協力する意思は確認されているか。
  • 不測の事態に対し、双方の責任の所在は明らかになっているか。
  • 事業実施に関する役割分担は明らかになっているか。
  • 費用の負担に関して確認されているか。
  • 双方の定期的な協議の機会は確保されているか。
  • 協働関係を解消する時期について明らかになっているか。

協働事業の評価を行う際に留意すべき点

協働事業の評価を行う際に留意すべきポイントは、以下の7点です。

  • NPOと行政の協働の適否については、相乗効果は得られたか、NPOの特性を活かすことができたか、役割分担は適切であったか、の3点について評価します。
  • 協働目標の設定については、双方が目的を理解していたか、適切な目標設定ができていたか、の2点について評価します。
  • 協働の形態の選定については、協働形態は適切であったか、の点について評価します。
  • 協働相手の選定については、選定基準は適切であったか、選定方法は適切であったか、選定理由は適切であったか、選定したNPOは適切であったか、の4点について評価します。
  • 協働事業の実施については、効果的、効率的に協働事業を運営できたか、協働することで双方が達成感を得ることができたか、事業実施に関しての反省点はなにか、の3点について評価します。
  • 目標の達成については、目標は達成できたか、市民は事業を通じて十分な満足が得られたか、の2点について評価します。
  • 事業成果の公開については、事業成果の公開はできているか、の点について評価します。

お問い合わせ

このページは男女共同参画・協働推進課 市民協働係が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎4階
電話:087-839-2275
ファクス:087-839-2125

Eメール:danjo@city.takamatsu.lg.jp

本文ここまで


以下フッターです。

高松市

〒760-8571 香川県高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011(代表)
法人番号1000020372013
Copyright © Takamatsu City, All rights reserved.
フッターここまでページ上部へ