子宮頸がんについて
更新日:2025年10月2日
子宮頸がんってどんな病気?
・子宮頸がんは、子宮の入り口付近(子宮頸部)にできるがんのことです。
・20~30歳代の若い女性に乳がんに次いで多いがんで、近年、39歳以下の日本人女性で発病や死亡が増加しています。
・多くの場合、性交渉によってヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することが原因でおこります。HPVは、多くの女性が一生に一度は感染すると言われており、感染しても免疫により自然に排除されますが、一部の人で感染が続き、がんに進行します。
予防は「HPVワクチン」と「子宮頸がん検診」で!
16歳までに「HPVワクチン」の接種を
HPVワクチンは、子宮頸がんの50~70%の原因とされるHPV16型、18型などの感染を予防する効果があります。小学校6年~高校1年生の女子を対象に、公費による定期予防接種を受けることができます。
平成9年4月2日から平成21年4月1日までに生まれた女性のうち、令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方は令和8年3月31日までに残りの接種を公費で受けられます。
【接種をお悩みの方へ】子宮頸がんの現状とHPVワクチンによる副反応のリスク
20歳からは定期的に「子宮頸がん検診」を
早期発見・早期治療のために、20歳以上の女性は2年に1度検診を受けましょう。
子宮頸がん検診の方法について
・問診
・視診:子宮頸部の状態を目で見て確認します。
・内診:子宮や卵巣の様子を触診して確認します。
・細胞診:子宮頸部の表面の粘膜を専用の器具でこすって細胞を採取し、顕微鏡で調べます。ほとんど痛みはなく、短時間ですみます。
高松市の子宮頸がん検診について
高松市では、個別検診・集団検診を実施してます。
個別検診はこちらから
集団検診はこちらから
受診後の流れ
◆ がんの疑いなし(精密検査不要)と判定された場合
次回(2年後)のがん検診を受けてください。不正出血や月経が不規則などの症状があらわれた場合は、次回の検診を待つのではなく、すぐに医療機関を受診しましょう。
◆ がんの疑いあり(要精密検査)と判定された場合
必ず精密検査を受けてください。子宮頸がんがあっても症状が出ないことがよくあります。「次回の検診まで待とう」、「症状がないから大丈夫」などと自己判断せず、必ず精密検査を受けてください。
【精密検査について】
精密検査は、コルポスコープ(膣拡大鏡)と組織診、HPV検査、細胞診などを組み合わせて行います。
・コルポスコープ検査と組織診検査:コルポスコープを使って子宮頸部を詳しく見ます。異常が疑われる部位の組織を採取して、がんやがんになる前の状態がないかどうかを診断します。
・HPV検査:子宮頸部から細胞を採取し、HPVに感染しているかどうかを調べる検査です。
・細胞診検査:細胞診を半年ごとに繰り返して様子を見る場合があります。
子宮頸がんに関するリンク・資料集
子宮頸がん検診をこれから受ける方、受けた方へ(PDF:409KB)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
お問い合わせ
このページは健康づくり推進課が担当しています。
〒760-0074 高松市桜町一丁目9番12号保健センタ-1階
電話:087-839-2363
ファクス:087-839-2367
