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市長定例記者会見(令和元年12月24日)

更新日:2019年12月25日

日時・場所

(日時)令和元年12月24日(火曜日)  午前11時30分から11時48分まで
(場所)4階会議室

報告事項

(1)「2020年高松市成人式」の開催について 
(2) 「高松市民大学2019 香川の交通の未来を語り合う!」の開催について

新規ウインドウで開きます。報道道発表資料はこちら

市長説明

 おはようございます。
 それでは定例記者会見を始めます。
 今年最後の記者会見となりますので、まず一年を振り返っての所感をお話ししたいと思います。
 今年は、天皇陛下が即位されて、新しい令和の時代が始まった年でした。その新たな幕開けにふさわしく、スポーツ面では、ラグビーのワールドカップが日本で開催され、日本代表の大健闘や、またバスケットボールでは、八村塁選手や、香川県出身で本市にもゆかりがある渡邊雄太選手が世界最高峰のNBAで活躍され、来年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を来年に控えて、多くのスポーツ選手の活躍が日本中を沸きたてた年であったと思います。
 また、本市周辺では、通算4回目となる瀬戸内国際芸術祭2019が開催され、国内外から多くの来場者を迎えました。結果、過去最高の117万人あまりを来場者で記録するなど、成功裡に幕を閉じたところです。
 一方で、日本全体を見てみると、昨年に続いて災害が多く発生し、本市では大きな被害はなかったものの、長雨や台風が何度も襲った東日本を中心とした地域では、広域に渡りまして多くの死傷者や建物の倒壊など甚大な被害が生じたところです。また、10月末には沖縄で世界遺産の首里城が焼失するというショッキングな出来事もあったところです。
 このように、華やかさと賑やかさ、新しい時代の嬉しさといった反面で、災害等の被害等により過酷な苦しみや悲しみが同居した年となったと思っています。
 そのような中で、本市市政の一年間を振り返ってみると、まず、今春の高松市長選挙において無投票当選ではありましたが、私が再選を果たさせていただき、4期目の高松市政を担わせていただくこととなりました。この4期目のスタートに当たり、今一度、市民の皆様との率直な意見交換をしたいということで、主に地域で活躍されている子育て世代の方や、大学生を中心とした人達との間で、市民と市長との意見交換会」を、夏から秋にかけて計13回開催をしたところです。
 また、6月には、中華台北パラリンピック委員会との間で、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会事前合宿基本合意書」を締結して、交流事業を実施するなど、来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、その機運の醸成に努めてきたところです。
 そして、第6次総合計画の下、6つのまちづくりの目標達成を目指して、それぞれ各般の施策を実施したところです。今年実施した主な施策を6つのまちづくりの目標に従って、簡単ですがご紹介させていただきます。
 1つ目の「健やかにいきいきと暮らせるまち」では、3月に「高松市手話言語及び障害のある人のコミュニケーション手段に関する条例」を制定しました。
 また、高松型の地域共生社会の実現のために、健康福祉総務課に「地域共生社会推進室」を設置して、地域共生社会の構築に向けて取り組んできたところです。また、国の施策で行われた10月からの幼児教育・保育の無償化に向けた着実な実施を図り、市の独自事業として不妊治療への助成の拡充も10月から取り組んだところです。
 2つ目の「心豊かで未来を築く人を育むまち」では、まず、多肥小学校の校舎等増築工事を完了しました。また、川添・林・多肥小学校と協和・龍雲中学校の学校給食調理施設の老朽化と児童生徒の急増に対応するため、新設第二給食センターの建設工事に着手したところです。
 3つ目の「産業の活力と文化の魅力あふれる創造性豊かなまち」では、サンポートホール高松が開館15周年を迎えたことから、様々な記念事業を実施しています。また夏には、恒例となった「SETOUCHI SUMMER NIGHT FESTIVAL 2019」を実施して、今年はフランスのカンパニー・デ・キダムというパフォーマンス集団による日本初上陸のパフォーマンスを行いましたし、「真夏の夜の夢」などを実行委員会の一員として実施し、夜型観光の振興にも努めたところです。
 4つ目の「安全で安心して暮らし続けられるまち」では、3月には、犬猫の譲渡の推進と動物愛護思想の普及啓発を図るために、香川県と共同で、さぬき動物愛護センター「しっぽの森」を開所したところです。
 また、全国的に高齢運転者が当事者となる重大な交通事故が多発していることに鑑み、本市でも高齢者の運転免許返納の促進等の関連事業に取り組んだところです。
 5つ目の「環瀬戸内海圏の中核都市としてふさわしいまち」では、高松市立地適正化計画に基づき、都市構造の集約化に向け、土地利用規制と居住誘導区域への居住の緩やかな誘導に取り組むため、「都市構造の集約化に向けた施策パッケージ」を取りまとめ、順次、実施に移しているところです。
 最後に、「市民と行政がともに力を発揮できるまち」では、IoT共通プラットフォーム上に、河川・海岸部の水位・潮位センサーによるリアルタイムデータなどを公開した、オープンデータサイトを開設しました。また、来年導入を予定している自動車のご当地ナンバー制度におけるナンバープレートの図柄が、「高松港から屋島を望む」という図柄に決まりました。
 総合計画に掲げる「活力にあふれ 創造性豊かな 瀬戸の都・高松」の実現に向け、多くの施策や事業の着実な進捗が図れたものと思っています。
 迎える新年においても、人口減少社会にあっても活力を失わないような持続可能なまちづくりを推進していきたいと思っています。
 市民の皆様を始め、NPOや企業、大学など、それぞれのお立場の皆様方に、引き続き、本市市政への御理解と御協力をお願いいたしまして1年の振り返りとさせていただきます。
 それでは今日の題材に入ります。
 本日の題材は2点です。
 まず1点目は、「2020年高松市成人式」の開催についてです。
 本市では、2020年の成人式を、来年1月12日の日曜日、午後1時から、サンポートホール高松において、メイン会場となるサンポートホール高松大ホールほか、5つの会場を使用して挙行します。
 対象となる新成人は、平成11年4月2日から平成12年4月1日までに生まれた方で、本市在住の方と、帰省して出席希望の方を合わせて、12月10日現在で4,547人となっています。近年の傾向から、そのうち6割強の方が出席されると想定していまして、本年度の出席者は、約2,900人と見込んでいます。
 今回の成人式のテーマでは、お手元にパンフレットをお配りしていますが、「翔」「創」~未来に広がるそれぞれの原点~となっています。
 このテーマは、新成人中心の、公募による成人式運営スタッフの皆さんが考案したものですが、「これからの皆さんが、それぞれの原点を忘れることなく、未来へ向かって翔け出し、令和という新時代を創造していきましょう。」という力強い想いが込められているということです。
 成人式の内容も、成人式運営スタッフの皆さんの協議で決定したものです。オープニングは、高松市民吹奏楽団による演奏を披露していただきます。その後、祝辞、20歳のメッセージ、また、高校時代の恩師のほか、うどん県の両副知事、あるいは高松ゆめ大使など、様々な方々からのお祝いメッセージの映像を放映することといたしています。
 さらに、社会への貢献活動の一環として、成人式当日に、「ペットボトルキャップ回収運動」を、成人式運営スタッフが中心となって行い、式典でペットボトルキャップの集計結果を報告します。
 式典の主な内容は以上ですが、司会進行を含め、式典の運営は、全て成人式運営スタッフが行うということです。
 また、式典当日の会場周辺の混雑緩和のため、昨年度同様、別添資料のとおり、新成人送迎車両乗降場をサンポートホール高松の東側に設置します。また、車両の流れをスムーズにするために、乗降場への進入、退出について係員が誘導するほか、乗降場北の南北の道路区間において、一定時間、一方通行の交通規制を行うこととしています。
 周知方及び成人式の取材方、よろしくお願いします。
 2点目は、「高松市民大学2019 香川の交通の未来を語り合う」の開催についてです。
 高松市民大学は、市民の教養を高め、生涯学習の一助とするとともに、地域文化の振興を図ることを目的に、秋季市民大学として平成11年からスタートした講座です。高松大学・高松短期大学と本市が共催しているものです。 
 今回は、令和2年の年頭に高松を未来志向でとらえて「香川の交通の未来を語り合う」というテーマで基調講演とパネルディスカッションを開催する予定です。
 まず基調講演ですが、千葉県にある、いすみ鉄道株式会社の古竹孝一社長をお招きし、「私がここに来た理由~地方ローカル線としての残り方~」のテーマでお話しいただきます。古竹社長の経歴等は資料に書いてあるとおりですが、高松出身で株式会社日新等の社長を歴任されて、現在、いすみ鉄道の社長をされています。
 次に、高松大学の佃 昌道学長をコーディネーターとして、パネラーに、四国旅客鉄道株式会社、泉 雅文会長、高松琴平電気鉄道株式会社、真鍋 康正社長、そして、私も参加して、香川・高松の交通の未来について、パネルディスカッション行う予定です。
 この取り組みがより多くの市民の皆様に、本市の交通と未来のまちづくりを考えるきっかけになればということで開催するものです。入場料は、無料ですが、先着250名となっています。
 周知方、よろしくお願いします。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 市長マニフェストの進捗状況について
 
【市長】                           
 今年4月の高松市長選挙において、私が4度目の当選を果たさせていただいたが、その時、選挙において「老若男女の笑顔が輝く元気な高松の創生」を全体のメインテーマとして、「共生のまちづくり」や「未来のまちと人づくり」など小テーマを6つ掲げ、その小テーマのもとに全部で63の施策事業を掲げて、これから4年間の公約を「マニフェスト2019」として発表した。
 その進捗状況だが、任期がスタートしたのが5月なので、まだ8か月余りであり、全体としての成果を具体的にお示しすることはできないが、現時点で既に実現した主な事業、施策を申しあげると、通院医療費の無償化対象の年齢を中学校卒業までに引き上げる条例が、9月議会で可決されたため、来年4月から実施することになった。
 また、今月3日の定例記者会見で発表したが、LGBTなどの性的少数者の方々の「パートナーシップ制度」の導入についても、来年4月1日から始めることとした。
 今後も、現在策定中の「第2期たかまつ創生総合戦略(仮称)」等の内容との調整を図りながら、私のマニフェストに掲げだ63の施策、それぞれの項目について成果目標を具体的に数値で示した上で、その進捗状況をきちんと管理をしながら、市民の皆様にもお示しし、いわゆるPDCAサイクルを十分に働かせながら実施に向けて努めていきたい。

【記者】
 県立体育館整備に対する市の対応について
 
【市長】
 県立体育館の立地については、高松市として、市の中心で最も交通の便もいいサンポート地区への立地を県に要望し、現在、プロポーザルによって設計者が決められ、基本設計・実施設計が行われている。
 基本設計が終わったところだと聞いているが、議会でも様々な議論があり、それを踏まえて、少しずつ手続きに従って進められているので、高松市においても、サンポート地区の市有地について、市道の認定廃止や下水道の付け替えなども出てきている。その市有地を無償で県立体育館に提供するという話もさせていただいている。
 県の事業の進捗状況を鑑みながら、市としても基本的に協力する形で進めていきたい。

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