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田村神社古神宝類

更新日:2018年3月1日

工芸品

指定区分  重要文化財

指定年月日 昭和41年6月11日

所在地   高松市歴史資料館(高松市昭和町一丁目2-20) 外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「たかまっぷ」で地図を表示する(外部サイト)

解説
 (1)片添刄鉄鉾身(かたぞえばてつほこみ)一口 総長37.4センチ 身長20.2センチ 飛鳥時代以前

 袋穂の槍を「ほこ」とよび長い柄をつけ手にもち、又は投げつける武器である。本例は神宝鉾で祭儀用の武器であろう。鉄の鍛造(たんぞう)で両鎬(しのぎ)袋穂の片側に薙鎌(なぎかま)状の逆刺(さかさし)をつけている。身は剣状で両面鎬両刃であり、塩首(しおくび)で左右両方に尖(とが)り刃をつけ、表裏を蛤(はまぐり)形の柄頭が挟んだようにつくられている。袋穂の上中下の3か所に上下2段表裏にわたって袈裟襷(けさたすき)文の線刻を施している。この刻線は金又は銀を象嵌(ぞうがん)したと思われるが、剥落(はくらく)している。このような仕立てと袋穂の金象の意匠手法は、愛媛県の大山祗(ずみ)神社の神鉾に通じるところがあって、ほぼ同時代であろう。また、この鉾の手法、意匠は古墳時代の鉄製太刀とも似ている。

 (2)瑞花双鳳禽獣鏡(ずいかそうほうきんじゅうきょう)一面 径28.5センチ 平安時代初期

 唐鏡から和鏡へと鏡式がかわる過程で、中間の形式として瑞花双鳳鏡が残り徐々に和様化していくが、この鏡は極めて鋳上りのよい白銅円鏡である。鏡背の文様は、一條の圏線で内外区をわけ、内区には上下に唐花から、かわった瑞花を左右に双鸞(そうらん)から相対する鳳凰を配し、上辺の左右に走る麒麟(きりん)、下の瑞花の左右に飛んでいる尾長鳥を表わしている。外区には、飛雲と尾長鳥文を交互にめぐらせている。国内に似た例として、文様を異にするが、正倉院の走獣双鸞(そうじゅうそうらん)八花鏡や東大寺大仏殿出土の同文八花鏡及び山梨県諏訪郡霊洞沢(りょうどうさわ)出土の麟鳳(りんほう)八稜(りょう)鏡などがある。唐鏡に似ているが、簡略化された技法などから唐式倣(ほう)制鏡とみられる。

 (3)十二支八卦(け)文鏡一面 径21.5センチ 唐代

 蒲鉾縁(かまぼこぶち)の古くから近代まで用いられた円形鏡である。文様のある鏡背は、縁に沿って内区より一段高くつくり、そこに走駆する十二支肖(しょう)を右まわりにめぐらしている。内区の中央の紐を通す、つるみともいわれる鈕は、素鈕(そちゅう)で内外区の間にある圏線に接して八卦図を、その内側に卦文を配置している。このような背文をもつ鏡は隋鏡から唐鏡にみられ、のちに再版もあるが、この鏡は大型の白銅鏡で背文も、わが国の唐代倣製鏡にはみられないし、正倉院や東京国立博物館および日光男躰山頂出土例などに似た唐鏡があるので、唐代に制作された舶載鏡であろう。

 (4)素(そ)文鏡一面 径31.8センチ 奈良時代末

 白銅鋳製の大型の円形鏡、鏡背の縁は蒲鉾形で大きさに比べて最も外の部分の縁が低い。中央の鈕は小形の単純な形の素鈕で鋳上りのままである。胎面に鋳型の地肌がそのまま残っている。鋳上りのよい白銅鏡である。この鏡は圏線もなく胎面などから、平脱(へいだつ)若しくは螺鈿(らでん)を施すための生地(きじ)鏡の可能性がある。

 (5)素文八花鏡残闕(ざんけつ)一片 長径35.5センチ 奈良時代

 鋳上りのよい良質の白銅八花鏡で、最外部分の縁の断面は平縁で低く、文様のある鏡背には内外をわける圏線もなく無文である。鏡は中央の鈕の縁際から半分に割れており、このため鈕のある半分も欠失している。この鏡も素文鏡と同じく生地(きじ)鏡であろう。鏡を、神の調度品である御神宝として神に献じられた例は、春日大社、熊野速(はや)玉大社など多い。
~ 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 ~

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