国分寺町のプロフィール

国分寺町は、昭和30年に、端岡村と山内村が合併して誕生しました。
高松市の西部に隣接した､東西3.4キロメートル、南北7.5キロメートル、面積26.25平方キロメートルの南北に長い盆地状の町で、なだらかな丘陵地に囲まれた町域には、関ノ池、橘池を始めとする大小のため池が点在し、水と緑の田園風景が広がっています。
天平年間に、讃岐国分寺、国分尼寺が造営され、讃岐国府にも近く、古くから、政治・文化・宗教の中心地として栄えてきた歴史のまちで、国の特別史跡に指定されている讃岐国分寺跡には、平成5年に資料館がオープンし、発掘調査で出土した遺跡、奈良の唐招提寺と同規模の金堂を20分の1に復元した模型などが展示され、国分寺の歴史がわかりやすく紹介されています。
また、高松市鬼無町と並び、全国屈指の盆栽の町として有名で、特に、錦松発祥の地としても広く知られています。
近年は、町内を東西に横切る国道11号から瀬戸大橋、高松自動車道、高松空港への接続が容易で、高松市のベッドタウンとして発展を続けており、県下では、香川町に次いで、3番目に人口の多い町でした。
合併後の高松市においては、「歴史と文化が調和し、コミュニティ文化を創造する生活交流ゾーン」と位置付け、豊かな自然や文化、生活環境の充実などの特性と機能を生かすとともに、住民の調和と連携を促進し、新しいコミュニティ文化の創造と多様な交流の実現を目指したまちづくりを進めていくこととしています。