市長活動報告(令和6年1月)

集合写真

　28日に開催された、高松市スポーツ少年団インクルーシブイベント　第3回パラスポーツ体験「スポーツを楽しもう！！」開会式に出席し、会の冒頭で挨拶を行いました。このパラスポーツ体験は、公益財団法人B&G財団がスポーツ庁から受託した「障害者スポーツ推進プロジェクト」の一環として実施されたものです。
　高松市国分寺B&G海洋センターでは、障がいのある親子等を対象に、月1回ヒップホップダンス教室が開催されております。28日は、その成果発表会としてダンスのお披露目も行われ、皆さん非常にいきいきと、躍られておりました。
　本市におきましては、高松市スポーツ推進計画において、障がい者スポーツの推進を基本施策の一つに位置付けており、今後におきましても、障がい者スポーツの推進と環境整備に取り組んでまいります。

舞立 昇治 農林水産大臣政務官への要望

　25日は、香川県知事とともに農林水産省を訪問し、舞立 昇治 農林水産大臣政務官に、黒松盆栽の米国への輸出解禁に向けた協議開始について、要望してまいりました。
　これは、今年10月に行った池田知事とのトップ会談での協議結果に基づき、合同で行うこととしたものです。
　本市鬼無町、国分寺町で生産される松盆栽は、全国シェアの約8割を占めており、本市では高松盆栽としてブランド化を図っています。松盆栽の主力である黒松について、欧州連合(EU)への輸出が解禁されたことに伴い、昨年から、輸出が本格化しています。
　米国でも黒松盆栽の需要があり、輸出解禁への機運が高まっています。
　今後におきましても、県と共同で、黒松盆栽の米国への輸出解禁に向け、取り組んでまいります。

　24日から2日間、全国市長会及び公益財団法人日本都市センターの各種会議に出席しました。
　全国市長会の社会文教委員会では、各省庁から最近の動向について説明を受けたほか、理事・評議員合同会議では、総務省の内藤事務次官から、令和6年度の地方税財源の課題について、御講演いただきました。
　私が理事長を務めている公益財団法人日本都市センターでは、理事会を開催し、来年度の事業計画や予算案について審議したほか、私が共同代表を務める都市分権政策センターでは、京都大学大学院経済学研究科教授　諸富 徹 様から「自治体の総合都市経営を考える」と題し、御講演をいただきました。ドイツや富山市の事例を取り上げた内容で、参加した学識者、市長から大変多くの意見や質問が出され、有意義な会議となりました。

　高知県土佐町、本山町を始めとする水源域と、本市を含む利水域が連携し、持続可能で循環共生型のまちづくりに資することを目的として、法人(一般財団法人もりとみず基金)を設立することとなり、本日その設立総会を行いました。
　水源域の自治体は、山林関連産業の振興など、利水域の自治体は、水資源の安定供給など、共に、様々な課題を抱えております。こうした中、自治体だけではなく、事業者や学識経験者など、幅広い分野の知見をいかして、こうした課題を統合的に解決する仕組みづくりを進められることは、極めて意義深く、また、大変心強く感じているところです。
　今後におきましては、今回の連携をきっかけとして、水源域と利水域が協力しながら、双方の持続可能性を高める取組を推進してまいりたいと存じております。

祝辞

　本日、レクザムホールで開催した「2024年高松市二十歳のつどい」に出席し、参加者の皆様に祝辞を述べました。
　今年のテーマは、「華 ～多彩な花たちよ、咲き誇れ！～」です。
　本市の花である「ツツジ」には、努力という花言葉があります。参加者の皆様には、厳しい環境の中でも、鮮やかに咲き誇るツツジのように、時代の変革期にあっても、それぞれの目標に向かって、努力を続けていただくようお伝えしました。それと併せて、自らの命と健康を守るために、自転車のヘルメットの着用と子宮頸がんワクチン接種の検討をお願いしました。
　二十歳を迎えられる皆様の限りない前途を祝福するとともに、本日の式典のために、御尽力いただいた関係者の皆様に感謝申しあげます。

市長観閲

　本日、サンメッセ香川で挙行した高松市消防出初式に出席しました。
　先日発生した能登半島地震の甚大な被害報道に触れ、市民の防災意識や、地域防災力の更なる向上が必要不可欠であると強く感じているところです。
　こうした中、本日の出初式では、本市の消防団員及び消防職員から、いつもにも増して郷土愛護の精神と防災への力強い熱意を感じました。消防団員及び消防職員の皆様には、火災はもとより、各種災害から市民の生命・財産を守るという崇高な使命の下、今後も、任務の遂行に当たっていただくよう、お願いしました。

開設者としての挨拶

　本日、高松市中央卸売市場で開催された初市祈願祭に出席し、開設者として挨拶を行いました。
　現在、本市では、施設の老朽化に伴う市場の再整備を行っており、令和6年度末頃の朝日町への移転・供用開始を目指した青果棟の建築工事を進めているほか、新水産物棟及び現市場エリアは、本市の観光・交流の拠点となるような整備を目指すこととしております。
　また、市場の活性化にも努めており、昨年、4年ぶりの開催となった「たかまつ市場フェスタ2023」では、約3万人ものお客さまに御来場いただきました。
　今後におきましても、これまで以上に身近で、親しまれる市場となることを目指し、関係者の皆様方と連携・協力しながら取り組んでまいります。