水産物部レポート(令和5年度)
更新日:2024年5月16日
令和5年度 夏休み市場DE自由研究(水産物部)レポート
実施日:1回目7月22日(土曜日)、2回目7月29日(土曜日)
実施時間:午前5時45分~午前9時
主催:高松市中央卸売市場運営協議会
25組54名(子ども29名、大人25名)に御参加いただきました。
せり場見学
集合時間は朝5時45分。簡単なオリエンテーションの後、長靴を履いてせり場がある水産物棟へ移動。香川県魚市場株式会社の結城常務さんからせりの仕組みや新鮮な魚の見分け方などを教えていただきました。地場物のせり風景を間近で見学しました。皆さん熱心にメモを取ったり、写真撮影をしていました。
水槽前でカンパチの生きしめ
せり場から水産物北棟へ移動。水槽の前で、実際にカンパチをしめて神経を抜くところなどを見学しました。初めて見る迫力のある生きしめを興味深そうに観察していました。
冷凍庫の見学
水産物北棟での見学を終えた後、日差しが強くなり蒸し暑くなる中、一転してマイナス20度の冷凍庫へと移動。冷凍庫内は、最大2,500トンもの冷凍水産物が保管でき、庫内に入るなり「涼しい」「寒い」の歓声や悲鳴を上げたり、壁に張り付いた結氷や白く漂う冷気に感動しながら約3分間の「真冬の極地」を疑似体験しました。外に出ると、気温差により、眼鏡がまっ白に曇るという面白体験もしました。
「うなぎの話」「せりの話」「お魚クイズ大会」
冷凍庫の見学の後は、管理棟5階大ホールへ戻り、株式会社高松東魚市場の溝渕副部長さんから「せりの話」について講義がありました。せり人の一日の仕事の流れなどについて教えていただきました。皆さん、セリ人が呪文の様に発している言葉が何なのか一番気になるところでしたが、溝渕副部長さんがスピードを遅くして分かりやすく解説してくれました。皆さん興味深そうに「指で数字を表しているのは何ですか?」「どうやったらせり人になれますか?」「一番高いお魚は何ですか?」など質問もたくさん出ました。
最後に平山会長さんによるお魚クイズ大会をしました。皆さんお魚のことをよく知っていて次々と当てていきました。正解者には景品が進呈され、大変盛り上がりました。
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