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プラスチックごみ削減の取組

更新日:2024年12月9日

暮らしのなかで欠かせないプラスチックですが、使い捨てられたプラスチックが原因で、海洋汚染や焼却等の際に排出される二酸化炭素の増加による地球温暖化など、地球環境に様々な影響を及ぼしています。

プラスチックごみとは?

プラスチックごみとは、プラスチック製品や容器包装などが使用後に廃棄されたものです。プラスチックには原料として石油が使用されており、自然分解されにくいという特徴があるため、捨てられたプラスチックごみが川などに蓄積し、やがて海へ流出してしまうことで環境汚染などの原因になっています。

市内河川に蓄積したプラスチックごみ
河川に蓄積したプラスチックごみの様子(提供:瀬戸内オーシャンズX)

プラスチックごみはどこにいくの?

陸地で捨てられたプラスチックごみは、川を通じて海へ流れ出てしまいます。調査によると、香川県の海ごみの種類割合のうち、5割以上はプラスチック類であるという結果がでており、そのごみは、やがて「マイクロプラスチック(5ミリ以下のプラスチック粒子・破片)」へと形を変えて、生態系に大きな影響を与えています。プラスチックごみは一度海に流れ出てしまうと、回収が困難であるため、まず流出させないことが重要です。

マイクロプラスチック

市の取り組み

高松市ではごみの発生を抑制する2R(リデュース・リユース)を中心とした情報発信に加え、専門家等による講座を開催するなど、過度にプラスチックに頼らないライフスタイルに向けた周知啓発を行っています。

今後の講座予定について

現在、申込が可能な講座情報はありません。

リサイクル工場見学会~プラごみのゆくえを知ろう!~を実施しました!

令和6年11月23日(土曜日・祝日)にリサイクル工場見学会を実施しました。株式会社リソーシズに協力いただきリソーシズ国分寺工場・千疋(せんびき)工場の2か所を見学しました。
見学会では、収集された缶・びん・ペットボトル等を、再利用できるものとできないものに選別する作業や、圧縮・溶解処理をした後に再利用に回す行程等を見学し、リソーシズ担当者が講師となって、再資源化のメリットや普段ごみを捨てる際に注意すべき点等について、分かりやすく丁寧に教えてくれました。
参加者の皆様も、興味深く、熱心に説明を聞いたり、自ら講師の方に質問するなどして、理解を深めることができました。
普段工場内で使用している大型のショベルカーやフォークリフトなど、働くクルマの展示、乗車体験もさせていただき、参加していたお子様に大好評でした。

海ごみ問題フィールドワークを実施しました!

令和6年7月27日(土曜日)、8月3日(土曜日)に海ごみ問題フィールドワークを実施しました。本市のゼロカーボンシティ推進アドバイザーであるNPO法人アーキペラゴ副理事長の森田 桂治(もりた けいじ)氏を講師に迎え、海ごみの現状を学ぶため、実際に海岸で海ごみを拾い観察するフィールドワークに加え、座学を交えた講座を実施し、海ごみ問題の理解を深めました。フィールドワークは庵治町笹尾海岸、講座は庵治コミュニティセンターにて午前9時30分~正午にかけて実施しました。
2日間の日程で合わせて42名が参加され、参加者の方からは「実際にごみ拾いを体験したことで普段のごみ分別への意識が高まった。」、「夏休みの自由研究のために子どもと参加したが、大人も大変参考になった。」などご好評をいただきました。海ごみ・プラスチックごみが増えるとどんな影響があるのか、自分たちにできることは何かを考えるきっかけになりました。

マイボトル持参で誰でも利用できる給水スポットを設置しました!

高松市では、ペットボトルなどの使い捨てプラスチック容器の利用を控え、マイボトルを利用することを推進しています。マイボトルを持参すれば誰でも無料で給水できる給水スポットを市主催行事等に合わせて設置しました。マイボトルを普段から持ち歩くことでプラスチックに頼りすぎないライフスタイルを目指してみませんか?

高松市役所前に給水スポットを常設しました!

令和5年6月19日(月曜日)に、マイボトル利用促進のため給水スポットを常設しました。NPO法人アーキペラゴからクラウドファンディングを活用して寄贈された設備で、屋外型のセンサー式給水スポットとしては四国初、クラウドファンディングにより設置された給水スポットとしては全国初の事例となります。翌年の令和6年8月には利用回数10万回を突破し、マイボトルを持参した多くの方にご利用いただいています。(10万回のマイボトル利用は、60,000本分のペットボトル削減効果に相当します。)

▲その他給水スポットについは「オアシスマップ」ご参照ください。

マイバッグ持参運動

マイバッグを持参することによりレジ袋等の使い捨て商品の使用及び購入を最小限二する取組みを進めています。できる限り、使い捨てプラスチック製品の利用を控えて、ごみの減量や再資源化に努めましょう。
▶▶▶ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。マイバッグ持参推進ポスター(PDF:195KB)

プラスチックごみ問題に関する市政広報番組を放送しました!


ワンダフル高松NEXT

令和3年10月2日(土曜日)世界的に問題になっているプラスチックごみ問題、中でも「海ごみ」に関する市政広報番組を放送しました!

プラスチックごみ削減啓発パネル展、学習会の実施

プラスチックごみ削減に向けて、発生の抑制と海洋汚染の防止に取り組んでいます。高松市内の図書館やコミュニティセンター等の各市有施設を中心に啓発パネルの展示会や学習会を行っています。また、環境展の開催や小・中学生を対象としたポスターコンクールなどの啓発運動も行っています。

企業の取り組み

国の取り組み

世界的な環境問題を背景に、国は「ワンウェイ(使い捨て)プラスチックを2030年までに累積25%排出抑制」とすることを掲げ、レジ袋の有料化など多岐にわたる取り組みを実施しています。

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お問い合わせ

このページはゼロカーボンシティ推進課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎13階
電話:087-839-2393
ファクス:087-839-2390

Eメール:zerocarbon@city.takamatsu.lg.jp

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