第3回
更新日:2018年3月1日
いらっしゃいませ・まなびCANのお客さん
第3回 吉田道夫さん(60年代文化研究所所長,57歳)
【プロフィール】
昭和25年生まれ。桜町中~高松一高~法政大学に進む。特に一高時代に、ギターにのめり込み、軽音楽部長として名を馳せる。すでに「団塊世代」を意識して、当時の流行歌のレコードやグッズを収集し始めていた。自宅には、その展示室を設けて広く公開している。また、フォークソングなどのバンドを主宰し、公演活動を行っている。
平成20年1月27日、午後1時半からまなびCAN3階ホールで、遊友塾「団塊世代・青春シンポジウム(団塊世代パネルディスカッション/an☆anの歌/フォークソンググラフィティの演奏/60年代レコードジャケット展」が大勢の参加者の下、盛況に行われました。
Q.60年代文化研究所をご紹介ください。
A.団塊世代が、中学・高校・大学時代「青春」だった頃、1960年を境に、急激に価値観が変わり、家・道徳・職業観、特に「教育観」が変わる前後の時代でした。集団就職の「ああ上野駅」から、一転、受験戦争になり、「受験生ブルース」が流行した時代だった。その頃を回顧し、保存する活動をしています。登録メンバーは、推定40名くらいかな。奇人変人の「塊」です。それにしても今頃は、「青春」という言葉はあるのでしょうかね。
Q.どんなものを収集していますか?
A.当時に流行った「ダッコちゃん・フジカシンングルエイトから、テレビ、ラジオ、映画のポスター、受験本、雑誌類、めんこ、二十歳の原点などの本、青春歌謡曲・フォークソングは千点、冷蔵庫など、とても言えないほど多種多様。そうそう、研究員になるためには、当時のグッズの寄付が条件なんです。もう一つ条件は、なじみの焼き鳥屋での一杯に参加できる人。その二つです。60年代を愛する人であれば、年齢・性別は問いません。研究員は随時に募集しています。
Q.その中で、これはというものは?
A.40年前の「中身入りのコカコーラとプラッシー」絶対手に入らないものですね。
Q.展示室もあるのですね。
A.藤塚町2丁目の40年前のアパートに、展示室としてありますよ。ご覧になってください。
Q.吉田さんは、高校・大学と軽音楽クラブで、ギターをされていたとか。
A.学業との両立、みごと難題を克服しました(笑い)。音楽との縁が切れず今でも「フォークソンググラフィティ」というグループを作り、広く市民に懐かしい歌を提供しています。今日の演奏は、いかがでしたか。感動されましたか。
Q.そのときにan☆anさんが、歌っていましたがご紹介ください。
A.彼女は、最近「瀬戸の夕凪」というCDを出した、東京の音大を出た高松出身の歌手です。地元ではだいぶん知名度が高まってきており、本人は、来年は「紅白」にと意気込んでいるようです(笑) 。特に、昭和40年頃の歌を得意としており、我々とともに行動をよくしております。そういえば昨年、高松市の代表として、友好都市・南昌市で歌いました。どうか、使ってやって下さい。
Q.60年代文化研究所の活動、メンバーといい、活動内容も楽しそうですね。最後に何か一言を。
A.最後に、紙面を借りてお願いします。1960年代(40年頃前)の街角・街中の風景写真を探していますのでお貸しください。それで「写真展」を行う企画です。まずは、ご連絡ください。電話:834-9040までに。ありがとうございました。
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このページは生涯学習課(生涯学習センター「まなびCAN」)が担当しています。
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