ゲートキーパーについて
更新日:2021年4月1日
「ゲートキーパー」は、自殺を防ぐための”命の門番”
「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、いわば”命の門番”とも位置付けられる人のことです。
特別な研修や資格は必要ありません。誰でもゲートキーパーになることができます。周りで悩んでいる人がいたら、やさしく声をかけてあげてください。声をかけあうことで、不安や悩みを少しでも和らげることができるかもしれません。
それが自殺の防止にもつながっていきます。
あなたもゲートキーパーになりませんか
香川県ゲートキーパー推進キャラクター「きーもん」
身近なあなたが、ゲートキーパーに!
ゲートキーパーは「変化に気づく」「じっくり耳を傾ける」「支援先につなげる」「温かく見守る」という4つの役割が期待されていますが、そのうちのどれか1つができるだけでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになります。
※気づき:大切な人のこころの不調を示すサインに気づきましょう。
※傾聴:本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう。
※つなぎ:早めに医療機関や専門機関に受診・相談するように促しましょう。
※見守る:焦らず、温かく見守り、回復を支えましょう。
気づき
家族や仲間の変化に気づいて声をかける
- 相手を思いやる声かけからはじめてみましょう。
- 体調を尋ねるような声かけをすると本人も答えやすいです。
傾聴
本人の気持ちを尊重し耳を傾ける
- 誰でも良いから打ち明けたのではありません。辛い気持ちに共感しながら、話に耳を傾けましょう。
- 何か特別なことを言う必要はなく、ひたすら聴くだけも大丈夫です。
- 相談を受けた側も考え込まず、困ったときには相談窓口や専門家の力を頼ってもよいと思います。
つなぎ
早めに専門家に相談するようすすめる
- 自殺を考えるほど悩みを抱えている人には、多くの場合、
その背景に様々な問題が複雑に絡みあっている状況がみられます。
- 解決に向けた相談窓口があることを本人へ伝えてあげましょう。
見守り
温かく寄り添いながら見守る
- 一見元気になったように見えても、その悩みは繰り返されることがあります。
「もう大丈夫」と油断をせず、常に相手に関心をもって温かく見守りましょう。
※詳しくはパンフレットをご覧ください
☺お子さま向けゲートキーパーの役割について
◎誰でもゲートキーパー手帳(厚生労働省)
A4両面印刷・折りたたみ版(通常版)(PDF:9,235KB)
長辺とじで両面印刷をして4つ折りにしてご使用ください。
そのまま長辺とじで両面印刷をしてご使用ください。
◎香川県「あいさつ+1からはじまるゲートキーパーになりませんか?」
両面印刷し3つ折りでご使用ください。
◎動画で見るゲートキーパーの役割(健康づくり推進課作成)
こころの健康(ゲートキーパー)に関する動画の作成・公開のお知らせ
各機関へのリンク
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お問い合わせ
このページは健康づくり推進課が担当しています。
〒760-0074 高松市桜町一丁目9番12号保健センタ-1階
電話:087-839-2363
ファクス:087-839-2367