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市長定例記者会見(平成30年3月1日)

更新日:2018年3月15日

日時・場所

(日時)平成30年3月1日(木曜日) 午前11時30分から午前11時58分まで
(場所)4階会議室

報告事項

(1)「高松市移住ナビ」のリニューアルについて
(2)IruCaエリア(鉄道)における交通系ICカード(10カード)の利用開始について
(3)スマートシティ推進に関する取組について
(4)高松市公式ホームページ「もっと高松」のリニューアルについて
(5)「高松城下図屏風」写し陶板のお披露目及び松平公益会からの助成金目録受領・感謝状贈呈式について

新規ウインドウで開きます。【市長定例記者会見】「高松市移住ナビ」をリニューアルしました!
新規ウインドウで開きます。【市長定例記者会見】「IruCaエリア(鉄道)における交通系ICカード(10カード)の利用が開始されます
新規ウインドウで開きます。【市長定例記者会見】データ利活用によるスマートシティの推進!
新規ウインドウで開きます。【市長定例記者会見】高松市公式ホームページ「もっと高松」を全面リニューアル!
新規ウインドウで開きます。【市長定例記者会見】「高松城下図屏風」写し陶板のお披露目及び松平公益会からの助成金目録受領・感謝状贈呈式を行います

市長説明

 おはようございます。
 本日の定例記者会見の題材は5点です。
 1点目は「「高松市移住ナビ」のリニューアルについて」です。
 本市では今後の人口減少、少子・超高齢社会に対応するため、平成28年度末に、移住・定住促進方策を取りまとめ、現在、各種施策に、鋭意、取り組んでいるところです。
 その取組の一環として、この度、「高松市移住ナビ」をリニューアルし、本市ホームページと、ほぼ時を同じく、昨日、公開しました。
 本市では、平成24年度に「高松市移住ナビ」を開設し、情報発信してきましたが、今回は、「移住を検討されている層のニーズに応じた具体的な情報の発信」、「サイトを閲覧される方の利便性」などの観点に基づき、リニューアルを行ったところです。
 トップページは、客観的な数値や特徴的な風景などで本市の魅力を打ち出すとともに、「エクスペリエンス高松」など、本市が運用しているSNSへの連携も行うことにより、リアルタイムで本市の情報を得られやすい構成としています。
 また、「高松市を知る」というページでは、「仕事のしやすさ」、「生活のしやすさ」、「子育てのしやすさ」に関する情報や、本市を訪れていただくきっかけとしての、様々な名所やイベントなどを紹介しています。
 さらに、「たかまつ移住応援隊」のページでは、応援隊に登録いただいている市民の方や団体からのメッセージ等を紹介しているほか、「センパイ移住者」のページでは、実際に本市に移住された方のインタビュー記事を掲載しています。
 このほか、「子育て情報」や「たかまつでの仕事」、「家を探す」といったページでは、関係機関や「たかまつ移住応援隊」に御登録いただいている企業や団体のホームページへのリンクなどにより、具体的な情報元にスムーズにアクセスできるようにしています。
 新しくなった「高松市移住ナビ」で、高松の魅力や住みやすさを、全国の方にお届けすることにより、多くの方に本市への関心や関わりを持っていただき、実際に本市に移住していただくことへの後押しとなるツールになればと考えています。

 2点目は「IruCaエリア(鉄道)における交通系ICカード(10カード)の利用開始について」です。
 ことでんのIruCaエリアにおける交通系ICカード(10カード)の利用開始については、本年1月に、ことでんとJR西日本から、記者発表されていますが、改めて、私から、お知らせさせていただきます。
 この取組はことでんが事業主体となり、国の「訪日外国人旅行者・受入環境整備緊急対策事業」を活用し、県とことでん沿線の市・町が連携して支援することにより、今年度、事業が進められてきたものです。
 全国10社が発行する交通系ICカード、例えばJR東日本のSuica、西日本のICOCAなどにより、ことでん(鉄道)の運賃支払いが可能となるもので、観光やビジネスで本市を訪れる10カード保有者に対する利用環境の向上が図られるほか、JRと、ことでんとのシームレスな移動が確保されるなど、本市の公共交通の利用促進につながるものと思っています。
 このサービスは、3月3日(土曜日)の始発から、ことでん全線で開始されます。同日午前10時からは、ことでん瓦町駅2階のコンコースにおいて、オープニングセレモニーが開催されますので、取材方、よろしくお願いします。

 3点目は、「スマートシティ推進に関する取組について」です。
 本市においては、様々なデータを利活用し、多様な地域課題の解決を図る「スマートシティの推進」に取り組んでいるところです。このような中で、一昨日から、防災と観光の分野において、データの利活用を開始したところです。
 ここで、本市のスマートシティの取組をまとめたプロモーション映像を御覧いたただきたいと思います。  
 (動画再生)
 御覧いただきましたように、今回のスマートシティ推進事業でデータの収集・分析を行う共通プラットフォームは、ヨーロッパで開発されたIoTデータ連携基盤「FIWARE」を採用しています。このFIWAREの実装は、国内では高松市が初となります。
 この共通プラットフォームにおけるデータ利活用をより一層推進するために、香川大学、香川高等専門学校並びに、STNet、NECと高松市の間で、「実証環境の構築」と「人材育成」に関し、一昨日、合意をしたところです。
 次に今後の新たな分野への取組を、3点御紹介します。
 1点目は、福祉分野の取組です。
 位置情報や心拍数等の生体情報、転倒などが分かる加速度情報の収集をするウェアラブル端末を開発し、認知症高齢者等の見守りシステムを構築する、福祉分野の活用策に関する事業費を、来年度当初予算案に計上しています。
 2点目は、公共交通の分野での取組です。
 「スマートシティたかまつ推進協議会」内に、「交通データ流通・活用ワーキング・グループ」を設置し、交通事業者の時刻表や路線図などのデータを活用し、使いやすい経路検索システムや新サービスの構築を検討することとしています。
 3点目は、交通安全分野での取組です。
 同じく、同協議会内に、「交通事故撲滅ワーキング・グループ」を設置し、ドライブレコーダーで収集される、急ブレーキや急ハンドルなどの操作が行われた地点データや、映像データを活用し、より効果的な交通事故対策を検討することとしています。
 今後においても、産・学・官が連携をしながら、共通プラットフォームにおいて、様々な分野のデータを利活用し、本市の地域課題の解決を図る、スマートシティの実現に向けて、積極的に取り組んでいきたいと思います。

 4点目は「高松市公式ホームページ「もっと高松」のリニューアルについて」です。
 近年、自治体のホームページにおいては、誰もが利用できるよう、全ての利用者の利便性の向上を目的とする、ウェブアクセシビリティへの対応が求められています。
 このようなことから、本市においても、最新のICTや、改定されたJIS規格に対応するため、この度、本市公式ホームページ「もっと高松」を全面リニューアルし、本日より公開を開始しました。
 今回のリニューアルのポイントとして、まず、トップページに、本市の魅力を一目で伝える、PR画像等を掲載するブランディングエリアを設置しました。今回は、高松港、屋島、盆栽となっており、適宜、入れ替えていきたいと思っています。
 また、利用者の目的ごとに入口を分けることで、利用者が必要な情報にたどり着きやすくなるようにしているほか、利用者の意見を広く取り入れ、市民と行政の双方向性を高めるため、各ページの下部に評価フォームを配置しています。
 このほか、英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、フランス語の4か国語に対応した自動翻訳機能を導入するとともに、文字や画像等が見えない方でも内容が理解できるよう、音声読上げ機能を付与するなど、全ての利用者の利便性の向上が図れるようなサイトとしています。
 さらに、災害発生時等における緊急災害情報を、各ページの上部に目立つように掲載することとし、緊急時の対応において市民の皆様により効果的に情報発信を行えるものとしています。
 新しく生まれ変わった公式ホームページ「もっと高松」を、市民の皆様を始め、多くの方に御利用いただければと思います。

 5点目は「「高松城下図屏風」写し陶板のお披露目及び松平公益会からの助成金目録受領・感謝状贈呈式について」です。
 高松市防災合同庁舎(危機管理センター)には、香川県立ミュージアムに所蔵されている「高松城下図屏風」を複製した陶板を、1階のエントランスホールに設置することとしています。この作品は、屏風絵を原寸大で陶板に焼き付けた複製ですので、手で触れていただくことも可能です。来庁された市民の皆様方には、この陶板を身近に見て感じてもらい、江戸時代の高松の町並みや暮らしぶりなどを知ることで、より高松に興味・関心を持っていただくとともに、郷土愛が育まれることに期待しているところです。
 この陶板の制作については、公益財団法人松平公益会の支援助成事業として、御承認いただいています。今月の26日、高松防災合同庁舎内で複製した陶板のお披露目に併せて、松平賴武会長から助成金目録を頂き、本市からは感謝状をお渡しするものです。
 取材方、よろしくお願いします。
 
 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 4月に開通30周年を迎える瀬戸大橋が、今後、高松市にもたらす経済効果や観光振興などの活用について

【市長】
 瀬戸大橋は、昭和63年4月10日に開通し、今年で開通30周年を迎えることから、様々なイベントが計画されている。瀬戸大橋の開通時の頃を見てみると、例えば高松市の屋島への観光客数で申しあげると、昭和47年に岡山まで山陽新幹線が通った年の246万人をピークに低下傾向にあったが、瀬戸大橋が開通した昭和63年には、前年を約100万人上回る213万人に達するなど、瀬戸大橋が本市の観光振興に与える影響は非常に大きなものがあった。
 30周年の記念イベントは、香川県を中心に、多くの行事が予定されている。本市としてもこのイベントを訪れる観光客に対し、高松のPR等に努めていきたいと考えており、4月7日に坂出市で行われる記念の花火大会に併せ、大型クルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」が訪れ、その後、高松港にも寄港することから、この機会を有効に活用し、高松の観光振興やPRに結びつけていきたい。

【記者】
 共生社会ホストタウンの取組の一環として行われた、パラリンピアンとの交流事業の位置付けと成果及び今後の取組について

【市長】
 本市は、昨年12月に2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の共生社会ホストタウン6都市の1つとして登録された。その関連事業として、2月下旬に台湾から中華台北パラリンピック委員会及びパラリンピアンの方々を招へいし、高松市内で交流事業を行った。
 交流事業は屋島のレクザムフィールドで行われ、約180名の小学生や地元のパラアスリートが、競技用車椅子乗車体験やパラリンピアンの講話を聞くなど、交流を図った。児童からは「障がい者の気持ちがよく分かった。」「パラリンピックを見てぜひとも応援したい。」などのコメントも聞かれた。
 また、屋島などの観光地や商店街などを視察し、パラリンピアンの方から意見をいただいた。「通路の段差が気になる。」「多目的トイレが狭い。」「サインの表示が小さい。」などの意見が寄せられ、今後のユニバーサルデザインのまちづくりについて見直すきっかけとなった。
 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、共生社会ホストタウンとして、パラリンピアン等の交流を通じ、心のバリアフリーを図っていくとともに、ユニバーサルデザインのまちづくりに結びつけていきたい。今後とも、共生社会ホストタウンの実現に向けて、いろいろな事業を展開し、東京オリンピック・パラリンピックも盛り上げていきたいと思っている。

【記者】
 瀬戸大橋の開通に伴う高松市へのデメリットについて

【市長】
 瀬戸大橋の開通により、本州と四国が橋で結ばれ、また、道路と鉄道の併用橋であることから、飛躍的に交通利便性が高まったほか、観光振興等の面においても、大きな経済効果があったと思っている。
 一方で、利便性が高まったことで、これまでほとんどの企業、団体、官公庁が四国内の拠点を高松に置いていたが、瀬戸大橋の開通により、出発点となる岡山に拠点を置けば、四国内は対応できるといった企業等もあり、若干、本州側に吸い取られた部分はあるかと思う。逆に、高松から岡山への移動が容易になったことから、想定していたほどは、高松からそれほど拠点性は失われなかったと感じている。
 このようなことから、利便性が高まったことによって、メリット、デメリットそれぞれあったが、総じて言えば、大きなメリットがあったと思っている。
 瀬戸大橋が開通するまでは、ほとんどの人が宇高連絡船で高松から本州に行き来していたことから、玄関口としての機能は基本的にはほぼ失われ、高松には、用事がある人しか来なくなった。一方で、観光面ではプラスの面があったことから、メリット、デメリット双方あったが、総じて言えば非常に大きな効果があったと思っている。
 料金問題等もあった中、その都度、少しずつ改善していると感じているので、今後、新たに将来を展望しながら、有効活用を考えていきたい。

【記者】
 宇高航路が1日5往復にまで減便されていることについての所感

【市長】
 宇野と高松を結ぶ宇高航路は、四国と本州とを結ぶ上での大動脈だったが、瀬戸大橋の開通により、存在意義はかなり薄れてきた。
 ただ、高松を中心とした周辺地域の経済活動にとっては、高速道路を走れないような特殊機械等の運送車両などには、海運が必要であることから、この航路をどうにか残さなければならない。
 一方で、大型トラックなどによる輸送については、ほとんどが瀬戸大橋を利用しているため、やはり、航路としての存在意義は薄れてきている。以前は19分に1本フェリーが運行していたが、現在は、日中だけの1日5便にまで減便している宇高航路を、どうにか維持してもらうことが防災や環境の面から考えても、非常に重要だ。ただ、ある程度縮小になったというのは、仕方がないことかと思う。

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