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市長定例記者会見(平成29年8月22日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成29年8月22日(火曜日) 11時30分~11時45分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)「第10回カーフリーデー高松」の開催について
(2)防災啓発展の開催について
(3)「姉妹城・親善都市と交流都市の観光と物産展」の開催について
(4)屋嶋城築城1350年記念事業の開催について
(5)菊池寛記念館第26回文学展「没後90年 芥川龍之介―その青春と友情」の開催について

市長説明

 おはようございます。
 本日の定例記者会見の題材は5点です。
 1点目は「第10回カーフリーデー高松の開催について」です。
 本市では、今年も「カーフリーデー高松」を9月17日(日曜日)に開催します。
 「カーフリーデー」は、毎年9月16日から22日までの1週間「ヨーロッパモビリティウィーク」の期間内に実施している車の使い方を見直すための世界的社会啓発イベントです。本市も平成20年度から毎年開催しており、今年度でちょうど10回目の開催となります。
 今回は、昨年同様、主会場を「美術館通り」、第2会場を「高松南部3町及び瓦町駅」として開催します。
 開催時間は、午前11時から午後4時までを予定しています。
 主会場の美術館通りでは、高松市役所吹奏楽団によるミニコンサートや、丸亀町商店街振興組合と香川大学経済学部西成ゼミが連携して作成した「まいまいMAP」を活用したまち歩きツアー、また、電動三輪車、電動車いす等のタウンモビリティの乗車体験などを行う予定です。
 第2会場の高松南部3町及び瓦町駅では、会場を広く回遊するスタンプラリー、ミニ電車、ミニSL等の乗車体験、同時開催される姉妹城・親善都市と交流都市の観光・物産展も予定しています。
 このカーフリーデー高松は、ここ数年来場者が3万人を超える秋の恒例の大きなイベントとして浸透してきましたが、10回目となる今年度の開催を1つの区切りとして、今回をもって「カーフリーデー高松」の開催を終了したいと考えています。今後は、公共交通の利用促進につながる、違った形での取組の開催を検討していきます。
 当日は、会場周辺の丸亀町商店街では「街クラシック」などのイベントも行われているので、これらと合わせて、カーフリーデー高松を大いに盛り上げていきたいと思います。
 
 2点目は「防災啓発展の開催について」です。
 本市では、8月30日(水曜日)から9月5日(火曜日)までの国の防災週間に合わせて、8月30日(水曜日)から9月5日(火曜日)までの間、IKODE瓦町において『防災啓発展』を開催します。
 この啓発展は、市民の方々の防災意識と防災力の向上を図り、日頃からの備えの実践につながるよう開催するものです。
 啓発展の内容ですが、住宅の耐震化や家具の転倒防止に関するパネルやグッズの展示のほか、西日本高速道路株式会社や香川大学などによる、防災に関するパネルなども展示する予定です。
 9月2日(土曜日)には、昨年も大好評だった『ぼうさいまちカフェ』を実施します。
 この『ぼうさいまちカフェ』は、防災の専門家である香川大学の白木 渡先生や金田 義行先生を交え、いつ起こるかわからない自然災害への備えや知識、そして、大事な人や自分を守る術などについて、参加された方々と、飲み物を片手に気軽に「ぼうさい」について触れ合い、語り合う場として開催するものです。
 また、9月3日(日曜日)には、建築士による住宅の耐震化の無料相談も行う予定です。
多くの人に御来場いただきたいと思います。
 
 3点目は「姉妹城・親善都市と交流都市の観光と物産展の開催について」です。
 本市と歴史的に深いつながりのある姉妹城都市の滋賀県彦根市、親善都市の茨城県水戸市と本市の3市が、昭和49年度から毎年持回りで「観光と物産展」を開催しています。
 今年は3年に1度の本市での開催の年で、9月16日(土曜日)から18日(月曜日)までの3日間、瓦町FLAG2階コンコース及び8階のIKODE瓦町において、彦根市・水戸市に加え、本市と交流のある秋田県由利本荘市、栃木県下野市、北海道帯広市、長野県飯綱町、石川県かほく市を合わせた7市町の観光と物産展を開催するものです。
 開催式典は、16日(土曜日)の午前9時30分から、会場である瓦町FLAG2階コンコースにて行います。開催式典では、特別ゲストとして、彦根市から御当地キャラクターで有名な「ひこにゃん」、水戸市からは「みとちゃん」等の参加が予定されており、また、本市からは高松特別ゆめ大使の「ことちゃん・ことみちゃん」、高松にぎわい大使の「ときたま」と、特別ゲストとして「うどん脳」も登場する予定です。
 この観光と物産展は、16日及び17日は、午前10時から午後6時まで、18日は午後5時までの開催となっています。
 一部の出展品を紹介させていただくと、彦根市からは、「埋れ木」といった和菓子や、近江牛を使った「近江牛ビーフカレー」、彦根市の御当地キャラクターの「ひこにゃん」のグッズなどが、水戸市からは、昔ながらの製法の「わら納豆」を始め、水戸市農業公社の手作りチーズ工房からのチーズタルトなどの商品が並ぶ予定です。
 また、この17日(日曜日)は、第10回カーフリーデー高松が開催されているので、これらの相乗効果でにぎわいを創出していきたいと思います。
 
 4点目は「屋嶋城築城1350年記念事業の開催について」です。
 『日本書紀』に記されている屋嶋城が、今年11月に築城から1350年を迎えることから、記念事業を開催します。
 まず、11月3日(金曜日・祝日)に、サンポートホール高松第1小ホールにて、シンポジウム「667年に築かれた3つの山城に迫る」を開催します。
 シンポジウムでは、先日の沖ノ島の世界遺産登録に御尽力された九州大学名誉教授の西谷正先生をお迎えして、「東アジア情勢と古代山城の築城」と題した記念講演を行います。このほか、屋島小学校の6年生による演劇や、パネルディスカッションを行います。パネルディスカッションでは、屋嶋城とともに、667年に中大兄皇子が唐・新羅連合軍の侵攻に備えて築かせた古代山城、大和国高安城、対馬国金田城の調査担当者や研究者が集い、調査成果などを踏まえながら、3つの山城の謎に迫ります。
 また、現地探索イベントとして、9月から11月にかけて屋嶋城を探索するイベントを全4回開催します。
 これらの記念事業を通して、屋嶋城を取り巻く歴史や、修復された屋嶋城の城門遺構などを通じて、歴史の舞台となった屋島の魅力を広く知っていただきたいと思います。
 なお、チラシにもありますように、香川県立ミュージアムや坂出市教育委員会と連携し、「めぐるめく讃岐 1400年紀行」という共通タイトルのもと、各自治体で県内の古代史を紹介するほか、同じ667年に築かれた、金田城が所在する対馬市教育委員会とも連携して、双方で古代山城をPRする予定です。
 是非、多くの皆様に御参加いただきたいと思います。
 
 5点目は「菊池寛記念館第26回文学展『没後90年 芥川龍之介―その青春と友情』の開催について」です。
 菊池寛記念館では、毎年、郷土の生んだ文壇の大御所・菊池寛の業績をたたえるとともに、広く市民の皆様に文学に対する理解と関心を深めていただくため、菊池寛記念館文学展を開催しています。
 第26回となる本年度は、菊池寛の親しい友人の一人であり、今年、没後90年を迎える「芥川龍之介」をテーマに取り上げ、開催します。
 芥川龍之介は文壇で成功を収める一方で、不安定な心身と闘いながら数多くの傑作を書き続け、35歳の若さでこの世を去っています。芥川龍之介の葬儀では、菊池寛が弔辞を読み、その後、昭和10年に菊池寛は、後進の育成に資するため「芥川賞・直木賞」を創設したことは、御承知のとおりです。
 本展では、芥川龍之介が文壇への足掛かりに仲間と創刊した『新思潮』や書簡、晩年の夏目漱石との往復書簡などを中心に、貴重な資料を一堂に展示し、芥川の人生で最も輝いた青春時代と、それに対比した苦悩の晩年を紹介し、時代を超えて今もなお、人々の心をとらえてやまない、芥川龍之介の新たな魅力に迫る展示を計画しています。
 会場は、サンクリスタル高松4階の企画展示室です。会期は、9月16日(土曜日)から10月22日(日曜日)までとなっています。
 また、会期初日には、芥川龍之介に関する研究の第一人者である、都留文科大学名誉教授の関口安義先生による特別講演会を始め、多彩な行事を開催する予定です。
 是非、多くの皆さんに御来場いただきたいと思います。
 
 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 無料化がスタートして1か月となった屋島ドライブウェイの利用状況と、それに対する所感
 
【市長】
 屋島ドライブウェイの無料化は、7月21日からスタートし、県内外から多くの皆様に屋島山上に訪れていただいている。
 8月20日までの1か月間の通行台数の状況は、この期間の1日当たりの平均通行台数は747台で、無料化社会実験を実施した昨年を除く平成25年から27年の3か年の同時期の平均台数501台と比べ、約1.49倍となっている。
 8月11日から8月15日までの期間は、連日1,000台を超える状況で、特に、お盆の日曜日と高松まつりの花火大会が重なった8月13日には1日の通行台数として、元旦を除くと過去3年間で最も多い2,051台となった。
 また、その日は一時的に山上駐車場が満車となり、駐車場からトンネルまで約600メートルの渋滞が発生したこともあったが、その他はこの1か月間で、無料化になったことによる事故やトラブルもなく、山麓側の国道との交差点も含め、大きな混乱はなかった。
 このような1か月間の通行台数の状況から、無料化の目的である「気軽に訪れることのできる環境づくり」としては、良いスタートが切れたと思っている。
 また、花火大会があった8月13日は、山上から花火を見ようとする多くの方で、午後5時以降も約600台が通行し、駐車場はほぼ満車となるなど、魅力あるイベントがあれば、より多くの皆様にお越しいただけるということも再認識した。
 このようなことからも、屋島山上のにぎわいを持続・拡大していくためには、現在、本市が整備を進めている山上拠点施設や民間と連携した水族館のリニューアルなど、ハード整備を行うとともに、山上からの素晴らしい夕景・夜景などを生かしたイベント等による魅力づくりも必要不可欠であると思っている。
 今後も引き続き、屋島山上ちょうちんカフェや天空ミュージックなど、山上での魅力あるイベントを開催するなど、一層のにぎわいづくりに取り組んでいきたい。
 
【記者】
 北朝鮮によるグアム沖への弾道ミサイル発射計画への対応
 
【市長】
 今月10日に北朝鮮が発表したグアム周辺の海上に弾道ミサイル4発を発射する計画では、島根県、広島県、高知県の上空を通過することが明示され、隣接する愛媛県も飛行ルートになる恐れもあることから、本市においても不測の事態が危惧され、市民の皆様に不安が広がっていると思っている。
 本市における対応策として、高松市国民保護計画に基づき、発射の状況に応じて適切な対応を行うこととしている。
 まず、弾道ミサイル発射等により本市に影響があった場合、市民の生命、身体・財産を守るために、国の事態認定前に初動体制を確立することとしている。また、国や県、警察・消防等関係機関などと連携し、救助・救急活動の状況を踏まえ、必要に応じて避難指示、警戒区域の設定、救急救助の応急措置を行う。
 次に、災害への対処に関して、必要があると認められる場合は、県や他市町に支援を要請する。
 また、並行して、国の事態認定が行われ、本市に対し対策本部設置の指定通知があった場合には、直ちに高松市対策本部を設置し、このような武力攻撃事態等に対して、迅速かつ的確に対応することとしている。
 なお、市民に対しては、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて、情報収集に努めるよう、防災行政無線拡声子局や防災ラジオ、ホームページ等によって呼びかけるとともに、行政からの指示があればそれに従い、落ち着いて行動するよう呼びかけを行っていきたい。
 
【記者】
 市議会議員の昨年度の政務活動費収支報告書が市ホームページで公開されたことに対する所感
 
【市長】
 政務活動費については、これまでも「高松市議員報酬、市長及び副市長の給料等審議会」の答申において、使途の透明化に関して、自らの情報発信が求められており、説明責任を果たしていく上で、より公開度を増していくためにも、ホームページで公開するのは望ましい方向であると思っている。
 執行率についても若干減少していることから、今回のホームページの公表を一つの契機として、より適正な執行に努めていただきたいと思っている。
 
【記者】
 今年のSETOUCHI SUMMER NIGHT FESTIVALの来場者数が前年の1.5倍となったことに対する受け止めと、今後の抱負について
 
【市長】
 今年で4回目の開催となるSETOUCHI SUMMER NIGHT FESTIVALは、いろいろな催し等の形を変えながらも、パフォーマンスなどのイベントと屋台での食の提供、夕涼みがてら散歩を楽しむといった、いわば高松ならではの夏の夕方の過ごし方の一つとして定着してきたと思っている。内外に名声が広がり、夏の高松を代表するイベントとして定着してきたことは非常に嬉しいことである。
 特に今年は、フランスからエンターテインメント集団「カンパニー・デ・キダム」が来日し、「ハーバードの夢」と「誇り高き馬」という2つの魅力ある演目が披露されたことで、それが評判となり多くの方に訪れていただいた。
 来年度以降も、県の意向も踏まえながらこの夏のイベントが継続して開催できるよう考えていきたい。
 また、高松まつりの前段のイベントとしても、高松らしい夏の夕方のイベントとして定着しているので、引き続き県と連携して、これを継続していきたいと思っている。

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