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木造阿弥陀如来坐像

更新日:2018年3月1日

彫刻

指定区分  県指定有形文化財

指定年月日 平成23年3月31日

所在地   法然寺(高松市仏生山町甲3215-1)

解説
 阿弥陀如来坐像を中尊に、左方に釈迦如来坐像、右方に弥勒菩薩坐像を配する三尊像である。中尊は髪際高で4尺、左右の2像はひとまわり小さく像高4尺につくられる。この三尊は、高松藩主松平家の菩提寺である法然寺の三仏堂本尊として、初代藩主松平頼重により造立されたものと伝えられる。
 いずれも堂々とした体躯で、側面観や背面観にいたっても破綻のない造形表現をみることができ、衣文(えもん)の表現も適度な量感と躍動感によって処理され、面貌(めんぼう)や髪際のうねりなど、あらゆる部分において鎌倉時代の作風を意識した表現となっており、江戸時代の代表的な彫像のひとつとして捉えることができる。
 また、阿弥陀および弥勒の台座裏面の墨書銘により、寛文13年(西暦1673年)9月に、上京一條室町上ル福長町に居住する、洛陽大宮方上の大仏師吉野右京藤原種次によって造立されたことが判明する。現在、法然寺に残る文書記録には、三仏堂本尊像についての記述はあるものの、造立や開眼の期日、作者について記したものはなく、造立年月と作者を知らせる墨書銘は史料的価値も高い。
 作者の吉野右京藤原種次について、近年の調査研究の成果により、正保3年(西暦1646年)から延宝元年(西暦1673年)までの事績10数例が確認されている。吉野右京藤原種次の確かな作例として確認できる法然寺三仏堂の阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像、弥勒菩薩坐像の三尊は香川県の郷土史においてはもちろん、わが国の江戸時代の彫刻史上、貴重な文化財である。

(1) 阿弥陀如来坐像
 螺髪(らほつ)旋毛形(せんもうけい)。髪際(はっさい)は正面中央でたわみ、髪際を一段高くする。肉髻珠(にっけいしゅ)・白毫相(びゃくごうそう)をあらわし、耳朶(じだ)環状にて、耳孔、鼻孔をつくる。三道をあらわしている。裙(くん)、僧祇支(そうぎし)、袈裟を着ける。両手の各指間には曼網相(まんもうそう)をあらわす。左手は膝上において掌(たなごころ)を上に向けて第1指、第2指を捻じ、右手は肘を曲げて、胸の位置にて掌を前に向け、第1指、2指を捻じ、上品下生(じょうひんげしょう)の来迎印(らいごういん)を結んでいる。右足を外に蓮華座上に結跏趺坐(けっかふざ)し、頭部背後に輪光をあらわす。
(2) 釈迦如来坐像
 螺髪旋毛形。髪際は正面中央でたわみ、髪際を一段高くする。肉髻珠・白毫相をあらわし、耳朶環状にて、耳孔、鼻孔をつくる。三道をあらわす。裙、僧祇支、袈裟を着す。両手はゆるやかに膝上腹前におろし、禅定印(ぜんじょういん)を結ぶ。曼網相をあらわす。右足を外に蓮華座上に結跏趺坐する。頭部背後に輪光をあらわす。
(3) 弥勒菩薩坐像
 髻(もとどり)を高く結い、上下2箇所を元結紐(もとゆいひも)で結ぶ。うち上方に雲形飾りを付ける。前髪を4束にわけ、天冠台(てんかんだい)の正面左右の4箇所に絡ませる。髪はすべて毛筋彫り。鬢髪(びんぱつ)1束が耳を渡る。白毫相、三道をあらわす。耳朶環状にて、耳孔、鼻孔をつくる。裙、僧祇支、袈裟を着す。両手はゆるやかに膝上腹前におろし、禅定印を結ぶ。腕釧(わんせん)を着ける。左足を外に蓮華座上に結跏趺坐する。頭部背後に輪光をあらわす。

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