このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
  • くらしの情報
  • 観光・文化・スポーツ
  • 事業者の方
サイトメニューここまで

本文ここから

木造菩薩立像

更新日:2019年1月21日

彫刻

指定区分  重要文化財

指定年月日 昭和30年2月2日

所在地   正花寺(高松市西山崎町1324)

解説
 正花寺(しょうけじ)の木造菩薩立像は、身の丈139センチの木彫り像で、香川県最古の美しい像である。頭体部と台座の蓮肉(れんにく)まで共木(ともぎ)で造り出す方法や、その姿が奈良の唐招提寺(とうしょうだいじ)の衆宝王菩薩(しゅうほうおうぼさつ)立像に非常に似ている。大ぶりな髪型や腰に石帯(せきたい)と呼ばれる帯を締め、そこにわずかに裳(も)の折り返しを表現している所、衣の襞(ひだ)の意匠や彫り口など極めてよく似ている。
 しかし、唐招提寺像は大ぶりで唐風が顕著な彫刻であるが、正花寺像はやや和風化され、顔の表情や肉取りが穏やかである。造像は奈良時代末頃と考えられる。奈良時代後期、一木造りというまったく新しい手法による造像が唐招提寺などで始まり、やがて平安時代になると多く造られるようになった。正花寺像は、木彫時代の草創を飾る仏像としても、彫刻史上意義のある仏像である。

お問い合わせ

このページは文化財課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎7階
電話:087-839-2660  ファクス:087-839-2659

(高松市埋蔵文化財センター)
 住所:〒760-0017 高松市番町一丁目5番1号
 電話:087-823-2714  ファクス:087-823-2715 

(高松市歴史資料館)
 住所:〒760-0014 高松市昭和町一丁目2番20号(サンクリスタル高松4階)
 電話:087-861-4520  ファクス:087-837-9114 

(高松市石の民俗資料館)
 住所:〒761-0121 高松市牟礼町牟礼1810番地
 電話:087-845-8484  ファクス:087-845-5693 

(高松市香南歴史民俗郷土館)
 住所:761-1402 高松市香南町由佐253番地1
 電話:087-879-0717  ファクス:087-879-1818 

(高松市讃岐国分寺跡資料館)
 住所:〒769-0102 高松市国分寺町国分2177番地1
 電話:087-874-8840  ファクス:087-874-8840 

(菊池寛記念館)
 住所:〒760-0014 高松市昭和町一丁目2番20号(サンクリスタル高松3階)
 電話:087-861-4502  ファクス:087-837-9114 
 
<文化財課>
電話:087-839-2660
ファクス:087-839-2659

Eメール:bunkazai@city.takamatsu.lg.jp

本文ここまで


以下フッターです。

高松市

〒760-8571 香川県高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011(代表)
法人番号1000020372013
Copyright © Takamatsu City, All rights reserved.
フッターここまでページ上部へ