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レジオネラ症について

更新日:2021年11月19日

レジオネラ症とは

レジオネラ・ニューモフィラを代表とするレジオネラ属菌による細菌感染症です。レジオネラ属菌とは、自然界(河川、湖水、温泉や土壌など)に生息している細菌で、感染するとレジオネラ症を引き起こします。
病型は、重症の肺炎を引き起こす「レジオネラ肺炎」と一過性で自然に改善する「ポンティアック熱」に分類されます。

症状

レジオネラ肺炎

潜伏期間:2~10日
全身性倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛などの症状に始まり、乾性咳嗽(2~3日後には、膿性~赤褐色の比較的粘稠性に乏しい痰の喀出)、38℃以上の高熱、悪寒、胸痛、呼吸困難があります。
傾眠、昏睡、幻覚、四肢の振せんなどの中枢神経系の症状や下痢がみられるのも特徴です。

ポンティアック熱

潜伏機関:1~2日
突然の発熱、悪寒、筋肉痛で始まるが、一過性で治癒するといわれています。

感染経路

レジオネラ属菌に汚染されたエアロゾル(細かい霧やしぶき)の吸入などによって、細菌が感染して発症します。ヒトからヒトへ感染することはありません。

エアロゾル感染

レジオネラ属菌に汚染されたエアロゾルを吸入することによって感染します。代表的なエアロゾル感染源としては、冷却塔水、加湿器や循環式浴槽などが報告されています。

吸入・誤嚥

エアロゾル感染以外に、温泉浴槽内や河川で溺れた際に汚染された水を吸引・誤嚥したことによる感染事例が報告されています。

土壌からの感染

レジオネラ属菌が汚染された腐葉土の粉じんを吸い込んだことが原因と推定される感染事例が報告されています。

レジオネラ属菌の感染のリスクが高い人

高齢者や新生児は肺炎を起こす危険性が通常より高いので、注意が必要です。
また、大酒家、喫煙者、透析患者、移植患者や免疫機能が低下している人は、レジオネラ肺炎のリスクが高いとされています。

予防方法

加湿器を使用するときには、毎日水を入れ替えて容器を洗浄しましょう。
また、循環式浴槽(追い炊き機能付き風呂、24時間風呂など)を備え付けている場合は、浴槽内に汚れが生じないよう定期的に洗浄等を行うなど、取扱説明書に従って維持管理しましょう。汚れやぬめりを落として、レジオネラ属菌が増殖しやすい環境をなくすことが大切です。
現在のところ、予防できるワクチンはありません。

お問い合わせ

このページは感染症対策課が担当しています。
〒760-0074 高松市桜町一丁目10番27号保健所2階
電話:087-839-2870
ファクス:087-813-0221

Eメール:kansen@city.takamatsu.lg.jp

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