子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種について
更新日:2023年1月18日
平成25年6月14日から令和3年11月26日までの間に実施されたHPVワクチンの積極的勧奨差し控えにより接種機会を逃した方に対し、令和7年3月31日までの間、キャッチアップ接種として特例措置が設けられることとなりました。
接種を行うかどうかお悩みの方につきましては、子宮頸がんの現状やHPVワクチン接種後の副反応などについて以下のページにまとめておりますので、御覧ください。
【接種をお悩みの方へ】子宮頸がんの現状とHPVワクチンによる副反応のリスク
対象者
平成9年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた、高校2年生相当以上の女性
(高校1年生相当までの方については、通常の定期予防接種対象年齢となります。)
年度 | 対象者 |
---|---|
令和4年度 | 平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女性 |
令和5年度 | 平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性 |
令和6年度 | 平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性 |
接種期間
令和4年4月1日から令和7年3月31日まで
接種方法
通常(小学校6年生相当~高校1年生相当)のHPVワクチン定期予防接種の方法と同様です。詳細は、下記PDFを御覧ください。
子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種について(お知らせ)(PDF:294KB)
※上記お知らせに記載の通り、子宮頸がん予防ワクチンは『サーバリックス(2価HPVワクチン)』と、『ガーダシル(4価HPVワクチン)』、『シルガード9(9価HPVワクチン)』の3種類があり、原則、1人の接種者に対して3回すべてを同じワクチンで接種することになっています。長期にわたり接種を中断していた方についても、原則として残りの回数を同一のワクチンで接種してください。
また、過去に接種したワクチンが不明の場合、接種を行うワクチンについて医師と被接種者がよく相談の上、接種を再開してください。(仮にワクチンの種類が途中から変わる交互接種となったとしても、安全性に関する大きな懸念は示されていません。)
※『9価(シルガード9)』ワクチンについて
『シルガード9(9価HPVワクチン)』は、令和5年4月1日から定期接種の対象となります。このワクチンは、他の『サーバリックス(2価HPVワクチン)』や『ガーダシル(4価HPVワクチン)』との互換性に関する安全性、有効性、免疫性のデータはないため、『サーバリックス(2価HPVワクチン)』や『ガーダシル(4価HPVワクチン)』の接種が途中の方は、原則、3回目の接種完了まで同じワクチンを接種することをお勧めします。
ワクチンの詳細な情報につきましては、下記の厚生労働省ホームページを御覧ください。
9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について(外部サイト)
子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種について、「HPVワクチン相談窓口」が開設されました(外部サイト)
接種の受け方
高松市予防接種実施協力医療機関のうち、子宮頸がんを実施している医療機関もしくは香川県広域予防接種実施協力医療機関のうちヒトパピローマウイルスを実施している医療機関に直接御予約ください。
高松市に3回の接種記録がない対象者への予診票につきましては、令和4年6月頃に送付しています。予診票を紛失された方につきましては、感染症対策課まで御連絡ください。
接種費用
無料
※接種日に高松市に住民票がない方や接種対象年齢外の方が、高松市の予診票を使用して予防接種を受けた場合は、後日、実費を徴収されることがありますので御注意ください。
接種日の医療機関への持参物
1.健康保険証等、住所と年齢がわかるもの
2.母子健康手帳
償還払いについて(過去に任意接種として全額自己負担でHPVワクチンの接種を行った方へ)
キャッチアップ接種の対象となる方(平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性)が令和4年3月31日までに任意接種として自己負担で接種を行った場合、その接種費用の助成を行うことができます。
※令和4年4月1日時点で高松市に住民登録があり、過去に定期接種及び令和4年度から実施しているキャッチアップ接種を受けていない方が対象になります。
※キャッチアップ接種対象者が定期接種対象時に公費で接種することが可能であった『サーバリックス(2価HPVワクチン)』及び『ガーダシル(4価HPVワクチン)』のみが償還払いの対象となります。(『シルガード9(9価HPVワクチン)』は、償還払いの対象外です。)
必要書類
高松市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書(ワード:22KB)
高松市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書(PDF:144KB)
上記申請書を御記入いただき、以下の書類4点を添付のうえ下記提出先へ御提出ください。
提出につきましては、郵送又は窓口への持参どちらでも差し支えありません。
※申請者と被接種者(予防接種を打ってもらった人)が異なる場合、委任状が必要です。ただし、被接種者が未成年(18歳未満)で、保護者が申請手続きを行う場合は委任状は必要ありません。
※必要書類が不足している等の場合に、追加の書類を求めることがあります。
(1)被接種者の氏名・住所・生年月日が確認できる書類の写し(申請者と被接種者が異なる場合は双方のもの)
※申請時住所記載の住民票、運転免許証、健康保険証(両面)などいずれか一つ
(2)振込希望先金融機関の通帳又はキャッシュカードのコピー(口座番号等確認用)
(3)接種費用の支払いを証明する書類の原本(領収書及び明細書、支払い証明書等)
(4)接種記録が確認できる書類(母子健康手帳「氏名」及び「予防接種の記録」欄の写し等)
(3)または(4)を紛失してしまった場合、別途医療機関等に証明を受ける為の書類をお渡しいたしますので、感染症対策課へ御相談ください。
申請を受け付けた後、申請の内容を審査して償還払いの可否を決定し、支給決定通知書または不支給決定通知書により申請者に通知します。
交付決定した場合、支払いまでしばらく日時を要しますので、御了承ください。
申請期限
令和7年3月31日まで
(この日までに必要書類の不足等なく申請を受け付けたものに限ります。御注意ください。)
提出先
〒760-0074
高松市桜町1丁目10番27号
高松市保健所 感染症対策課 予防接種係
(窓口へ持参する場合、高松市保健所2階まで御持参ください。)
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お問い合わせ
このページは感染症対策課が担当しています。
〒760-0074 高松市桜町一丁目10番27号保健所2階
電話:087-839-2870
ファクス:087-813-0221
