第3次高松市創造都市推進ビジョン

本市では、創造都市を推進するための総合的かつ基本的な指針として、平成25年10月に、産業、ものづくり、観光、文化・スポーツ、国際交流などに関する施策を一体的に推進することなどを定めた「高松市創造都市推進ビジョン（以下「第1次ビジョン」という。）」を策定しました。
また、平成30年3月には、第1次ビジョンでの基本的な方向性は継続しつつ、本市の特徴的な取組の一つである「こども」や、本市のブランド力を更に高めるため、世界の中での高松の位置付けを強く意識した新たな施策・事業を加えた「第2次高松市創造都市推進ビジョン（以下「第2次ビジョン」という。）」を策定し、「瀬戸の都・高松」の魅力を全世界に発信してきました。
　
第2次ビジョンの策定から数年経ち、この間のコロナ禍を始めとする社会環境の変化や、創造都市推進施策に取り組む中で見えてきた課題等に対応した新たな指針として、これまでのビジョンで示した基本理念や目指す将来像といった基本的な方向性は踏襲しつつ、今後の取組の方向性を導く「3つの基本方針」を定めた「第3次高松市創造都市推進ビジョン」（以下「本ビジョン」という。）を策定するものです。

令和6（2024）年度から令和13（2031）年度まで
※中間年に、必要に応じて見直しを行うこととします。

本ビジョンは、第7次高松市総合計画に示す目指すべき都市像の実現に向け、産業経済施策、文化、観光、スポーツ施策及びその他関連施策を一体的に推進していく上で、本市の創造都市の実現に向けた総合的かつ基本的な指針として位置付けます。

本市では、平成24年4月に設置した創造都市推進局の下、産業経済部と文化・観光・スポーツ部の2つの柱で、各分野における施策を、ビジョンの方針に基づきながら一体的に推進してきました。
有識者や各分野の代表者などで構成する「高松市創造都市推進審議会」においては、ビジョンに基づくプロジェクトの分析や、創造都市の推進過程における御意見を、40歳未満の創造性をいかしたまちづくりに資する活動を行う者などで構成する「高松市創造都市推進懇談会」においては、民間と行政が交流し、意見を出し合える場を作り、民間から出たアイデアを活用する仕組みを設けるなど、産学官民が一体となって、それぞれの役割を果たしながら、取組を進めていきます。
また、今後、本ビジョンで示した「3つの基本方針」に基づいた様々な取組を通じて、市民や企業等の実施主体（担い手）の活動を支援するとともに、本市も実施主体として、担い手や国、県等と協働・連携しながら、各種施策を推進していきます。
さらに、創造都市ネットワーク日本（CCNJ）を通じて、創造都市間の連携・交流を図り、施策を発展していきます。