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第3回「てんとう虫パートナーズ」

更新日:2018年11月13日

  • 日時  平成30年10月27日(土曜日) 午前10時20分から11時20分まで
  • 会場  香川県立盲学校(扇町)
  • 参加者 26名

 今回、「てんとう虫パートナーズ」の皆様方と、平成30年度第3回「市長まちかどトーク」を開催しました。
 「てんとう虫パートナーズ」は、障がいのある人とない人が1本のロープで繋がり、障がいに関係なく、走る喜びを分かち合うことを目的に、平成20年12月に設立され、これまで、「高松ファミリー&クォーターマラソンinAJI」や「瀬戸内海タートル・フルマラソン」に参加するなど、障がい者スポーツ活動の促進に取り組まれております。
 今回は、アイマスクの体験の後に、「伴走・伴歩者等の不足」や「安全・安心な練習場所の確保」などについて、活発に意見交換が行われました。

伴走・伴歩者等の不足について

 最近、市内からの障がい者の参加が増えており、大変ありがたいことだが、練習時の伴走・伴歩者や送迎者が不足している。対応策として、会員募集チラシを作成し、各種マラソン大会で配布したり、伴走・伴歩の講習会を開いているが、一般の方々の反応が悪くて困っている。
 そこで、私たちの活動を知ってもらうため、この募集チラシを高松市のスポーツ施設や教育文化施設、健康福祉施設など、市民の目の届くところに置いていただけないか。
 また、私たちのようなボランティア活動を支援するための施策の検討や市の企画する各種行事の中に、伴走・伴歩の講習会をタイアップすることができれば、双方にメリットがあるのではないか。

 障がい者スポーツをやっていく上で、障がいのある人もない人も一緒にやっていくことが大事である。視覚に障がいがある人にとって、伴走者や伴歩者は不可欠な存在であり、その果たす役割は大変大きいものと認識している。
 募集チラシについては、もちろん全面的に協力させていただきたい。明日の「高松ファミリー&クォーターマラソンinAJI」でも参加者全員に配らせていただく。また、屋島レクザムフィールドが昨年4月にリニューアルオープンした。バリアフリーを徹底した施設となっており、障がい者スポーツの拠点として活用したいと考えており、是非とも、障がい者スポーツに携わっている方々に利用していただきたい。

安全・安心な練習場所の確保について

 高松会場では、月2回、県立盲学校に集合して、準備運動、連絡事項が終了後、それぞれペアを組んでロープをお互いが持ち合い、サンポートの赤灯台付近の遊歩道で練習している。盲学校からサンポートまでの約2キロの道のりは車の交通量も多く、自転車や子どもなどたくさんの危険がある。サンポートに到着後も、遊歩道には、釣客の釣竿や自転車があり、それらを避けながら練習をしている。せめて、サンポートの地下駐車場を無料で利用できれば、2キロ間の危険がなくなり、練習に励める。
 他にも、車の駐車場、トイレ、脱衣所等が整備された安全・安心な練習場所として利用できる市関連の施設があれば教えてもらいたい。

 アイマスクの体験で、少しの距離を移動するだけでも大変であることが、よくわかった。サンポートまで走るとなると、想像もできないほど大変であると思う。路面に段差があれば、けがにつながるし、御要望を聞きながら、段差のない施設整備を心掛けたい。ただ、盲学校からサンポートまでを完全に遊歩道を設置し、安全にすることは、予算と時間がかかり難しい。また、サンポート駐車場の無料についても、障がい者スポーツの関係者だけを無料にすることは難しい。
 ランニングが可能な本市のスポーツ施設として、屋島レクザムフィールドがある。ユニバーサルデザインの視点で施設整備を行っており、段差がなく、車イスでも難なく施設内を移動できる。もちろん車の通行もなく、安全に練習ができるので、是非、利用していただきたい。ただ、陸上競技場の使用料として、障がい者割引で150円は必要である。雨天の場合でも屋根が付いているので、天候を気にせず練習をしていただきたい。

市立体育館の身体障がい者利用割引について

 高松市総合体育館と香川総合体育館の身体障がい者利用割引をお願いしたい。
 私たち障がい者は、「てんとう虫パートナーズ」の定期練習以外に体力の向上を目指して、市立体育館の運動用具を利用している。その際は、ヘルパーさんを雇い、交通機関を使って移動しなければならず、健常者の方に比べて、より多くの交通経費が掛かる。
 そこで、体育館の個人利用割引を受けることができれば、今よりもっと施設を利用することができ、目標にしている大会参加にも自信が深められる。検討いただきたい。

 障がい者に対する利用料金の減免については、現在、本市スポーツ施設のうち、8つのプールでは全額減免しており、先ほど紹介した屋島レクザムフィールドでは、一般料金の半額の150円で利用できる。体育館の運動用具については、身体に負荷のかかる器具を用いるため、事故やけがが発生する危険性が高いことから、障がいの種類や程度、施設の人員体制、介助者の利用料金等の取扱いなども併せて、施設を管理している指定管理者と慎重に検討したい。

東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーについて

 再来年、東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーが全国で始まると聞いている。県内での聖火リレーに、是非とも私たち視覚障がい者も一員に加えていただきたい。 

 再来年の3月26日、福島県から日本全国を回る東京2020オリンピック聖火リレーがスタートする。香川県では2日間、割り当てられており、県内8市9町すべてで聖火リレーを行うことが決まっている。高松市に割り当てられる時間は、1、2時間くらいである。窓口が香川県となっているので、障がい者の方が何らかの形で聖火リレーに参加できるように県と調整していきたい。

お問い合わせ

このページは広聴広報・シティプロモーション課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎5階
電話:087-839-2161  ファクス:087-861-1559

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<広聴広報・シティプロモーション課> 
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