国民皆保険制度と国民健康保険について

私達は、いつ、どこで大きな事故や病気に見舞われるか分かりません。このようなときに、安心して治療が受けられるように、日頃から保険料を出し合い、お互いに助け合うしくみが「国民皆保険制度」であり、国民健康保険も国民皆保険制度を支える健康保険の一つです。

国民健康保険では、被保険者のみなさんが納める保険料と、国や自治体などが負担する公費等で、健康の保持と増進のためのさまざまな給付や事業を行っています。

職場の健康保険・後期高齢者医療制度に加入している人、生活保護を受けている人以外で、高松市に住んでいる人は、すべて国民健康保険に加入しなければなりません。
また外国人の方で、高松市に住民登録をしていて在留期間が3か月を超える人も同様です(旅行などで一時的に滞在している外国人を除きます。)。

国民健康保険では家族一人ひとりが被保険者ですが、加入の届けや保険料の納付は世帯ごとに行います。保険料の納付義務や手続きなどの届出義務は世帯主にあります。

世帯主が他の健康保険に加入していても、納付義務や届出義務がありますが、この場合の世帯主（擬制世帯主）は国民健康保険の被保険者ではありませんので、国民健康保険で診療は受けられませんし、保険料の計算からも除外されます。

職場の健康保険などと異なり、国民健康保険は「加入」も「脱退」も世帯主の方の手続きが必要です！