2020年度 第2期常設展
常設展
おうちでアート鑑賞編(展覧会を動画で紹介しています)
●照沼敦朗「ミエテルノゾム君とユウモクセイ」「ミエナイノゾミちゃんとユウモクセイ」「ミエテルカー」と大西伸明「Stepladder」「Plumment」「Glass」を紹介。(外部サイト)
●田淵太郎「Barbaric White BⅡ」「Barbaric White PⅠ」、宮永愛子「Waiting for awakening -wall clock-」「lens -sanukite-」を紹介。(外部サイト)
2020年度 第2期常設展〔常設展示室1〕 New Collection~現代アート編~
照沼敦朗《ミエテルカー》2016年
高松市美術館の「戦後日本の現代美術」コレクションは、その質・量ともに日本屈指のものといえます。昨年度は、これまでに自主開催した展覧会とゆかりのある作品を多く収蔵することができました。
田淵太郎(1977年香川県生)は2019年春に、コレクションをゲスト作家の作品と共に展示する「高松市美術館コレクション+(プラス)」において、八木一夫など名だたる現代陶芸家の作品と自作の白磁とを組み合わせて紹介しました。宮永愛子(1974年京都府生)は、2019年夏に個展「宮永愛子:漕法」で瀬戸内の景色やそこで暮らしてきた人々が積み重ねた時間をテーマに数々のインスタレーションを展開しました。大西伸明(1972年岡山県生)や照沼敦朗(1983年千葉県生)は、独自性・将来性のある作家を発掘・紹介するグループ展「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」で、2014年春と2019年秋にそれぞれ紹介した作家です。
展覧会とともに新たな価値の創造に挑んだ作品たちは、高松市美術館コレクションに多様性と豊かさをもたらしてくれるでしょう。
今後一層の活躍が期待される4作家による作品11点をお楽しみください。
田淵太郎《Barbaric White PⅠ》2019年
撮影:高橋章
宮永愛子《waiting for awakening –wall clock-》2019年
撮影:木奥惠三
大西伸明《Stepladder》2018/20年
撮影:高橋章
2020年度 第2期常設展 〔常設展示室2〕 New Collection~漆芸編~
池内荷芳《蒟醤 金魚文小箱》 撮影:高橋章
香川の漆芸(讃岐漆芸)は、江戸末期に
象谷の死後は、
玉楮象谷を祖とする讃岐漆芸は、石井磬堂や音丸耕堂、さらには耕堂の弟子である
高松市美術館は昨年度、個人所蔵家のご厚意により、讃岐漆芸作品とその研究に寄与すると考えられる周辺地域の漆芸作品の寄贈を受けました。優れた審美眼により収集された19作家による漆芸作品42点をお楽しみください。
玉楮蔵黒《堆黒香盒》
撮影:高橋章
石井磬堂《堆朱香盆》
撮影:高橋章
鎌田稼堂《堆漆 若草 香盒》
撮影:高橋章
展覧会基本情報
会期:
2020年6月27日(土曜日)~9月22日(火曜日・祝日)
会場:
1階常設展示室
休館日:
月曜日
(ただし、8月10日(月曜日・祝日)・9月21日(月曜日・祝日)開館、8月11日(火曜日)休館)
開館時間:
午前9時30分~午後5時
(ただし、特別展開催期間9月12日~9月22日の金曜日・土曜日は、午後7時まで)
主催:
高松市美術館
観覧料:
【一般】 200円(160円)
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料
※高松市キャンパスメンバー制度に加盟する大学の学生は、学生証提示で観覧料免除
※共通定期観覧券についてはこちらから
お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711
重要無形文化財「蒟醤」保持者認定 記念展示「大谷早人展」
開催日時:
2020年7月18日(土曜日)~9月22日(火曜日・祝日)
会場:
1階常設展示室 展示室2
内容:
当館所蔵の同氏作品3点を記念展示いたします。
詳細はこちら。
関連イベント
ギャラリートーク
開催日時:
2020年9月5日(土曜日)午後2時~
会場:
1階常設展示室
聴講料:
無料(ただし観覧券は必要です)