歳時記「春」

歳時記「春」についてご案内します。
出会い，ふれあい，ふるさと歳時記。瀬戸路を彩る，ふるさと高松の四季。

高松市街から南へおよそ10Kmほどの所にある仏生山は，松平家の菩提寺である「法然寺」を中心にした，風情ゆかしい門前町です。

高松の春は，この法然寺の「おねはん」から始まります。旧暦の2月15日，4.8メートルの大きな寝釈迦像がご開帳され，たくさんの僧りょや，お稚児さんたちでにぎわいます。
また，仏生山の西，一宮町にある田村神社では，古式豊かな農業神事「お蚊帳垂れ神事」が毎年5月7日，8日に行われます。
田村神社は，讃岐一宮として名高く，農耕の神を主神として，古くから人々の崇拝をうけています。

高松市街と屋島の中ほどに流れている春日川では，毎年5月18日，浅瀬になった川原に市がたち，この日ばかりはタコ焼，金魚すくい，といった露店が立ち並び，たくさんの人たちでにぎわいます。
讃岐路は，春日川の川市を境に，ぐっと緑が濃くなります。

そして，本格的な夏がやってくるのです。