高松市健康都市推進ビジョンについて

更新日：2024年3月29日

高松市健康都市推進ビジョン最終評価報告書（暫定版）を作成しました。

本市の健康づくりの指針である「高松市健康都市推進ビジョン」について、計画開始時から令和5年度までの10年間の活動や目標の達成状況などを検証し評価を行いました。
なお、令和6年度（計画最終年）において、一部の目標項目に直近値を追加した「最終評価報告書（確定版）」を作成する予定です。

高松市健康都市推進ビジョン最終評価報告書（暫定版）（PDF：2,099KB）

高松市健康都市推進ビジョンの計画期間の延長について

本市の健康づくりの指針である、高松市健康都市推進ビジョン（以下、「ビジョン」という。）は、健康増進法第8条第2項により国の基本方針及び県の健康増進計画を勘案して策定することとしており、2014（平成26）年度から2023（令和5）年度までの計画期間でしたが、令和3年8月4日付けの国の告示により、国の「健康日本21（第2次）」の計画期間が1年延長され、また、県の「健やか香川21ヘルスプラン（第2次）」においても、国と連動し計画期間を1年延長し、令和5年度までとなりました。
これを受け、本市のビジョンにおいても、国・県と同様に計画期間を1年延長することといたしました。
なお、目標数値については、国・県においては計画期間が10年から11年間に延長しましたが、変更は行わないとしています。本市においても、国・県と同様の取扱いといたします。

変更前 2014（平成26）年度～2023（令和5）年度まで10年間
変更後 2014（平成26）年度～2024（令和6）年度まで11年間

高松市健康都市推進ビジョンについて

　高松市では、平成26年3月に、本市第2次の健康増進計画である「高松市健康都市推進ビジョン」（計画期間：平成26年度～35年度）を策定しました。
　社会の高齢化の進展や生活習慣の変化に伴い、がん、心臓病、脳血管疾患などの生活習慣病が増加し、寝たきりや認知症のように、生活の質を低下させたり、介護が必要な状態になってしまう方々の増加が深刻な問題となっています。
　本市では、平成14年3月に本市の第1次の健康増進計画として、｢健やか高松21｣を策定し、（1）こころの豊かさ、（2）運動、（3）食生活、（4）歯の健康、（5）安全、（6）たばこ、（7）アルコール（飲酒）、（8）生活習慣病の8分野において健康づくりの指針を定め、「すべての市民が健やかで、こころ豊かに暮らすことのできる活力ある社会」の実現に向けて、健康の増進や疾病の発症予防の「一次予防」に重点を置いた対策を推進し、市民と行政が一体となり、市民の主体的な健康づくり運動を推進してきました。
　しかしながら、平成25年度に実施した「健やか高松21」の最終評価では、糖尿病等の生活習慣病患者の増加やこころの健康づくり、アルコール（飲酒）など、引き続き対応すべき問題や改善すべき課題が明らかになりました。
　これらを踏まえ、「健やか高松21」の第2次計画である「高松市健康都市推進ビジョン」では、市民の皆様が健やかで心豊かに暮らせる社会を実現するため、生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底を加え、ライフステージに応じた健康づくりの推進についても指標を定めて充実を図ったほか、健康を支え、守るための社会環境の整備に関する推進方策を盛り込み策定しました。
　「高松市健康都市推進ビジョン」では、「毎日、健康にえぇこと＋（プラス）」を実践キーワードに、★まち歩き・自転車利用で健康づくり、★地産地消で野菜摂取、★コミュニティ活動で絆づくりの3つの実践プランを掲げ、市民の健康づくりを推進しています。