市長活動報告（令和5年3月）

高松-台北線就航10周年記念セレモニー

　高松-台北線につきましては、2回目の開催となった瀬戸内国際芸術祭2013の開幕に合わせ2013年3月21日に就航し、この度、めでたく就航10周年を迎えました。本日、その記念セレモニーが高松空港で行われ、私も出席してまいりました。
　長引くコロナ禍からの出口もようやく見えつつあります。台北線も、今年の1月に約2年9か月振りに週4往復で運航が再開されたところで、これまでの利用状況は順調であると伺っております。また、ソウル線、香港線も運航が再開されており、市内でも、中央商店街のほか、屋島や栗林公園などの観光地において、買い物や観光を楽しむ海外からのお客様を見ることができ、私も大変喜ばしく感じております。
　今後は、コロナ前のデイリー運航が1日も早く復活することを願うとともに、この路線が、今後20年30年と長きに続くことにより、本市と台湾の友好親善がますます深まり、発展していくことを期待しております。

G7香川・高松都市大臣会合の参加国大使館等職員との昼食会

　本日、本市で7月に開催される「G7香川・高松都市大臣会合」に向け、参加国の大使館等職員の皆さんが会場候補地の視察のために来高され、私もお昼の時間に合わせて行われた昼食会に参加し、42万高松市民を代表して歓迎いたしました。
　会場候補地であるサンポートは、ドイツの地理学者リヒトホーフェン（シルクロードの命名者）が「これ以上のものは世界の何処にもないであろう」と絶賛した瀬戸内海に臨み、港や駅、国際会議場を始めとする県内有数のコンベンション施設や宿泊施設などの都市機能が集積したエリアです。このほか、本市には、栗林公園や玉藻公園、屋島など、世界にも誇る景勝地があり、海外から訪れる方々に、高次の都市機能と自然が調和した本市の魅力を大いに感じていただけるものと存じております。
　本市においても、大臣会合を成功させるべく、会合テーマに合ったカーボンニュートラルに係る事業やおもてなし事業などの準備を進めるとともに、市民皆様の開催機運を高めてまいりたいと存じます。

令和5年第1回高松市議会定例会

　本日、令和5年第1回高松市議会定例会が開会し、私からは、新年度に向けた所信の一端を述べさせていただくとともに、令和5年度予算案など、提出した38議案について提案理由の説明を行いました。
　来年度は、市政運営の最上位計画である「第6次高松市総合計画」の最終年度であるため、本市が目指すべき都市像「活力にあふれ　創造性豊かな　瀬戸の都　高松」を実現するために全力を傾注していかなければならない、極めて重要な年となります。私としましては、市民皆様の生活を支える基盤づくりを進めるとともに、本市の都市ブランドイメージの向上につながる取組を積極的に展開することにより、多くの方に本市への愛着や関心を持っていただき、世界から注目される「瀬戸の都」として輝き続けられるまちづくりを進めてまいりたいと存じております。そして、本市が新しい時代においても「選ばれるまち」として、更なる飛躍を遂げるべく、全力を挙げて取り組んでまいる旨を申しあげました。
　今議会は、8日から14日までの代表質問、質疑及び特別委員会審査の後、15日から20日にかけて常任委員会審査が、23日に委員長報告と当初提案議案の採決が行われ、追加議案の提案、審議、採決を経て24日に閉会する予定となっています。

日本アイ・ビー・エム株式会社立地協定締結式

　本市では、若い世代が魅力を感じる情報通信関連企業の誘致を積極的に進めておりますが、この度、東京都に本社を置き、情報システムに関する製品、サービスの提供などを幅広く手掛け、世界のテクノロジー業界をリードする日本アイ・ビー・エム株式会社様が、四国地域では初となる「IBM地域DXセンター」を本市に開設することとなり、本日、香川県庁において、香川県を含めた3者の間で立地に関する協定を締結しました。
　この「IBM地域DXセンター」は、本年7月頃を目途に開設される予定であり、地域におけるデジタル社会の実現とDXの促進に向けて、地域課題を解決するためのアプリケーション開発やソフトウェア開発・保守等を行うと伺っております。この度の協定により、雇用の創出はもとより、地域DXの加速化やデジタル人材の育成、さらには地域経済の発展に御力添えいただけるものと大いに期待しております。