アートアドバイザー講座vol.9「瀬戸芸2025 鴻池朋子さんに『行動展示』について聞く」
アートアドバイザー講座vol.9 「瀬戸芸2025 鴻池朋子さんに『行動展示』について聞く」
鴻池朋子《指人形》2023-24年 ⓒTomoko Konoike
アートアドバイザー講座(2023年度より開始)では、1990年代から調査、プロデュース、執筆など様々な形でアートの現場と深く関わってきた、原久子・高松市美術館アートアドバイザーが、多彩な観点からアートにまつわる話をします。
第9回目となる今回は、今年の春、夏、秋に開催される瀬戸内国際芸術祭に関連して、2019年から同芸術祭に参加し、大島で作品展開をしている現代美術家の鴻池朋子さんをゲストにお招きします。鴻池さんが今季の瀬戸芸で行っている、作品をつくって見せる展示ではなく制作をそのまま見せる「行動展示」についてお聞きします。
基本情報
開催日時:
2025年5月17日(土曜日)
午後2時~3時(午後1時45分開場)
会場:
美術館1階エントランスホール
出演:
ゲスト 鴻池朋子(現代美術家)
聞き手 原久子(高松市美術館アートアドバイザー)
定員:
先着50名(申込不要)
当日会場にお越しください。
受講料:
無料
主催:
高松市美術館
お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711
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会期:
2025年4月5日(土曜日)~2025年6月29日(日曜日)
観覧料:
【一般】200円(160円)
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料
※ 高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生証所持者は無料
鴻池朋子 略歴
絵画、彫刻、手芸、歌、映像など様々なメディア、旅でのサイトスペシフィックな表現を通して、芸術の根源的な問い直しを続けている。近年の個展、2015~2017年「根源的暴力」神奈川県民ホール、群馬県立近代美術館、新潟県立万代島美術館(2016年芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、2018年「Fur Story」リーズ美術大学(イギリス)、「ハンターギャザラー」秋田県立近代美術館、2020年「FLIP ちゅうがえり」アーティゾン美術館(毎日美術賞) 他。グループ展、2016年「Temporal Turn」カンザス大学スペンサー美術館・カンザス大学自然史博物館(アメリカ)、2017年「Japan-Spirits of Nature」ノルデスカアクヴァレッル美術館(スウェーデン)、2018年「ECHOES FROM THE PAST」シンカ美術館(フィンランド)、2020年「古典× 現代2020」国立新美術館、「The Travel Dialogue Form」グラスゴーインターナショナル(イギリス)、今年2022年「瀬戸内国際芸術祭 2022」大島では、前回の《リングワンデルング》に新たな道を通すほか、カフェ・シヨルでは菊池恵楓園 絵画クラブ「金陽会」の作品と『物語るテーブルランナー』とが共演。著書『どうぶつのことば』、絵本『焚書 World of Wonder』(共に羽鳥書店) 他。1960年秋田県生まれ。
原 久子 略歴
京都市生まれ。
90年代よりアーティスト・イン・レジデンス、アートスペースの調査研究、アートプロジェクトの企画・運営、雑誌・新聞等への執筆、編集、コンサルティングなどに携わる。
大阪電気通信大学総合情報学部教授。高松市創造都市推進審議会委員。2023年度より当館アートアドバイザーを務める。
