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2025年度 コレクション展1

コレクション展

〔常設展示室1〕Welcome to Takamatsu Art Museum!!―2023、24年度新収蔵作品を中心に

小川 信治《ブランコの絶好のチャンス》 2013年

冨井大裕《board paper board (half origami) 》2019年

竹村 京《Playing Cards on Building in N. City》2019年
寄贈:株式会社バッファロー代表取締役社長 牧 寛之氏

鴻池朋子《風が語った昔話》2015©TomokoKonoike撮影:永禮賢

鴻池朋子《風が語った昔話》2015年 ©Tomoko Konoike 撮影:永禮 賢

 高松市美術館は「戦後日本の現代美術」「20世紀以降の世界の美術(版画)」「香川の美術(漆芸・金工)」を3つの柱として系統的に作品収集を行っており、現在、約1,800点を収蔵しています。本展では、瀬戸内国際芸術祭2025の開催に合わせて、質・量ともに日本屈指といえる当館の「戦後日本の現代美術」コレクションの中から瀬戸芸関連作品と2023・24年度新収蔵作品の数々を紹介し、現代アートの多彩な魅力に迫ります。

 小川 信治の《ブランコの絶好のチャンス》(24年度新収蔵)は、ロココ時代に描かれた同タイトルの名画から人物だけを抜き出しそれ以外をそっくりに描いたもので、小川の描写力に驚かされます。中西 夏之の素描《作品・5月のためのドローイング》(24年度新収蔵)は、並行して制作された油彩作品《作品・5月 Ⅵ》とあわせて紹介することで、中西の意図や表現をより深く理解できるでしょう

 また、瀬戸内国際芸術祭2016参加の際に、片山真理が直島に滞在し制作した連作《bystander》(24年度新収蔵)、鴻池 朋子による瀬戸内海の大島の北の山を拓いた 《リングワンデルング》内にある《逃走階段》の構想模型、さらに、特別出品の鴻池 朋子《指人形》(作家蔵)は、島々の芸術祭の作品とともにお楽しみください。

「戦後日本の現代美術」の多様な表現とともに、高松市美術館のコレクションの歴史と拡がりを感じていただければ幸いです。

〔常設展示室2〕香川の工芸―2024年度新収蔵作品を中心に

明石 朴景《乾漆壺 麗花》 1988年 撮影:高橋 章

磯井正美《季星 彩漆 盛器》1963年 撮影:高橋 章

大須賀喬《蝶文 象嵌鉄小筥》1966年 撮影:高橋 章

 「香川の美術(漆芸・金工)」を高松市美術館の収集方針の三つの柱の一つとして、これまで、讃岐漆芸と近代金属工芸の作品を中心に600点以上をコレクションしてきました。2024年度には、讃岐漆芸を代表する漆芸家である音丸 耕堂、明石 朴景、磯井 正美らの作品を新たに収蔵することになりました。

 四国を中心に分布する浦島草を、モノトーンを基調とした彫漆で仕上げた音丸 耕堂の《彫漆浦島草文手箱》、明石 朴景の葉を落とした二本の樹木とその枝に休む一羽の猛禽を描いた大作《樹間寂寥》やカトレアを色鮮やかにあしらった《乾漆壺 麗花》、磯井 正美の初期作品であり網代を素地にした《蒟醤 波文 丸盆》や帯状のボール紙を素地にした磯井独自の技法「季星」で自由な形状を可能にした《季星 彩漆 盛器》、ベトナムのハロン湾をモティーフにした連作《漆絵 ハロン湾旅情 漆額》《漆絵 ハロン湾曙光 漆額》など、各作家たちのキャリアにおける重要作品から、展覧会では未発表の明石 朴景《菖蒲 小屏風》や磯井 正美の《蒟醤 時不可失 如意》など知られざる逸品まで多彩に展示いたします。

 購入・寄贈・寄託含めて13点の新収蔵作品を迎え、一層の充実を見せた高松市美術館の「香川の美術(漆芸・金工)」コレクションをお楽しみください。

展覧会基本情報

会期:
2025年4月5日(土曜日)~2025年6月29日(日曜日)

会場:
1階常設展示室

休館日:
月曜日(ただし、5月5日(月曜日・祝日)は開館、5月7日(水曜日)休館)

開館時間
午前9時30分~午後5時
(ただし、特別展開催期間中の金曜日・土曜日(4月12日~6月8日)は、午後7時まで)

主催:
高松市美術館

観覧料:
【一般】200円(160円) 
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料
高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生証所持者は無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
 
お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711

関連イベント

ギャラリートーク

開催日時:
2025年6月22日(日曜日)午後2時~

会場:
1階常設展示室

聴講料:
無料(ただし観覧券は必要です)

鴻池朋子の指人形と巡る旅

アーティストの鴻池朋子さんがつくった指人形たち※は、実際に手に着けて体感する作品です。指人形と一緒にバスや船に乗り、景色を眺め、語り合い、作家や作品に会いに行く旅をしてみませんか?これまでとは全く違う身体感覚を使って、アートを感じる体験にでかけましょう!


※本作品は、鴻池朋子さんの「メディシンインフラ・プロジェクト」により、当館に貸出されているものです。作品を収蔵庫にしまわずに、様々な場所や人々に貸出し、使いながら保管してもらおう、という実験的なプロジェクトです。
「メディシンインフラ・プロジェクト」についてはこち→外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://medicineinfra.com/(外部サイト)

(1)「指人形一座と船で行く大島ツアー」 ※定員に達しました。

開催日時:
4月19日(土曜日)
午前10時~午後5時(予定)

講師:
当館学芸員、鴻池朋子(現代美術家)

内容:
高松市美術館で展示中の鴻池朋子作《指人形》と一緒に、大島にある鴻池さんの瀬戸内国際芸術祭2025出品作品のもとを訪れ、鴻池さんとともに一緒に作品鑑賞をしたり、展示を手伝ったりします。
場所:
高松市美術館、大島

協力:
瀬戸内国際芸術祭実行委員会

※高松港からフェリーに乗ります(無料)。集合は高松市美術館、解散は高松港となります。

対象:
小学生から大人まで(小学2年生以下は親の同伴が必要)

持ち物:
地下足袋、お弁当、飲み物(蓋ができる水筒・ペットボトル等を御用意ください。)

※地下足袋の準備が難しい方は申込時にお知らせください。

定員:
10名(抽選)

参加費:
無料

申込方法:
4月10日(木曜日)までに外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「「指人形一座と船で行く大島ツアー」申込フォーム」(外部サイト)より申込。
抽選結果を4月11日(金曜日)までにお知らせします。

(2)「指人形一座とバスで行く塩江美術館ツアー」※鴻池朋子さんの参加はありません。

開催日時:
6月1日(日曜日)
午前10時30分~午後3時(予定)
講師:
当館学芸員
内容:
鴻池朋子作《指人形》と一緒に、高松市美術館と高松市塩江美術館を見学するツアーです。

場所:
高松市美術館、高松市塩江美術館

※高松市美術館から高松市塩江美術館には、貸切のマイクロバス(無料)で移動します。高松市美術館での集合・解散となります。
対象:
小学生から大人まで(小学2年生以下は親の同伴が必要)

定員:
10名(抽選)
参加費:
無料(塩江美術館観覧料(一般300円、大学生150円、65歳以上及び高校生以下無料)が必要になります。)
持ち物:
お弁当・飲み物(蓋ができる水筒・ペットボトル等を御用意ください。)

※高松市塩江美術館周辺に自動販売機等はありませんので、必ずご持参ください。

申込方法:
5月10日(土曜日)~5月21日(水曜日)の間に外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「指人形一座とバスで行く塩江美術館ツアー」申込フォーム」(外部サイト)より申込。
抽選結果を5月23日(金曜日)までにお知らせします。

(3)指人形と遊んでみよう!※鴻池朋子さんの参加はありません。

開催日時:
4月27日(日曜日)、5月5日(月曜日・祝日)、11日(日曜日)、【英語】18日(日曜日)
午後1時~午後2時(時間中いつでも参加できます。)

講師:
当館学芸員

内容:
学芸員と鴻池朋子作《指人形》による展示中の鴻池朋子作《風が語った昔話》の物語解説をします。解説の後は《指人形》を実際に手に付けて遊んでみましょう。

場所:
高松市美術館 常設展示室1

対象:
誰でも/申込不要

参加費:
無料(ただし観覧券は必要です。)

※5月18日(日曜日)は英語による物語解説を行います。イベント中は、日英通訳者も常駐いたします。


※指人形ワークショップは触れる鑑賞のため、目が見えない/見えにくい方も楽しんでいただけるイベントです。ロゴフォームでの申し込みが難しい方は、お電話(高松市美術館:087-823-1711)でお申し込みください。

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