2025年度 コレクション展4
〔常設展示室1〕未来をひらく「美術」-戦後香川と高松市美術館
コレクション展

猪熊 弦一郎《緑陰》 1946年 ⓒ公益財団法人ミモカ美術振興財団
近年香川は、優れた近現代建築や個性的な美術館の数々、そして昨年6回目の開催を迎えた瀬戸内国際芸術祭など、この地に息づく多彩なアートの資源により、多くの人々を魅了してきました。
このような香川におけるアートの隆盛の源流の一つに、1949年の旧・高松美術館(現・高松市美術館)の開館があります。終戦の翌年、戦争から復員し高松に戻った漆芸家・
本展では、戦前渡欧した猪熊 弦一郎、
〔常設展示室2〕讃岐漆芸の美

玉楮 象谷《堆朱 御篳篥筥》1851年 撮影:高橋 章
讃岐漆芸が、香川県の代表的な伝統産業に発展したのは、江戸末期に登場した
象谷の死後、弟の
さらに、1927(昭和2)年帝展に工芸部が設置されると、
1955(昭和30)年に重要無形文化財制度が制定され、重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝が誕生しますが、彫漆では音丸 耕堂が、翌年には蒟醤で磯井 如真が認定されています。その後、
本展では、讃岐漆芸の祖である玉楮象谷や石井 磬堂などの彫りの名手や、人間国宝による作品他33点の漆芸作品を通じて、讃岐漆芸の魅力を探ります。
出品作品の手話作品解説がご覧になれます。
【手話作品解説 | Video in Japanese Sign Language (JSL)】山下義人《波がさね 蒟醤色紙箱》(1988)(外部サイト)
展覧会基本情報
会期:
2026年1月6日(火曜日)~2026年3月29日(日曜日)
※常設展示室1は3月14日(土曜日)から29日(日曜日)は「第43回日本伝統漆芸展」を開催。
会場:
1階常設展示室
休館日:
月曜日(ただし、1月12日(月曜日・祝日)・2月23日(月曜日・祝日)開館、1月13日(火曜日)・2月24日(火曜日)休館)
※3月12日(木曜日)、3月13日(金曜日)は展示替えのため休室。
開館時間:
午前9時30分~午後5時
(ただし、特別展開催期間中の金曜日・土曜日(1月31日~3月29日)は、午後7時まで)
主催:
高松市美術館
観覧料:
【一般】200円(160円)
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料
※高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生証所持者は無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711
関連イベント
ギャラリートーク
開催日時:
2026年2月7日(土曜日)午後2時~
会場:
1階常設展示室
聴講料:
無料(ただし観覧券は必要です)
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