「後藤健吉 朝子展 モノクロームの光」
企画展
2023年6月6日(火曜日)~7月17日(月曜日)
本展は漆芸家の後藤健吉とオリジナルの手法を用いて空間造形する後藤朝子による光をキーワードにした展覧会です。健吉の漆作品は漆の面に銀粉を撒き、形をくっきりと出すために平蒔絵という技法を用いています。 健吉はこの技法に研出し蒔絵に使用されるぼかしの技法を加味することで、より微妙な表現を可能にし、作品に深みを醸し出しています。 ―漆の黒を追求し、 黒のつやをいかに美しく見せるか―。 一方、朝子は禅と現代美術が異色の融合を果たした空間を作り上げます。 展示空間は、禅僧・仙厓義梵(せんがいぎぼん)の書画 「〇△□」 にちなみ現実の風景に〇と△と□を見つけた写真作品と禅画 「十牛図」にちなんだ立体作品で構成されます。
2人それぞれが織りなす空間をお楽しみください。

後藤健吉《心象風景Ⅱ》2008

後藤朝子《〇》2017

後藤朝子《騎牛帰家》2017
●展覧会基本情報
会期:
2023年6月6日(火曜日)~7月17日(月曜日)
会場:
高松市塩江美術館 企画展示室
休館日:
月曜日(7月17日(月曜日)開館、翌日休館)
開館時間:
9時~17時(入室は16時30分まで)
主催:
高松市塩江美術館
観覧料:
【一 般】300円(団体240円) ※常設展観覧料含む
【大学生】150円(団体 120円)
※高校生以下及び65歳以上の方、身体障がい者手帳等所持者は、無料
※高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生は、入場無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
お問い合わせ先
高松市塩江美術館 電話:087-893-1800
●関連イベント
アーテイストレクチャー
内 容:出品作家が作品や制作についてお話しします。
開催日: 6月17日(土曜日)
講 師:後藤健吉・朝子 (出品作家)
時 間:14:00~ 30分程度
場 所:塩江美術館 企画展示室内
対 象:一般
参加料:展覧会観覧券が必要
