常設展
香川の作家シリーズ(2)
小林正六/まなざし
会期:2022年8月23日(火曜日)~11月27日(日曜日)
「香川の作家シリーズ」第2弾は、香川県内で子どもたちの美術教育に長年携わりながら作家としても精力的に活動していた小林正六(1917-2006)を紹介します。
小林は、高松市に生まれ、香川師範学校在学中に、谷口国介に師事し、その後は山田等に師事して絵を学びました。そして、香川県師範学校卒業後約40年間、県内の小・中学校でたくさんの子供たちの美術指導にあたりました。1994年には、香川県教育委員会から教育文化功労賞を受賞しています。
作品は、絵の具に砂を混ぜた独自のマチエールで描かれ、マルク・シャガールの影響を受けた子どもや動物など命あるものをモチーフに詩的で、愛情にあふれた表現が特徴です。
本展では、収蔵作品25点の中から安らぎや暖かみが感じとれる作品16点を紹介します。
《遠い日》 1992
《コーラス》 1993
《海辺》 1988
1917 高松市に生まれる
1932 谷口国介に師事
1937 香川師範学校卒業、以後高松市立小中学校で勤務
1944 山田等に師事
1959 二紀会同人になる
1968 香川県美術展覧会審査員以後4回審査員を勤める
1979 二紀会を退会し、以後無所属となる
1995 塩江美術館に油彩作品12点を寄贈
2004 塩江美術館に油彩作品13点を寄贈
2006 1月4日逝去 (享年88歳)
【主な個展】
1990 「第16回香川の現代作家シリーズ展」香川県文化会館(高松市)
2004 「小林正六展」町立塩江美術館(塩江町・現高松市)
【主なグループ展】
1939 香川県美術展覧会に初入選以後連続出品
1951 二紀展初入選、以後28回出品
1967 香川県美術展覧会招待作家
【主な受賞】
1951 香川県美術展覧会、県教育委員会賞
1958 二紀展褒賞
1994 香川県教育委員会より教育文化功労賞
会期:
2022年8月23日(火曜日)~11月27日(日曜日)
会場:
高松市塩江美術館 常設展示室
休館日:
月曜日(ただし祝日の場合は翌平日)
開館時間:
9時~17時(入室は16時30分まで)
主催:
高松市塩江美術館
観覧料:
【一 般】300円(団体 240円) ※企画展観覧料含む
【大学生】150円(団体 120円)
※高校生以下及び65歳以上の方、身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳所有者は入場無料
※高松市キャンパスメンバーズの学生は、学生証の提示で入場無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
お問い合わせ先
高松市塩江美術館
電話:087-893-1800
○開館時間
9時から17時(入館は16時30分まで)
○休館日
月曜日(祝休日の場合は開館、翌日休館)
年末年始(12月29日から1月3日)