第Ⅱ期常設展「版画を楽しむ」
常設展
会期:2021年8月24日(火曜日)~12月12日(日曜日)
版画は、同じ版を用いて複数の作品を刷ることができることが特徴であるとともに、現在まで多彩な技法により表現領域が広げられてきました。
木版画に代表される凸版、銅版画に代表される凹版、平板(リトグラフ)、孔版(シルクスクリーン)と大きく4つに分類される技法があり、古くから世界各地で作品が制作されてきました。
本展では、収蔵作品の中から、新版画家として大正・昭和期に活躍した川瀬巴水(1883~1957)をはじめ、四国の風景をテーマにした武田三郎(1915~1981)や香川の消えゆく情景を版画に残した辻一摩(1932~)、1950~1960年代に渡米し活躍した猪熊弦一郎(1902~1993)、川島猛(1930~ )などの日本人作家、田園風景など印象派として活躍したカミーユ・ピサロ(1830~1903)や鋭角なフォルムと描線が特徴のベルナール・ビュフェ(1928~1999)などの外国人作家らの作品併せて、26点を紹介し、版画の世界を楽しんでいただきます。

《石鎚山の朝》 1979 武田三郎

《蓄音機》 1958 ベルナール・ビュッフェ
『幻想旅行』より

《西瓜》 1997 池田利夫
展覧会基本情報
会期:
2021年8月24日(火曜日)~12月12日(日曜日)
会場:
高松市塩江美術館 常設展示室
休館日:
月曜日(ただし祝日の場合は翌平日)
開館時間:
9時~17時(入室は16時30分まで)
主催:
高松市塩江美術館
観覧料:
【一 般】300円(団体 240円) ※企画展観覧料含む
【大学生】150円(団体 120円)
※高校生以下及び65歳以上の方、身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳所有者は入場無料
※高松市キャンパスメンバーズの学生は、学生証の提示で入場無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
お問い合わせ先
高松市塩江美術館
電話:087-893-1800
