第Ⅰ期常設展「絵肌を見る」
常設展
会期:2021年4月20日(火曜日)~8月15日(日曜日)
※8月31日(火曜日)まで、臨時休館いたします。
本展では、作品の画面に独特の質感を作り出す絵肌(マチエール)に着目して、コレクション作品を紹介いたします。
「絵肌」は、油彩画や日本画、水彩画などの作品をじっくり観察することで見えてくるざらざら、でこぼこしている等の画面の表情のことを指しています。それは、眼で見て確認できるもので、作家や作品の個性を引き立たせる一つの要因になっていることもあります。そこには、制作に携わる作家が、形ある何かをこの世に生みだすための試行を繰り返している姿が見えてきます。また、その視覚効果は、私たちが作品と接した際に作家への想いを巡らせ、忘れがたい印象を残します。
約20点の展示作品の中から作家が、「絵肌」をとおして、作品をどのように見てもらいたいかという意図なども感じとりながらご鑑賞いただければ幸いです。

《逸脱不能なる瞳の中のパトス》1984 岡 啓介

《春の塩江温泉》1993 幡幸太郎

《孔雀》制作年不明 木村景水
展覧会基本情報
会期:
2021年4月20日(土曜日)~8月15日(日曜日)
会場:
高松市塩江美術館 常設展示室
休館日:
月曜日(ただし祝日の場合は翌平日)
開館時間:
9時~17時(入室は16時30分まで)
主催:
高松市塩江美術館
観覧料:
【一 般】300円(団体 240円) ※企画展観覧料含む
【大学生】150円(団体 120円)
※高校生以下及び65歳以上の方、身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳所有者は入場無料
※高松市キャンパスメンバーズの学生は、学生証の提示で入場無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
お問い合わせ先
高松市塩江美術館
電話:087-893-1800
