Step on the snow 三村昌道展
企画展
会期:2020年4月7日(火曜日)~5月10日(日曜日)
※会期途中、臨時休館のため4月21日(火曜日)で終了しました。
本展は、美術大学を卒業後、香川に制作拠点をおき、発表を続けている三村昌道(美術家)の作品をご紹介します。
三村が、2000年の個展「Various Ending Betty Blue」(コバヤシ画廊(東京))で発表したインスタレーションでは、悲劇へと向かうヒロインがいずれも登場するの小説「オートバイ」(アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ著)とフランス映画「ベティー・ブルー」(ジャン・ジャック・ベネックス監督)から、「すべてのものに終わりがあることは避けられないが、そこには絶望だけでなく、ほんの少しではあるが救済がある。」という独自の死生観を表現しました。
この死生観の表現は、雪が降りしきる夜の風景との出会いにより、絵画へと引き継がれます。どこまでも続く暗闇、雪原を交差する動物の足跡と行き止まり。描かれたその情景からは作者自身の喪失感や絶望、そして充足感や安堵などの複雑な心理を読み解くことができます。
作品は、シルバーの絵の具を用いたダイナミックな大作が中心となります。
約20年ぶりの香川での個展に是非ご来場いただき、三村の世界観をご堪能ください。

《Dead Dog FarmⅠ》
2018

《Snow Badges》
2008

《skelton Ⅰ》
2015
展覧会基本情報
会期:
2020年4月7日(火曜日)~2020年5月10日(日曜日)
※会期途中、臨時休館のため4月21日(火曜日)で終了しました。
会場:
高松市塩江美術館 企画展示室
休館日:
月曜日(5月4日(月曜日)は開館、5月7日(木曜日)は休館)
開館時間:
9時~17時(入室は16時30分まで)
主催:
高松市塩江美術館
観覧料:
【一 般】300円(団体240円) ※常設展観覧料含む
【大学生】150円(団体120円)
【大学生】150円(団体 120円)
※高校生以下及び65歳以上の方、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所有者は入場無料
※高松市キャンパスメンバーズの学生は、学生証の提示で入場無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
お問い合わせ先
高松市塩江美術館
電話:087-893-1800
三村昌道 MASAMICHI MIMURA
主な経歴
1965 香川県生まれ
1990 多摩美術大学絵画科油画 卒業
主な展覧会
1996 個展 コバヤシ画廊(東京)
個展 WEATHER REPORT(香川県・高松市)
1998 個展 コバヤシ画廊(東京)
2000 個展 コバヤシ画廊(東京)
2002 神山アーティスト・イン・レジデンス(徳島県・神山町)
グループ展「縁起物」connection 展 ギャラリーアルテ(香川県・丸亀市)
2007 グループ展「川島猛とアートフレンズ」石の民族資料館(香川県・牟礼町)
2008~11 個展 コバヤシ画廊(東京)
2010 個展 劇場「寄井座」(徳島県・神山町)
2012 グループ展 旧藤田外科アートプロジェクト(香川県・坂出市)
2015 個展 劇場「寄井座」(徳島県・神山町)
2016 グループ展 坂出アートプロジェクト「人口の地層と人の夢」(香川県・坂出市)
2017 個展 劇場「寄井座」(徳島県・神山町)
2019 アクリルガッシュビエンナーレ2018入選
現在、香川県立高松工芸高等学校美術科教諭
関連イベント
アーティストレクチャー
内容:
出品作家による作品解説を行います。
開催日時:
4月19日(日曜日) 13:00~(約50分程度)
会場:
塩江美術館 企画展示室
観覧料:
当日の観覧券が必要
ワークショップ「マスキングテープで遊ぼう!」
内容:
大きなロールキャンバスに乗って、マスキングインクとアクリル絵の具をドリッピングし、新しい画面との出会いを体験します。
開催日時:
4月26日(日曜日) 10:00~12:00
場所:
塩江美術館 陶芸館
講師:
三村昌道(出品作家)
対象:
小学生以上(保護者同伴の場合未就学児も可)
定員:
16人
参加費:
1,000円(材料費含)
申し込み方法:
4月7日(火曜日) 9:00より電話にて受付開始。(電話 087-893-1800)
定員になり次第、受付を終了します。
公開制作
内容:
展覧会会期中の土・日曜日に出品作家が公開制作を行います。
時間:
終日(予定)
場所:
塩江美術館 デッキ
観覧料:
無料
