高松アオハルめぐり（広報高松8月号掲載） ※サイドストーリー有

巨大な用紙の上を音楽に合わせて華麗に舞いながら、ダイナミックに毛筆を動かし、仲間とともに作品を作り上げていく「書道パフォーマンス」。
スマイルリンクは、一宮町や香川町で開く書道教室に通う小学校4年生から高校3年生までの子どもたちが活動する書道パフォーマンスグループで、地域のイベントや祭りなどで、パフォーマンスを披露するほか、県内の高校生書道部員が競う「うどん県書道パフォーマンス大会」のキッズ枠にも毎年参加しています。
8回目の参加となった今年は「夢」をテーマに“”と描き、夢に向かって努力し続けることの大切さを力強く表現。スマイルリンクが作る作品は、子どもたちがテーマに合わせて意見を出し合い、それぞれが考えた言葉をつなぎ合わせて一つの作品に仕上げています。
チーム最年長の黒田あおいさん（高3）は「音楽に合わせて踊りながら描くのが難しい。さまざまな年齢で活動しているからこそ生まれる発想が面白くて楽しい」と話すと、長尾さん（小4）は「上級生からは、いろんなことを教えてもらった。見に来てくれた人が笑顔になれるよう、これからも一生懸命練習します」とあどけない笑顔で話してくれました。
迫力ある書道パフォーマンスを披露し観客を魅了するスマイルリンク。これからも仲間と心を一つに、書道の魅力を発信し続けていくことでしょう。